染谷 ひとみ
Mitsuri Media管理人
精密板金加工工場のインサイドセールスとして加工と寸法の提案をしてきた経験を経て、製造業の知見と楽しさを提供している。 幼少期からモノの構造を理解するのが好き。JAPAN MENSA会員。
WEB上で仕事を依頼されるためには、WEBページの充実が大切です。
金属加工業界の従来の営業方法は、発注者になりそうな企業へ直接足を運んだり、展示会での集客を試みます。もちろん、ホームページをしっかり作ることも従来より大切な営業方法です。
実際のところ、自社のホームページだけでは依頼がなかなか来ず、頭を悩ませている企業も多いのではないでしょうか。WEBからの依頼を受けるためには、自社のホームページ以外にも複数の入り口を設けることが大切です。SNSやプラットフォームにアカウントを登録し、継続利用・継続更新することでWEBからの流入を獲得できます。
今回はこれらのWEBページでのアピールポイントを考える方法とやり方を解説します。
実際にこれから紹介する項目を実践している企業は、数ある金属加工企業の中から発注先として選ばれています。
このページをご覧の方の多くは、展示会に出展した経験がある、または招待されて参加したことがある方でしょう。展示会では、新規顧客を獲得するために自社をアピールしていますよね。
展示会は、実物やトークを通じて「自社の加工能力をわかりやすくアピールする場」です。WEBページでも同様に、写真や文章を使って「自社の加工能力をわかりやすくアピールできるページ」に依頼が来ます。つまり、展示会会場とWEBページは同じ役割を果たしているのです。
従来の営業方法では、お問い合わせが来てから丁寧に対応することで仕事を得ることができました。しかし、昨今ではWEBでさまざまな情報が確認できるため、WEBページに情報が不足していると発注者が安心感を持てず、依頼を躊躇してしまいます。WEBページに訪れた方が依頼までに必要な情報をわかりやすく取得できるように準備しましょう。次の項目からは具体的な方法を紹介します。
WEBページでは何よりも写真が大切です。人は情報を得るときに視覚情報が大半を占めます。具体的には、以下のような写真をアップロードしましょう。
スマホでも簡単にきれいな写真が撮れますので、最近写真をアップデートしていない場合やまだ載せていない場合は写真を更新しましょう。
また、既存の製品の写真を撮れない場合は、展示会と同じように加工能力PR用の部品を製作して載せましょう。
「何ができるか」「何ができそうか」がわからないと、発注者は依頼をためらってしまいます。加工設備の機械名だけでなく、加工できるサイズや重量などを事細かに記載することで、本当に依頼したい人に届きます。
さらに、問い合わせの効率化も図れます。事前に加工情報を公開することで、問い合わせや依頼の内容が加工範囲に沿った具体的なものになり、効率的に対応できるようになります。
現代のビジネス環境では、競争が激化する中で自社を他社と差別化することがますます重要になっています。
特に金属加工業界では、多くの企業が同様のサービスを提供しているため、自社の強みを効果的にアピールすることで、顧客の注目を集めることができます。
強みの一例を紹介します。
自社のホームページだけでは、かなり力を入れないとアクセス数を見込むのが難しい状況です。
実際のところ、多くの企業のホームページは、「企業名」や「地域+加工方法」で検索してもらわないと、なかなかヒットしません。つまり、前提として企業名の認知がなければ、ホームページへのアクセス数も稼げないということです。
ですので、現在も企業名の認知のために、展示会や訪問営業に時間と費用をかけている状態です。もちろんこれ自体が悪いということはありません。ただ、費用や時間を抑えながら企業の認知を図るには、一定のアクセス数がある専門サイトから検索してもらう方が効果的です。
Mitsuriでは、工場がWEB上の名刺として使えるWEBページを提供しています。
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ぜひ今回紹介した方法を活用し、WEBからの仕事の依頼を勝ち取っていただきたいです。
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