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継手とは?種類や形状等を解説!

金属部品 | 2021年04月22日

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継手とは、配管同士を接続する際に使用する部品の総称を指します。継手は、私たちの身近なところにおいて、非常に幅広い用途で利用されています。例えば、住宅などの建物の設備に欠かすことができない水道には、多くの配管が使用されており、配管と同様、継手も多く使用されています。他にも、工場やプラント設備のパイプラインなどにおいても、多くの配管や継手が必要となります。

今回は、この「継手」をテーマに、継手とは何かという説明からはじめ、継手の形状や種類について、それぞれ詳しく解説します。継手について知識を深めたい方や、これから継手の購入を検討されている方は、ぜひご一読ください。

参考:継手の加工を得意としている工場3選!最適な素材や加工事例についてもご紹介!

継手とは

継手とは、バルブと管を接続したり、管と管を接続し延長する配管部材を指します。さらに、継手は、配管ルートの曲げ方向を変えたり、管路を合流・分岐させたりすることができます。

その他にも、配管の太さを変えたり、配管を塞ぎ流れを止めたり、またバルブなどの機器との接続や脱着をしやすくするなど、非常に多くの機能を果たします。

このように、継手は、非常に多くの役割を担っており、私たちの生活において欠かすことができない部品の一つとなっています。

継手の用途としては、給湯・給水分野や排水分野などの水回りでの使用のほか、産業設備、各種造船、またプラント設備などの各種工場、また消火活動などの防災分野など、幅広い分野において利用されています。

継手の形状

次に、継手の形状について見ていきましょう。

上述した通り、継手には非常に多くの役割があります。そのため、各役割に応じてさまざまな形状の継手が存在します。下表に、一般的な継手の形状についてまとめました。この表からも、用途に応じてさまざまな継手の形状があることが分かります。

<一般的な継手の形状>

以下、継手の各形状について、代表的な4つの用途に分けてそれぞれ見ていきましょう。


1.配管を延長する継手

配管の長さを延長する継手には、主に以下の2種類の継手が用いられます。

ソケット

ソケットは、同じ太さの直管同士を連結するための継手です。一般に外ネジ同士での接続を行います。

ニップル

ソケット同様、ニップルも同じ太さの直管同士を連結するための継手です。一般に、内ネジ同士での接続を行います。


2.配管を曲げる継手

配管を曲げて流体の流れを変える継手には、主に次の継手が用いられます。

エルボ

エルボは、上図に示した通り、L字形をした継手で、配管同士をつなげ流れの向きを変えたい時に利用されます。エルボの角度には、45度、90度、180度などさまざまで、用途に応じて選定されます。


3.配管の太さを変える継手

配管の太さを拡大させたり、縮小させたりする継手には、主に以下の2種類の継手が用いられます。

レジューサ

レジューサはインクリーザーとも呼ばれ、太さの異なる配管同士の接続に利用されます。複数のレジューサを用いて、徐々に配管の太さを調整することもあります。

ブシュ

ブシュはブッシングとも呼ばれ、レジューサ同様、太さの異なる配管同士の接続に利用されます。一般に、外ネジと内ネジでの接続を行います。


4.配管を分岐させる継手

配管を分岐させる継手には、主に以下の2種類の継手が用いられます。

ティー

ティー(T)は、チーズとも呼ばれ、アルファベットのT字の形状を持つ継手です。配管を連結させ、流体の流れを1方向から2方向へと分岐するために利用される継手です。

クロス

クロスは、配管を三方に分岐するために利用される継手です。

継手の種類

最後に、代表的な4種類の継手について、それぞれの特徴をご紹介いたします。


黒継手

黒継手は、可鍛鋳鉄でできた継手です。可鍛鋳鉄とは、溶融させた鋳鉄を急激に冷やし、焼き鈍し処理を施した金属です。冷温水、冷却水、消火用水、蒸気、ガス、空気、油など、さまざまな流体の使用が可能で、幅広い分野で利用されている継手です。


白継手

白継手は、前述した黒継手の表面に溶融亜鉛メッキ加工を施した継手です。メッキ加工により、黒継手と比較してより耐腐食性が高い継手となっています。工業用水、冷温水、冷却水、消火用水、ガス、空気、油など、黒継手同様、さまざまな流体への使用に適した継手です。


ステンレス継手

ステンレス継手は、その名の通りステンレス製の継手です。ステンレスの優れた耐腐食性を活かして、特に工場やプラントなどの分野において広く利用されている継手です。


黄銅製継手

黄銅製の継手は、特に水洗トイレの給水管や洗浄管などに利用されることが多く、私たちの生活の身近な所で広く活躍している継手となっています。

参考記事

こちらの記事では、黄銅について、その特性や用途、また黄銅に関する歴史など、幅広い内容について詳しく解説しています。黄銅についてより知識を深めたい方は、ぜひご覧ください。

【黄銅とは?】特性や用途について専門家が詳しく解説!


継手の見積り依頼ならMitsuri

今回は、「継手」をテーマに、継手とは何かという説明からはじめ、継手の形状や種類について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。継手の形状、またその種類は多岐に渡ります。そのため、使用する場所や用途などに応じて適切な継手を選定することが非常に大切となります。また、継手の加工をメーカーに依頼する際には、メーカーによって対応できる材質や継手の種類などが異なりますので、事前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。

継手の加工を依頼できるメーカーをお探しの際には、ぜひMitsuriにご相談ください。日本全国で250社以上の企業と提携しているため、きっとご希望に沿うメーカーが見つかるでしょう。Mitsuriでのお見積りは完全無料・複数社から可能です!継手の加工でお困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人
<a href="https://catallaxy.me/" class="u-link-theme">株式会社Catallaxy</a>

株式会社Catallaxyは "未来の製造業をつくる" をミッションに掲げ、製造業における従来のサプライチェーン/バリューチェーンの刷新を目指しています。記事内容に関するお問い合わせはこちらへ。

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