フレーム製作のおすすめ工場3選!フレーム活用のメリットについてもご紹介

製作 | 2020年09月23日

引用元:株式会社セキネ

「部品供給棚が大量に必要だ」

「工作機械のフレーム作りを外部に依頼したい」

「現場の作業台が欲しいけど、社内のリソースがない

生産現場に携わる方で、このような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。フレーム製作は、簡易的な作業台や生産設備のフレームなどがあり、幅広い分野で使用されています。フレームを社内で制作する場合、多くの工数と人員が必要なため自社制作は難しい場合もあるでしょう。

そこで、おすすめなのがフレーム製作を中心に行っている業者への外注です。ただ、初めて依頼を出す場合、どのような業者へ発注すればいいのか悩むこともあると思います。

今回はフレーム製作を得意としているMitsuri厳選の企業を3つご紹介します。フレーム製作のメリットや、依頼時の注意点なども解説するので、ぜひ参考にしてください。

cta


フレームとは

引用元:株式会社古澤製作所

フレームとは、製缶板金加工で作られる製品のひとつです。フレームは幅広い分野に使用されており、産業用の各種機械装置や工作機械、生産現場の作業台やコンベアなどの「骨子(骨組み)」になるものです。

フレーム製作を行う場合、用途によって使用する素材が異なります。機械装置や工作機械で使用されるフレームは、機械稼働時の衝撃などに耐えられる強度が必要です。そのため、鉄やステンレスなどの素材自体の強度が高いものが用いられています。

一方、作業台やコンベア、部品供給棚などはアルミニウムを用いたフレームが多いです。アルミフレームは、軽量なうえ、剛性が高く、振動などに強い特徴があります。また、ホームセンターでも気軽に手に入ることから、DIYにも使われます。そのほか、家庭用のラックやテーブルなどにも使用される汎用性の高い材料です。

参考記事

アルミフレームについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてください。

アルミフレームとは?種類やメリット、活用事例を解説!



フレームのメリット

引用元:株式会社エステーリンク

フレーム製作のメリットとしては、フレームを作ることで高い剛性が得られるという点です。多くの場合、フレーム内部には電子機器や電子機械をはめ込みます。そのため、衝撃に耐えられるような強度が必要です。フレームで囲むと、はめ込んだ電子機器などを守ることができます。

そのほか、フレームには以下のような役割があります。

フレームの役割

  • ・防塵対策

  • ・耐圧対策

  • ・衝撃対策

  • ・防水対策


フレーム製作の流れ

引用元:unsplash

初めてフレーム製作を依頼する場合、どのような流れで納品されるのかわからない方もいるでしょう。ここでは、実際に業者へ依頼する場合の流れを大きく4つに分けて解説していきます。


1.見積り依頼/業者選定

まずは見積り依頼をするために業者を選定しましょう。業者によって得意としているフレームは異なります。たとえば、工作機械などのフレーム製作を依頼する場合は、鉄やステンレスによるフレーム製作を得意としている業者。部品供給棚や各種作業台などを依頼する場合は、アルミフレーム製作に注力している業者に見積りをとってもらうのがおすすめです。

見積り依頼を行う際に、どのような製品を作って欲しいかラフ図などを用意しておきましょう。口頭で説明するよりもイメージがつきやすく、打ち合わせがスムーズに進みます。


2.設計

次は、依頼された業者が製品の設計を行います。工作機械や各種設備のフレーム製作を行う場合、材料費やフレーム全体の重量は設計段階で80%近くが決まるといわれています。機械設備が大きくなるほど加工費や重量が増えてしまうため、コストダウンや軽量化を考慮した設計が必要です。


3.加工/組立

加工/組立工程では、設計図をもとに実際に金属を加工しフレームを組立ていきます。加工/組立方法は、金属素材を曲げるベンダー加工や、ボルト穴などの穴あけ加工があります。また、強度を高めるために母材同士をつなぎ合わせる際、溶接加工などを行う場合もあるでしょう。


4.納品

組立後、製品検査まで業者で行われて納品されます。納品時には希望通りの製品になっているか確認しましょう。わかりにくい部分でいえば、溶接による溶接歪みなどです。機械設備のフレームなどは高い精度が必要な場合もあるため、しっかりとチェックしてきましょう。



フレームの製作依頼をする際の注意点

引用元:有限会社都波岐精工

業者に依頼を出す場合には2つ注意するポイントがあります。製品の重量や強度、加工精度などに影響する部分なので依頼する際にしっかりと確認してください。


アングル材の活用の有無について

引用元:株式会社MISUMIグループ

アングル材を活用するかどうか業者に確認をしておきましょう。アングル材とは、上の写真のように山形の形状をした鋼材です。フレームや建造物などの補強金具として使われます。フレーム製作では、母材同士をつなぎ合わせたり、強度を高めるために製品へ組み込みます。

アングル材を使わずにフレーム製作をする際には、多くの場合加工コストがあまりかかりません。そのため、製作費用を安く抑えられます。

逆にアングル材を使う場合だと、フレーム自体の強度は高くなります。しかし、アングル材は市販されているものを使うことが多いため、製品に合わせてアングル材への追加加工が必要です。加工はボール盤やレーザー加工機などを使用するので、アングル材1個への加工でも多くの人的工数がかかります。その結果、作業工程が増えてしまうため、フレームの製作費用が高くなる可能性があります。

自社の予算や製品形状を加味しながら、アングル材の活用の有無を業者と念入りに確認してください。


溶接部分は少なくする

自社の予算や製品の形状などを加味しながら、アングル材を使うかどうか、業者の方と念入りに相談して、溶接部分はなるべく少なく加工するように依頼を出しましょう。工作機械などに使用されるフレームは、機械の重量や衝撃に耐えるために高い剛性が必要です。

必要以上に溶接加工を行うとフレームに歪みが発生します。歪みが発生すると、フレーム全体の強度が下がってしまため、溶接加工はできるだけ最小限に抑える必要があるのです。

歪みによる強度低下を抑えるには、素材に合わせた適切な溶接条件で加工を行ったり、設計時にあらかじめ歪み具合を加味して設計することが大切になります。

それでは、フレーム製作を得意としている会社を3つご紹介していきます。



フレーム製作のおすすめ工場①【株式会社DAISE】

引用元:株式会社DAISE

①会社概要

本社:石川県金沢市増泉5-5-22

TEL:076-243-4200 /FAX:076-244-3427

創業年:昭和44年12月

加工内容:ステンレス・アルミ・チタン板金溶接、産業機械カバー・フレーム製作など

URL:http://www.kdaise.co.jp/


②会社紹介

産業機械の設計や製作、そのほか各種金属の板金溶接加工など幅広い分野の金属加工を得意としているのが株式会社DAISEです。小ロット品を中心に加工しており、部品1つの見積りも無料で対応可能。簡単な加工品であれば、当日もしくは翌日発送ができるなど、短納期での納品もできます。


③メリット・デメリット

フレーム製作はもちろんですが、簡単な機械装置であれば設計製作から制御プログラムの作成まで社内で対応できるメリットがあります。フレーム製作だけでなく、自社にあった機械装置が欲しいと考えている方は一度相談してみるのもおすすめです。

デメリットとして、板金加工後の塗装やメッキ処理などは自社工場で行っていません。協力工場に依頼する形になるので、塗装なども含めた依頼の場合は納期が遅くなる可能性があります。


④製品紹介

(ステンレスフレーム)

(産業機械フレーム)

(食品機械カバー)



フレーム製作のおすすめ工場②【株式会社 高賢】

引用元:株式会社 高賢Facebook

①会社概要

本社:新潟県燕市八王寺字屋敷付1439番

TEL:0256-62-3593/FAX:0256-62-3596

創業年:昭和14年

加工内容:金属の精密板金加工、製缶板金、溶接・研磨・組立など

URL:https://www.takaken1.com


②会社紹介

創業から80年以上の長い歴史がある金属加工の業者が株式会社高賢です。2013年に「アマダスクール第23回優秀板金製品技能フェア」で技術賞を受賞しており、高い技術力を誇っています。大型から小型のさまざまな形状のフレームが製作できます。


③メリット・デメリット

パイプレーザー加工機を導入することで、角パイプや丸パイプの穴あけや形状カット、切断などの1次加工を低コストで行えるのがメリット。他社よりも1次加工にかかる時間が減るため、製品のコストダウンにつながっています。

デメリットとして、従業員が20名と比較的少ないため、大量生産のフレーム製作依頼は難しい可能性があります。何十台ものフレーム製作を依頼する場合には、事前に受注可能か確認しておくのがおすすめです。


④製品紹介

(架台と階段)

(特注飼料製造装置)

(店頭用ショーケース)



フレーム製作のおすすめ工場③【千成工業株式会社】

引用元:千成工業株式会社

①会社概要

本社:愛知県小牧市高根2丁目489-1

TEL:0568-65-6211 /FAX:0568-65-6212

創業年:昭和27年3月

加工内容:各種金属の製缶加工・板金加工、溶接加工

URL:http://sennari.aichi.jp/


②会社紹介

薄板から厚板などの板金溶接加工や、特急品、試作品などの要望にもすぐに対応できるのが千成工業株式会社です。各種最新設備を取り揃えており、迅速に依頼物を納品できます。また、CADを用いた機械設備や生産設備の製造も行うことが可能です。


③メリット・デメリット

メリットとして、幅広い分野の製品製作ができます。たとえば、自動車部品や半導体、食品作業機械などの設計及び加工、製作が可能です。特殊機械を用いたレーザー加工と高い溶接技術により、お客様のニーズに合わせたフレーム製作ができます。

少量多品種の加工を得意としているため、大量生産の依頼や大型製品の依頼は難しい可能性があります。また、依頼する製品の数が多い場合は、短納期での納品が難しいです。見積り時に、納品可能数と納期をしっかりと確認しておきましょう。


④製品紹介

(アイアンラック)

(機械カバー)

(タンク)



フレーム製作の見積り依頼ならMitsuri

今回は、フレーム製作を得意としているMitsuriおすすめの業者を3つご紹介しました。製品が大きくなるほど加工が難しくなるため、フレーム製作では高い技術力が必要です。依頼された寸法交差内に収める技術と、加工をスピーディーに行うための最新設備が紹介した3社には揃っています。依頼時には、使用用途やアングル材活用の有無などをきちんと伝え、希望通りの製品が納品されるようにしましょう。

Mitsuriがお取引しているメーカー様は、日本全国250社以上です。ご紹介した3社以外にも、フレーム製作が可能な会社は多数あります。フレーム製作の依頼をどのメーカーへ出すか迷っている方は、完全無料で複数社から同時見積りが取れるMitsuriに、お気軽にご相談ください!

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この記事を書いた人
Mitsuri編集部
Mitsuri編集部

Mitsuriは、お客様に寄り添い、製造プロセスに関わる課題をトータルに解決する「お客様の最適な生産活動を達成するコーディネーター」です。記事内容に関するお問い合わせはこちらへ。

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