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Mitsuri通信 - 2025年12月号

2025-12-15

更新

この記事を監修した人

小椋 学

(株)Catallaxy CFO

40代半ばからの金融業界からの転職。製造業について何も知らないところから、恥と汗をかいてもう4年。現場の職人芸や創意工夫に感嘆しながら、ITの力でそれらをサポートできないか日々奮闘。

Mitsuriの2025年11月の活動報告をお届けします。

11月の主要データ

11月は製造業界全体が年末に向けた準備期間に入る時期ですが、Mitsuriでは以下のような実績となりました。

  • 新規登録者数 43社(前月比-12%)、うちサプライヤー登録: 17社
  • 見積もり対応率: 77%
  • 成約率: 51%
  • 平均成約金額: 約86,000円

見積もり対応率は相変わらず80%付近を前後しています。工場登録数は600を超えて増え続けています。また成約率も50%をキープしているので、加工を発注したいユーザーは「Mitsuriであれば決まる」という感覚を持っていただけていると思います。

11/12月は例年公募数が落ち込む時期ではあります。また工場も中国・東南アジアが旧正月前に入る前に発注を完了していて、後は出荷を待つだけ... という消化試合的な時間となりがちですですね。皆様、今年もお疲れ様でした... と言いたいところですが、小さな案件でもぜひ公募して新しい工場とつながりを持っていただければと思います!

プロダクトアップデート

【工場向け】工場マップが検索にも引っかかるようになりました

工場マップはMitsuriに登録している工場の場所が地図上で直感的にわかる仕組みです。たとえば発注ユーザーが「近くに、プレス加工できる工場があればいいのにな」と思った際にまずGoogleなど検索サービスで検索するのではないでしょうか。

工場が自社ウェブサイトを持ち、継続して運用するのも面倒でしょう。一昔前のウェブサイトが長年更新されていなければ、工場のディスブランディングにもなり得ます。Mitsuriを使えば、自社のアピールができるだけでなく検索サービスよりもより直感的に自工場の魅力を発信できます!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000037777.html

AIを使ったサービスのアイデアをください🙇🏻‍♂️

Mitsuriを作っているエンジニアたちはAIが大好きです。MitsuriでもAIを使って何かサービスを考えていますが、なかなかアイデアが出ません。AIを使って何かしらサービスを展開するとすれば、どんなサービスがいいと思いますか? ぜひアイデアください!

https://forms.gle/3JSjLFEAuCU7mTvs7

あとがき

この時期になりますと、様々な方からカレンダーを頂く機会が多いです。若かりしころは「カレンダーもらってもあまり嬉しくないな、せめて焼菓子くらいにしておいてくれれば...」なんて生意気なことを考えていたものでした。しかしこのお仕事に関わるようになってから、少し考えが変わってきました。カレンダーはその機能だけ見ればスケジュールの確認をするものですが、カレンダーをお仕事で付き合いのある関係者に「手渡す」という行為そのものに意味があるのだろうと。

製造業を取り巻く環境は激変しています。ウクライナ戦争や関税など、原材料費高騰と政情不安で大変な1年でした。一方で円安のおかげか、かつては中・韓に持っていかれた金型業に日本回帰の兆しがあったりしました。とはいえ製造業はどこまでいっても装置産業なので、利益を出すために削れる経費には限りがあります。Mitsuriで新しい顧客を開拓しつつも、これまで付き合いのあったお客様にはますますお引き立ていただかねばなりません。

そんな中でカレンダーを手渡すという行為には「来年も弊社のことを忘れず良い関係が続けられますように」という強い意志がこもっています。焼き菓子は食べればなくなってしまいますが、カレンダーを一度使い始めれば当面は使うでしょう。年末年始のカレンダー贈答には、年賀状以上の重みを感じます。

とはいえ、いくつもカレンダーを壁に掛けられないのが悩みなのですけれど。

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