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検査成績書について解説!サンプルもご紹介!

検査成績書とは、どのような書類なのでしょうか。

金属加工を依頼する時に、検査成績書が必要かどうかわからず困っていませんか。検査成績書には、具体的にどんなことが記載されているか知りたい人も多いでしょう。

検査成績書とは、品質管理に関わる書類です。そのため、納品時に添付されることがあります。また、納入時に添付される書類にはミルシートというものもあり、混同してしまうこともあります。

この記事では、検査成績書が何の書類で、どんなことが記載され、依頼した金属加工の納品に必要なのかご紹介します。混同されやすいミルシートとの違いも解説します。

ぜひ、検査成績書について知るための参考にしてください。

検査成績書とは

検査成績書とは品質管理書類のひとつです。簡単に言うと、出来上がった製品の品質が良質であるかどうか証明する書類になります。

検査成績書には、三次元測定器・デジタルノギス・デジタルマイクロメーター・工具顕微鏡・ピンゲージ・ねじゲージなどを使用し、納入した製品を検査したデータが記載されます。

依頼主は納品された製品が、依頼通りの寸法に仕上がっているか、JIS規格や自社の規格などに合っているか、注文ロットに間違いがないかなどを検査成績書で確認することができるのです。

検査成績書は納品時に添付される?

検査成績書は、注文した製品が納品される時に必ず添付されている書類ではありません。納品時に製品に添付してくれるメーカーがあったり、添付の依頼が必要なメーカーがあったり、別途料金が発生したりすることもあり、会社により検査成績書の対応はまちまちです。

見積もりを依頼する時に、検査成績書の添付依頼や検査仕様、発生料金についても訪ねておくと良いでしょう。

金属加工の依頼で、検査成績書付きの製品が欲しい場合、Mitsuriにお任せください。図面をアップロードするだけで、日本全国の対応できる工場から見積が届きます!

 

検査成績書とミルシートの違い

検査成績書と同じように、工場が製品製造後に発行する書類にミルシートというものがありますが、これは検査成績書とは別のものです。

検査成績書は出来上がった製品の品質に関する書類ですが、ミルシートは製品に使われている素材についての書類です。

ミルシートの正式名称は鋼材証明書といい、金属の素材の材質が記載された証明書です。

素材に含まれる炭素・ケイ素・マンガン・リン・硫黄・銅・クロムなどの化学成分に加え、機械的性質、注文ロット毎の規格値と製造実績値が記載されています。

参考記事

ミルシートについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

ミルシートについて解説!内容や材料証明書との違いについてもご紹介

検査成績書の内容

各メーカーには、独自の品質管理体制があり、決められた検査手順書を基準にしてそれぞれの検査を行うため、メーカーにより検査成績書の内容には違いがあります。また、同じメーカーでも、作る製品によって検査方法や検査機器、検査治具が違うこともあるため、同じ検査成績書とは限りません。

基本的に、依頼主が指示する検査内容に合わせたり、製品に合わせて適した検査内容をメーカーから提案してもらったりすることで、検査方法を決定して検査成績書を作成することになります。

このように、事前に検査方法や確認判定基準を打ち合わせておき、検査成績書を作成することが多いです。

しかし、納入された製品に検査成績書が添付されていても、記載内容がわからなければ困ってしまいます。

そこで、検査成績書によく記載される主な検査を2つ解説します。

1.外観検査

外観検査とは、製品の外観に付着する異物や汚れ、傷、バリ、欠け、変形などがないか、欠陥の有無を検査することです。検査方法は、目視での検査が主流ですが、製品によっては、ルーペや顕微鏡、マイクロスコープを使用することもあります。

金属加工の製品の外観で検査する点は、以下のようなところです。

外観検査のポイント

  • ベアリング

サビ、腐食、線傷、へこみ、打痕、空気孔(巣)など

  • ボルト・ネジ

バリ、割れ、クラック、変形、寸法ズレ、異品種や未加工品の混入など

  • 溶接

アンダーフィル、アンダーカット、割れ、空気孔(巣)、気泡、ピット(溶接部の小さな穴やへこみ)、スパーク跡、焼け残りなど

2.寸法検査

寸法検査とは製品の寸法を測定し、測定値が公差内であることを確認します。設計段階より基準寸法には、最大許容寸法と最小許容寸法が設けられていています。公差内というのは、この上限から下限内の許容される誤差内にある寸法ということです。

●接触寸法計測と非接触寸法計測

寸法検査には、接触寸法計測と非接触寸法計測があります。接触して測定できる製品もあれば、接触できない製品もあるからです。加えて、接触寸法計測は目視で行うため、計測者の個人差も発生し、ワーク数によっては目や肩疲れてくるということも起きます。そこで、高精度に効率よく測定できる非接触計測が普及してきています。

接触計測は、主にノギスなどで、内径・外径・長さ・高さなど計測します。

非接触寸法計測には、顕微鏡や投影機がありますが、省工数で短時間に計測できる画像測定器や3次元測定器の計測も増えてきました。

画像測定器は、CNC制御で高精度な測定を高速で自動に行える機器です。生産のFA化とともに発展した測定器になります。

一方、3次元測定器は、画像測定器の2Dと違い3Dで測定する機器です。製品に接触子を当て縦・横・高さの3Dの座標を得ることで、寸法だけではなく位置関係・輪郭形状・幾何偏差などまで高精度に測定できます。

3次元測定器で測定した3次元寸法のデータを基に、3Dプリンタを使った試作品を製作することも可能です。

記載項目

検査成績書には、品名・検査年月日・ロットナンバーなどが記載されます。

寸法検査の項目は寸法・基準値・公差・検査に使用した測定器などで、それぞれに測定値やデータが記載されます。外観検査には「良」や「問題なし」などが記載されます。

検査成績書のサンプル

引用元:株式会社日東精密

実際に目にする検査成績書は、上の画像のようなものです。しかし、検査成績書に記載されるデータ内容は検査方法や検査基準により異なるため、どのメーカーのどの製品も同じという訳ではありません。一例として参考にしてください。

検査基準書

引用元:株式会社日東

各メーカーの管理体制において、上画像のような検査基準が書かれた検査基準書があり、これを基準に検査されたデータが載っている書類が、検査成績書です。

検査成績書はどんな書類で、記載内容や納入する金属加工製品にどう関わるのかをご紹介しました。検査成績書を見れば、希望通りの出来栄えの規格に沿った製品が、注文ロット通りきちんと納品されたかどうかわかります。

不良品やクレームが発生しない、信頼いただける高品質な製品を作るため、品質管理にはどの加工会社も注力しているところでしょう。独自の品質管理体制を構築し、様々な測定器を使用し、質の向上を目指して精進しているメーカーも多いです。

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。
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