錆びにくい金属について解説【錆びない金属はありません】

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錆びにくい金属について解説【錆びない金属はありません】

引用元 : 上村工業株式会社 - UYEMURA

日常生活で使用している金属は、だんだんと錆びてきてしまうものです。多くの金属が必要なタイミングでサビ落としをする必要があります。

しかし、金属のサビ落としの作業は大変なイメージがあると思います。そのため、できるだけ錆びないようにしたいと思うのではないでしょうか?

今回の記事ではその対策となる少しでも錆びにくい金属について紹介していきたいと思います。

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錆びない金属はありません

冒頭でも説明したように、金属というものは使用しているうちに錆びてきてしまうものです。使用する限り全ての金属は錆びてしまいます。自転車のチェーン、ネジなど日常のいたるところで見るかと思います。

皆さんも生活の中で錆びていない金属よりも錆びてきてしまっている金属を見ることの方が多いのではないでしょうか?

これは金属の性質上どうしようもないことです。

しかし、なぜ錆びてしまうのかを正確に理解している人は少ないのではないでしょうか?


金属が錆びる理由

引用元 : アーキテリアル.jp

ここからは少し錆びについて深掘りしていきたいと思います。

上記の画像のように、錆びには様々な種類があり、中には錆びだとわかりにくいものまで多くあります。

ではこのような錆びはどうして生まれてしまうのでしょうか?

錆びは金属と酸素、水によって酸化が起きることで発生してしまいます。

学校の理科の授業などでイオンについての実験を行いおそらく皆さん一度は経験しているかと思います。これを腐食といい、これにより発生する腐食生成物を錆びと呼んでいます。この腐食は身近なところですと、電池にこの仕組みを使用したりもしています。

この腐食で起きる事例はこのようなものがあります。

錆びの事例

・錆びが発生し、固定していたパーツであるボルトにヒビが入っていた。

・パーツを固定していたはずのネジが割れていた。

錆びは大きく見えるところ以外にもこのような細かいところにも現れてしまいます。そのため、錆びによる事故なども起きてしまうことがあります。

このことからも、安全面も含めて少しでも錆びにくいものを使うことの重要性がわかるかと思います。



金属加工でよく使われる錆びにくい金属3選

金属の錆びの原因や錆びにくいものを使用する重要性はわかって頂けたかと思います。そして、錆びにくい金属には3つの特徴があります。

錆びにくい金属の特徴

1.錆びに強く、腐食しにくい金属

2.不動態皮膜が金属の表面に形成され、錆びにくくなる金属

3.腐食して生まれた錆びが表面で止まり錆びの進行が止まる金属

このような金属が錆びにくい金属の特徴としてあげられます。

次に、金属加工においてよく使用されている錆びにくい金属について紹介していきます。


ステンレス

「stain less」という名前の通り、錆びに強い金属の代名詞と言えます。

ステンレスは主成分の鉄にクロムを混ぜることで不動態皮膜を作り、これによって錆びに強くなっています。この不働態被膜が損傷した時もすぐに他のクロムと空気中の酸素が化合し、補修されます。

また熱に強く、加工がしやすく強度もあります。そのためステンレスは金属加工の中でも優れた面を持っています。

主な用途としては、錆びにくいことからもキッチン周りで多く用いられています。また、他にも洗濯機のドラム、最近では包丁などにもステンレス製のものがあります。

しかし、ステンレスにはもらい錆びというものがあります。これは他で発生した錆びが付着してしまうことで錆びが進行しやすくなってしまうものです。

対策としては、付着している錆びを落としてあげることです。

これにだけ注意していれば、ステンレスは長く使えるとても優れた金属であることには間違いありません。


チタン

チタンもステンレスと同じく、不動態皮膜によって錆びにくい金属となっています。

金属として加工した時に綺麗で、軽く、金属アレルギーが出ないなどの個性もあります。

このことからも様々な用途に合わせて加工されています。主な加工物としては、自動車、飛行機などのパーツ、ネックレスなどのアクセサリーなどが挙げられます。

チタンは日用品のパーツや医療に至るまで幅広い領域で使用されています。

またステンレス、チタンの共通点として、どちらもリサイクルが可能という点が挙げられます。どちらも環境面においても優しい素材と言えます。


アルミニウム

アルミニウムの大きな特徴はその軽さです。またアルミニウムは錆びが白い膜となって発生します。そしてこの膜によって、それ以上の錆びを防ぐという特徴も持っています。

普段私たちが使用する1円もアルミニウムで出来ています。1円が長期間にわたり多くの人の手を渡っているにも関わらず錆びて使用できなくなることが少ないのは、これが理由となっています。

軽さ、錆びにくさなどから日常生活では網戸のサッシや物干し竿などで使用されています。


以上、紹介した3種類の金属は、他の金属と比べ錆びにくいことが大きな特徴です。そして、それに加えてそれぞれ、耐熱性、軽さなど特徴が様々にあります。そのため、多岐にわたる用途に合わせて、錆びにくいこれらの金属が多く用いられています。



まとめ

今回は錆びにくい金属について紹介しました。どの金属も、決して錆びないわけではありませんが、ステンレスやチタン、アルミニウムなど、錆びにくい金属を適切な場所に使用することで、私たちは様々な製品を安心して使うことができます。

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