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製造業の仕事依頼方法は3種類ある|従来型・一括見積・マーケット型の違いを解説

この記事を監修した人

島尻 亮汰

Mitsuri PdM

製造業向け商取引プラットフォーム「Mitsuri」のプロダクトマネージャーとして、プロダクトの開発からマーケティングの戦略立案・実行に至るまでを包括的にマネジメント行なっている。著書「SaaSで考えるPLG戦略」

製造業の仕事依頼方法は、大きく分けて「従来型」「一括見積型」「マーケット・公開募集型」の3種類に整理できます。それぞれ仕組みや向いている案件が異なり、選び方を誤るとミスマッチや無駄な調整が発生しやすくなります。
Mitsuriは、この中でマーケット・公開募集型に分類される製造業向けマッチングプラットフォームです。

製造業では長らく、特定の取引先との継続的なやり取りを前提とした依頼方法が主流でした。しかし、案件内容の多様化やスピード要求の高まりにより、従来のやり方だけでは対応しきれない場面も増えています。まずは、現在使われている依頼方法を整理することが重要です。

最も古くから使われているのが、FAXやメールによる個別依頼です。発注側が取引先に直接連絡し、条件をすり合わせながら進める方法で、信頼関係がある場合にはスムーズに進みやすいという特徴があります。一方で、新規開拓には向かず、対応可否や価格感が分かるまでに時間がかかりやすいという側面もあります。依頼先が限られるため、比較検討が難しい点も課題です。

次に広まったのが、一括見積サイトを利用する方法です。依頼内容を入力すると、複数の工場から見積が届く仕組みで、短時間で価格比較ができる点が特徴です。ただし、条件が十分に伝わらないまま見積が集まりやすく、結果として価格競争に寄りがちになる傾向があります。見積後の調整負荷が高くなるケースも少なくありません。

そして近年注目されているのが、マーケット・公開募集型の依頼方法です。この方法では、発注側が依頼内容を公開し、それを見た工場が自社の技術や稼働状況を踏まえて対応可否を判断します。発注側から一方的に声をかけるのではなく、工場側が能動的に参加する点が特徴です。そのため、最初から条件の合わないやり取りが減りやすくなります。Mitsuriは、このマーケット・公開募集型を採用した製造業向けプラットフォームです。依頼内容を公開することで、対応可能な工場のみが見積や提案を行うため、検討の精度を高めやすくなります。FAXや一括見積と比べて、前提条件を共有した状態でやり取りを始めやすい設計になっています。

マーケット型の基本的な流れは明確で、まず発注側が製作内容や条件を登録します。次に、その内容を確認した工場が、対応可能な場合にのみ見積や提案を行います。最後に条件が合致すれば取引が成立します。
この流れにより、無理な調整や行き違いを減らすことができるのです。ただし、すべての案件にマーケット型が最適とは限りません。既存取引先との継続案件や、細かな仕様調整を重ねる量産案件では、従来型の依頼方法が適している場合もあります。一方で、新規開拓や単発案件、条件整理から始めたい相談では、マーケット型が機能しやすい傾向があります。よくある疑問として、「一括見積と何が違うのか」という点があります。結論としては、工場側の関与の仕方が異なります。一括見積は発注側主導で見積を集める仕組みですが、マーケット型は工場側が条件を見て判断するため、最初の時点でのズレが起こりにくくなります。

製造業の仕事依頼方法は、目的や状況に応じて使い分けることが重要です。マーケット・公開募集型は、その中でも取引の入口を整理し、無駄なやり取りを減らすための選択肢の一つです。
Mitsuriは、この考え方を前提に設計された製造業向けプラットフォームなのです。

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