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デザイナー必見!ステンレスの切り抜きロゴプレートを発注する際の注意点
2024-02-28
デザイナーの皆様にとって、金属を使用したデザインというと、サイン看板やロゴプレートは欠かせない要素であると思います。
金属加工には多くの制約があり、デザインした通りに依頼を進めることが難しい場合も少なくありません。
今まででこのような経験をしたことはないでしょうか?
- 加工ができない箇所を教えてもらえず、ただ断られるだけ
- デザイン通りのものを製作しようとすると予算を大幅に超えてしまう
このようなことを避けるために、加工工場の立場から、依頼がスムーズに進むためのコツと注意点をご紹介します。
- 全体のサイズおよび文字のサイズを正確に指定する
- 文字の切り抜きを詳細に指定する
- カットラインを細かくせず、細長い形状は避ける
- 塗装色はマンセル値または日塗工色で指定する
- aiファイルのみではなく、DXFファイルも準備する
1.全体のサイズおよび文字のサイズを正確に指定する
見積もり段階でも、加工検討段階でも、全体のサイズと文字のサイズを必ず指定しましょう。
全体のサイズを指定することで、必要な材料が確保できるか、また材料費を計算することができます。文字のサイズについては、実際に加工が可能かどうかを判断するために重要です。
下図のように、全体のサイズと文字のサイズを必ず記載しましょう。
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2.文字の切り抜きを詳細に指定する
文字を切り抜くのか、印刷や塗装で表現するのか、明確に指定しましょう。これにより、単価や加工の可否が変わってきます。
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3.カットラインを細かくせず、細長い形状は避ける
看板やロゴプレートは金属の板を使用しているので、基本的に板金加工で加工します。
板金加工では、現在はレーザーで金属の板をカットするのが主流です。文字の切り抜きや複雑な曲線も、レーザーでカットすれば綺麗に仕上がります。しかし、レーザーカットには加工上の制約があり、切り抜き部分が細長過ぎたり、細かなギザギザがあると、レーザーの熱により溶けてしまうトラブルが発生することがあります。
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参考記事:【図解】板金加工で切断できない形状とは?難しい理由と共に解説!
下図で難しい例と加工しやすい例を紹介します。
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4.塗装色はマンセル値または日塗工色で指定する
塗装色の指定は、「赤」「青」のような一般的な色名ではなく、マンセル値や日塗工の番号で行いましょう。もし難しい場合は、カラーコードを使用しても問題ありません。
参考記事:金属加工の塗装の依頼方法のコツ!
5.aiファイルのみではなく、DXFファイルも準備する
工場ではaiファイルに対応していない場合や、対応可能なPCが限られているためスムーズに作業できないことが多々あります。
aiファイルがあれば文字の形状や色を確認できると考えられがちですが、実際にはaiファイルの対応が作業の幅を狭めてしまうことがあります。aiファイルに加えて、DXFファイルも準備しましょう。
参考記事:aiファイルをDXFファイルに変換する方法
Mitsuriでは、デザイナーの皆様にもご利用いただいております。
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