島尻 亮汰
Mitsuri PdM
製造業向け商取引プラットフォーム「Mitsuri」のプロダクトマネージャーとして、プロダクトの開発からマーケティングの戦略立案・実行に至るまでを包括的にマネジメントを行う。著書「SaaSで考えるPLG戦略」
見積もり依頼をメールで行うことは、これまでのビジネス慣習では一般的でした。
しかしメールだと情報の整理や共有において課題が多く、仕事の効率を損なうことがあります。
そこで、製造業専用のマッチングプラットフォーム「Mitsuri」を利用することで、従来のメールよりも効率的で正確な見積もり依頼が可能になります。
まずはメールでの見積もり依頼の課題を確認してましょう。
メールでは、過去のやりとりを探す際に膨大な時間を費やすことがあります。特に、メールの件名が統一されていなかったり、添付ファイルの名前が分かりづらかったりする場合、目的の情報にたどり着くのが一層困難です。
また、複数の企業に見積もり依頼を行った場合、それぞれの条件や回答内容が混同しやすく、ミスが発生するリスクも高まります。
特に大規模なプロジェクトでは、進捗管理や条件比較が手間になることが課題です。
メールを用いた見積もり依頼では、チーム全体での情報共有が難しくなります。
一つのメールを転送するたびに最新情報が分断されるため、誰がどの情報を持っているのかが不明瞭になることが少なくありません。
また、相手の返信で設定したCCが消えてしまうこともあるため、情報伝達で漏れ発生するリスクがあります。
もし見積もり内容に修正が必要になった場合、すべての関係者に再度送付し直さなければならず、情報の一元管理ができないため作業効率が低下します。結果として、誤情報が伝わったり、確認漏れが発生するリスクが高まります。
メールでの見積もり依頼には、挨拶文や定型文の作成が必要となり、迅速に本題に入るのが難しい場合があります。
さらに、やりとりのたびに手動でメールを作成する必要があるため、工数がかさむこともあります。
また、返信が遅れる場合や他社からの回答が揃わない場合、意思決定が遅れ、プロジェクト全体のスケジュールに影響を及ぼすこともあります。
こうした非効率なやりとりは、日常業務において大きなストレスとなってしまうのです。
Mitsuriは、製造業に特化したプラットフォームであり、見積もり依頼のやりとりを効率化するための機能が充実しています。
Mitsuriでは、登録工場全てに一括で見積もり依頼を募集する方法と、特定の工場だけに個別で見積もり依頼を行う2パターンの方法があります。
そのため、広く見積もりを募りたい場合は、一括見積もりで、リピートや取引したい工場だけに依頼を出したい場合は、直接依頼にするなど案件に合わせて柔軟に見積もりを集められます。
そして届いた見積もりから、そのまま発注をボタン一つで行うことができるので簡単です。もちろん発注書も自動作成されるため手間もかかりません。
見積もり依頼やその回答が会社ごとに専用のトークルームで管理されます。過去の依頼内容ややりとりがすべて記録されているため、簡単に確認することが可能です。
さらに、条件や回答内容を他の案件と混同する心配もありません。
Mitsuriでは、プラットフォーム内で進捗状況をリアルタイムに把握でき、チーム全体で情報を共有できます。新たにプロジェクトに加わったメンバーも、過去の履歴をすぐに確認可能です。
見積もり依頼のコピー機能を活用することで、商品名や数量、納期、詳細などを簡単に入力可能。過去に依頼した見積もり依頼も簡単に再募集することができます。
Mitsuriでは、すべてのやりとりがプラットフォーム上で記録されるため、トラブルが発生した場合も確認がスムーズです。
また、工場との取引は直接行う形になるため透明性も確保されています。
複数の工場に依頼を出した場合でも、各工場からの見積もりを一括で管理できます。
これにより、最適な条件の比較が容易になり、意思決定までのプロセスを短縮できます。
見積もり依頼をメールで行うことは、情報整理や共有の観点でどうしても効率が悪い側面がありました。
製造業に特化したプラットフォームMitsuriを活用することで、見積もり依頼から回答までのプロセスをスムーズに行え、ビジネスの生産性を向上させることができます。
見積もり依頼をより効率的に進めたいとお考えの方は、ぜひMitsuriをご利用ください!
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