カテゴリ

Mitsuriでの受発注の最新の傾向や統計、サービス最新情報を毎月メールにてお届けします。
WEB上での新規取引のコツや活用方法など役に立つ情報も配信しています!

 

金属プレート製作のおすすめの工場をご紹介!板厚ごとの用途についても解説!

この記事を監修した人

金属加工業界最大級のマッチングプラットフォーム「Mitsuri」を手掛ける企業。
「未来の製造業をつくる」をモットーに、製造業DXを推進している。

「金属プレートを製作したいが、どこに頼めばいいのか分からない」

「金属プレートを安く生産したい」

「金属プレート製作のおすすめ工場を知りたい」

このような悩みをお持ちではありませんか?

金属プレートは、自動車・土木・建築などの幅広い業界で使われている材料。取り扱いや加工のしやすい材質に関しては、DIYで用いられることもあります。

金属プレートは、アルミひとつとっても多数の種類があり、それぞれ特徴は異なります。そして、製品の用途に合ったモノづくりをするには、適切な材質を選ばなければなりません。正しく製品を機能させるためにも、加工メーカーのノウハウや技術は必要不可欠とも言えます。

そこで本記事では、金属プレート製作のおすすめ工場をご紹介。また、金属プレートの種類についても併せて解説します。金属プレート製作でお困りの方は、ぜひご一読ください。

金属プレートの種類

アルミ

アルミプレートは、鉄やステンレスよりも軽量でありながら、熱伝導性・導電性・展延性に優れており、加工もしやすい素材です。ただし、アルミの純度が高い材質については、強度が低い点に注意してください。アルミに強度を持たせたい場合は、銅・マンガン・マグネシウムなどの元素を添加して、「合金」にします。

アルミの代表的な材質は、A1050・A1100・A2017・A5052・A6061があります。

A1050とA1100は純アルミ材と呼ばれ、強度は低いながらも、耐食性・溶接性は良好です。

A1100については微量の銅が添加されており、成型加工性と光沢性を併せ持ちます。

A2017は、別名「ジュラルミン」とも呼ばれ、銅と少量のマグネシウムを添加した素材です。純アルミよりも強度を向上していますが、加工性と耐食性に劣ります。

A5052は、マグネシウムを添加しており、耐食性・加工性などに優れた素材です。

A6061は、シリコンとマグネシウムを添加し、強度・耐食性を向上。熱処理をすればSS400とほぼ同等の強度を得られる素材です。

アルミプレート各種の一般的な板厚や用途については、下表にまとめていますので、ご参照ください。

引用元:Mitsuri 金属プレート加工に関して解説!アルミ・ステンレスの板厚に関してもご紹介!

ステンレス

ステンレスはサビに強く、耐熱性や強度にも優れているのが特徴。見た目も洗練されているため、外観を重視したい箇所に採用されることが多いです。

ステンレスは、主にSUS304とSUS430が多く採用されています。

SUS304はオーステナイト系に該当し、延性・靭性・溶接性に優れています。

SUS430はフェライト系に該当しており、熱処理による硬化がほとんどなく、軟質状態で使用される材質です。

また、材質に加えて、2B・HL・#400といった表面仕上げや、縞板(チェッカープレート)と呼ばれる凹凸が付いた種類もあります。

ステンレスプレート各種類の一般的な材質、および用途については下表にまとめていますのでご参照ください。

金属板の名称 一般的な板厚 用途
SUS304 2B t0.3mm~t6mm 一般用材・建材
SUS304 HL t0.5mm~t2mm 建材の一般的な仕上げ
SUS304 #400 t0.8mm~t2mm 装飾品・厨房器具・医療用器具
SUS304 縞板 t2.5mm~t6mm 屋外スロープの床板・階段のステップ
SUS430 t0.3mm~t3mm 建築内装・家庭用器具・厨房器具

参考記事:金属プレート加工に関して解説!アルミ・ステンレスの板厚に関してもご紹介!

金属プレート製作依頼の流れ

依頼出し

まずは、依頼を検討している加工メーカーへ問い合わせましょう。どのような製品を作りたいのか、製品納期や数量はどれくらいなのかを問い合わせ先に相談します。図面があれば、FAXやメールで送付しておくと、よりスムーズに話が進められます。

見積り/業者決定

作りたい製品・正確な納期や数量・細かい要望などを打ち合わせし、業者へ見積りを依頼します。依頼を検討している業者が複数ある場合、相見積りするのがおすすめ。複数社から見積りを取ることで、金額・仕様・性能などの比較が可能です。最後に、業者が決まれば、発注書を送付して正式に依頼します。

このときの注意点ですが、相見積りする際は、相見積りであることを業者に伝えておきましょう。このことを伝えていないと、業者側で事前に準備を行われる場合があり、迷惑をかけてしまう恐れがあります。結果的に発注を依頼しなかった業者に対しても、きちんと断りの連絡を入れておくことで、今後の付き合いも円滑に進められます。

加工・検査後納品

発注ができ次第、業者側で材料の手配や加工がスタートします。製品の完成後は、事前に打ち合わせていた仕様に基づき、業者にて品質や寸法の検査が行われます。製品の受け取り後は、間違いがないかを確認するために、依頼者側でも数量のチェックや検品をしておきましょう。

金属プレート製作の見積りは、Mitsuriでも承っています。見積りは完全無料かつ、複数社から可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

金属プレ―ト製作のおすすめ工場①【株式会社YTK】

引用元:株式会社YTK

①会社概要

所在地(本社):大阪府東大阪市新家西町21番34号

所在地(東京支店):東京都荒川区西日暮里5丁目26番8号スズヨシビル3階

所在地(大阪支店):大阪府大阪市中央区北浜 2丁目3番9号

TEL:03-6706-2841

FAX:03-6706-2840

設立:2019年

加工:切断、曲げ、溶接、塗装など

素材:鉄、アルミ、ステンレスなど

HP:http://www.k-ytk.co.jp/

②会社の紹介

株式会社YTKは、大阪府東大阪市に本社を構える金属加工メーカー。東京都荒川区にも支店があり、西と東どちらにも柔軟に対応できる企業です。アルミやステンレスなどの材質を用いて、大型ダクトや高層建築物に使われる貫通枠を数多く生産。そのほかにも、電気設備・交通・プラントなどの多方面への対応も受け持っています。

③メリット・デメリット

株式会社YTKでは、現場実測から始まり、設計・製図・納入・施工までを一貫して対応。強度解析や強度計算書の提供も行っているので、安心して依頼できます。また、プレートへの印字に対応しているのも嬉しいポイントです。

ただし、設計から施工までを全て依頼すると、そのぶん費用もかかってしまう場合もあります。また、基本的にはオーダーメイド品を扱っているため、大量生産を検討している方は対応可能か問い合わせておきましょう。

④製品紹介

株式会社YTKでの製品例はこちらです。

①貫通枠

②ラックカバー

③ワイヤリングダクト(取手付き)

金属プレート製作のおすすめ工場②【株式会社シモノ】

引用元:株式会社シモノ

①会社概要

所在地:石川県能美市浜開発町丙53-1

TEL:0761-55-0139

FAX:0761-55-1030

創業:1931年

加工:マシニングセンタを利用した切削加工、白アルマイト処理

素材:アルミ

HP:http://www.e-shimono.jp

②会社の紹介

株式会社シモノは、石川県能美市に位置するアルミ専門加工メーカーです。豊富な最新加工設備を有し、高品質かつ高精度の製品を生産しています。主に製作している分野は、医療・食品加工・太陽パネル分野など。見積りは無料で、営業日であれば問い合わせも24時間受け付けています。

③メリット・デメリット

アルミ加工に特化した最新の設備を16台導入していることから、高品質・高精度の加工が可能です。材料の調達も、豊富なネットワークにより素早く行い、業界屈指の短納期も実現。加工は主にマシニングセンタを利用しており、小ロットの製作にも対応できます。

ただし、アルミ加工を専門としているため、他の素材の加工には対応不可な点には注意してください。

④製品紹介

株式会社シモノでの製品例はこちらです。

アルミプレート加工品①

アルミプレート加工品②

アルミプレート加工品③

金属プレート製作の見積り依頼をするならMitsuri

金属プレートの材料で主に使用される、アルミ・ステンレスは、表面処理や材質によって特徴や用途が異なります。用途によっては、高い加工精度や品質を要する製品もあるため、信頼できる加工メーカーへ依頼することが大切です。

気になる加工メーカーを見つけたあとは、ぜひ気軽に相談してみてください。製作する上で不明な点や、改善のポイントを相談すれば、より良い製品を作ることができます。

広告バナー

Mitsuriでどんな取引が行われている?
新しい機能を使ってどう新規取引につなげる
‍そんな疑問に毎月メールでお届けします

 
新着記事