島尻 亮汰
Mitsuri PdM
製造業向け商取引プラットフォーム「Mitsuri」のプロダクトマネージャーとして、プロダクトの開発からマーケティングの戦略立案・実行に至るまでを包括的にマネジメントを行う。著書「SaaSで考えるPLG戦略」
外注先との関係は、製造業の競争力に直結します。
しかし、近年では事業承継や経営難から、長年の外注先が廃業するケースも少なくありません。
このような時代だからこそ、単に外注先を探すのではなく、外注先を「育てる」ことも重要です。
この記事では、製造業が外注先を育成し、強固なパートナーシップを築くためのアプローチを紹介したいと思います。
従来、外注先は「探すもの」と考えられてきました。しかし、同条件の外注先を一朝一夕に見つけるのは難しい現実があります。
「育てる」とは、外注先が自社の製品やプロセスに馴染み、共に成長していく関係を築くことです。
技術力や対応力を時間をかけて引き出し、外注先のポテンシャルを最大限に活用する取り組みを指します。
まずは、どのようなスキルや設備、サービスが必要かをリストアップしましょう。
また、自社製品や工程の特殊性を外注先が理解できるよう、詳細な手順書や図面を作成することが欠かせません。これにより、外注先は初めての仕事でも適切に対応できます。
今お付き合いのある外注先に協力を依頼し、製造工程のコツや注意点を教えてもらいましょう。その情報を新しい外注先と共有することで、スムーズな立ち上げが可能になります。
新たに見つけた外注先には、小規模な作業から依頼を始めましょう。お互いの仕事の進め方を確認しながら、徐々に難易度の高いプロジェクトを任せていくことで、信頼関係を構築します。
新しい外注先を育てるには、時間や予算が必要です。
手順書の作成や試作のための費用はコストではなく、将来のビジネス基盤を構築するための投資です。
焦って価格交渉を行うのではなく、外注先の成長を支援する姿勢を示すことが大切です。
外注先の探索や育成には、適切な情報共有とスムーズな取引が欠かせません。製造業向けプラットフォーム「Mitsuri」を活用すれば、以下のメリットが得られます:
外注先は「探す」から「育てる」へ。
製造業が外注先とより良い関係を築くためには、単に条件に合う会社を探すのではなく、自社のパートナーとして育てていく視点が重要です。
そのプロセスには手間と時間がかかりますが、その先には新たな競争力が生まれます。
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