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板金の板厚で迷ったら!材質別に対応可能な板厚一覧

板金には、鉄、ステンレス、アルミなど様々な材質があり、それぞれ用途に応じて適切な材質を選ぶことが重要となります。加えて、材質とともに選定しなければならないのが板金の板厚、そしてサイズです。

とはいえ、一つの材質をとっても数多くの板厚・サイズがあり、その選定に迷う方も多いのではないでしょうか。

そんなお悩みをお持ちの方のために、本記事では加工メーカーで一般的に対応可能な板厚・サイズについて、材質別に表にまとめて詳しく解説しています。メーカーへ発注する前の板厚・サイズ選びの参考にしてみてくださいね。

板金の板厚対応可否表

各材料には様々な厚みの板金がありますが、市場品として入手しやすい板厚というものが存在します。

まず、板金加工メーカーで一般的に対応可能な板厚について、材質別にまとめた表を見てみましょう。

<各板金加工材料での板厚対応可否表 >

引用元:株式会社東海進研

表を見ると、材料によっては入手しにくい板厚があったり、さらに同じ材質であっても種類や番手によって手に入りやすい板厚が異なるということがわかりますね。

また、加工メーカーで対応してもらいやすい、流通性のある板厚を事前に確認しておけば、発注までの時間のロスを減らせます。さらに、市場品として入手しやすい板厚を選定することで、材料費のコストダウン、加えて欠品のリスクも低いため、材料を調達するまでのリードタイムの短縮が可能となります。

鉄系

一般的に鉄系の材料は最も幅広い用途で用いられる材料で、流通性が高く、入手しやすいといえます。例えば、家電や自動車の外板として使用されるSPCC(冷間圧延鋼板)では、特に1.6mm、2.0mmで流通性がよく、供給が安定しています。

参考記事鉄板の板厚選びについては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。⇒鉄板の板厚選びならこのページだけで解決!材料別に解説!

ステンレス系

ステンレスにも様々な鋼種がありますが、中でもSUS304が板金加工材料として最もよく使用され、特に1.5mm、2.0mm、3.0mmが流通性の高い板厚となります。

また、SUS304にはバネ材、SUS304CSPがあります。主に薄板が中心で、0.1mm単位の板厚で入手可能です。

<SUS304CSPの板厚対応可否表 >

引用元:海内工業株式会社

アルミニウム系

アルミニウムには、主に1000番手系~7000番手まで存在し、合金の種類によっては手に入りにくいものがあります。数あるアルミ板の中でも、最も代表的な材料がA5052で、耐食性、溶接性、成形性に優れており、加工しやすい材料といえます。特に入手しやすい板厚は、0.8mm、1.0mm、1.5mm、2.0mm、3.0mmとなります。

各材質別に流通性の高い板厚について見てきました。しかし、加工メーカーによって取扱い可能な板厚、得意とする板厚は異なるため、用途に応じて適切な加工業者を選ぶことも重要となります。

Mitsuriは板金加工を依頼できる多数のメーカーと提携しています。お気軽にお問い合わせください。

板金のサイズ対応可否表

板金の板厚によって市場への流通性に差があることを見てきましたが、板金のサイズ(縦横寸法)にも同様のことがいえます。

では、板金加工メーカーで一般的に対応可能な板のサイズを一覧にまとめましたので、見てみましょう。

<各板金加工材料でのサイズ対応可否表 >

板金加工に使用される材料には規格で決められた寸法が存在し、そういった板材は「定尺板」と呼ばれ、市場に多く流通しています。

定尺板について

主な定尺板の種類についてもう少し詳しく見てみましょう。

<市場に多く流通している定尺サイズ>

定尺板の中でも、次の3つが特に流通性の高い定尺サイズとなります。

①3’x 6’(サイズ:914mm x 1,829mm):サブロク

SPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板に適用されている定尺サイズです。鉄板では、最も流通性の高い定尺寸法となります。なお、ステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板等にはこの定尺サイズは存在しません。

②1’x 2’(サイズ:1,000mm x 2,000mm):メーター板

主にステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板などに適用されている定尺サイズです。鉄板にはこの定尺サイズは存在しません。

③4’x 8’(サイズ:1,219mm x 2,438mm):シハチ

SPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板だけでなく、ステンレス鋼板、アルミ板、銅板、真鍮板にも適用されている定尺サイズです。サブロクの定尺板(3’x 6’)やメーター板(1’x 2’)ではカバーしきれない、大型の加工品に用いられます。

<市場流通性の低い定尺サイズ>

その他、流通性があまり高くない定尺サイズの一部がこちらです。

①3’x 8’(サイズ:914mm x 2,438mm):サンパチ

一般に、SPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板にのみ適用されている定尺サイズです。ステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板などにはこの定尺サイズはありません。ただし、市場流通性が非常に低い定尺サイズです。

②5’x 8’(サイズ:1,524mm x 2,438mm):ゴハチ

一般に、SPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板にのみ適用されている定尺サイズです。ステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板などにはこの定尺サイズはありません。ただし、市場流通性が非常に低い定尺サイズです。

③5’x 10’(サイズ:1,524mm x 3,048mm):ゴトウ(ゴットウ)

4×8(シハチ)と同様の鋼板に適用されている定尺サイズですが、一般には銅板と真鍮板には使用されません。また、かなり大きな定尺なので、大型の製品に用いられることが多いのですが、このサイズの加工を行える機械は限られています。

流通性の高い定尺板のサイズを念頭に製品の設計を行うことで、歩留り良く板取りができるようになり、材料費のコストダウンにもつながります。

Mitsuriは様々なサイズの板金加工を依頼できる多数のメーカーと提携しています。お気軽にお問い合わせください。

まとめ

本記事では、板金加工メーカーで一般的に対応できる板厚・サイズについて解説しました。市場流通性の高い板厚、そして定尺サイズを用いることで、板厚やサイズ調整に必要な無駄な加工が省け、結果的に材料費のコストダウン、さらには生産リードタイムの短縮にもつながります。

しかし、加工メーカーによって対応ができて、かつ得意とする板厚・サイズは異なります

。そのため、用途に応じて加工業者を選定することが必須となります。

メーカーを選ぶ際には、ぜひMitsuriにご相談ください。日本全国で140社以上のメーカーと提携しているため、きっとご希望に沿うメーカーが見つかるでしょう。ぜひお気軽にお問い合わせください。

板金の板厚で迷ったら!材質別に対応可能な板厚一覧

板金には、鉄、ステンレス、アルミなど様々な材質があり、それぞれ用途に応じて適切な材質を選ぶことが重要となります。加えて、材質とともに選定しなければならないのが板金の板厚、そしてサイズです。

とはいえ、一つの材質をとっても数多くの板厚・サイズがあり、その選定に迷う方も多いのではないでしょうか。

そんなお悩みをお持ちの方のために、本記事では加工メーカーで一般的に対応可能な板厚・サイズについて、材質別に表にまとめて詳しく解説しています。メーカーへ発注する前の板厚・サイズ選びの参考にしてみてくださいね。

板金の板厚対応可否表

各材料には様々な厚みの板金がありますが、市場品として入手しやすい板厚というものが存在します。

まず、板金加工メーカーで一般的に対応可能な板厚について、材質別にまとめた表を見てみましょう。

<各板金加工材料での板厚対応可否表 >

引用元:株式会社東海進研

表を見ると、材料によっては入手しにくい板厚があったり、さらに同じ材質であっても種類や番手によって手に入りやすい板厚が異なるということがわかりますね。

また、加工メーカーで対応してもらいやすい、流通性のある板厚を事前に確認しておけば、発注までの時間のロスを減らせます。さらに、市場品として入手しやすい板厚を選定することで、材料費のコストダウン、加えて欠品のリスクも低いため、材料を調達するまでのリードタイムの短縮が可能となります。

鉄系

一般的に鉄系の材料は最も幅広い用途で用いられる材料で、流通性が高く、入手しやすいといえます。例えば、家電や自動車の外板として使用されるSPCC(冷間圧延鋼板)では、特に1.6mm、2.0mmで流通性がよく、供給が安定しています。

参考記事鉄板の板厚選びについては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。⇒鉄板の板厚選びならこのページだけで解決!材料別に解説!

ステンレス系

ステンレスにも様々な鋼種がありますが、中でもSUS304が板金加工材料として最もよく使用され、特に1.5mm、2.0mm、3.0mmが流通性の高い板厚となります。

また、SUS304にはバネ材、SUS304CSPがあります。主に薄板が中心で、0.1mm単位の板厚で入手可能です。

<SUS304CSPの板厚対応可否表 >

引用元:海内工業株式会社

アルミニウム系

アルミニウムには、主に1000番手系~7000番手まで存在し、合金の種類によっては手に入りにくいものがあります。数あるアルミ板の中でも、最も代表的な材料がA5052で、耐食性、溶接性、成形性に優れており、加工しやすい材料といえます。特に入手しやすい板厚は、0.8mm、1.0mm、1.5mm、2.0mm、3.0mmとなります。

各材質別に流通性の高い板厚について見てきました。しかし、加工メーカーによって取扱い可能な板厚、得意とする板厚は異なるため、用途に応じて適切な加工業者を選ぶことも重要となります。

Mitsuriは板金加工を依頼できる多数のメーカーと提携しています。お気軽にお問い合わせください。

板金のサイズ対応可否表

板金の板厚によって市場への流通性に差があることを見てきましたが、板金のサイズ(縦横寸法)にも同様のことがいえます。

では、板金加工メーカーで一般的に対応可能な板のサイズを一覧にまとめましたので、見てみましょう。

<各板金加工材料でのサイズ対応可否表 >

板金加工に使用される材料には規格で決められた寸法が存在し、そういった板材は「定尺板」と呼ばれ、市場に多く流通しています。

定尺板について

主な定尺板の種類についてもう少し詳しく見てみましょう。

<市場に多く流通している定尺サイズ>

定尺板の中でも、次の3つが特に流通性の高い定尺サイズとなります。

①3’x 6’(サイズ:914mm x 1,829mm):サブロク

SPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板に適用されている定尺サイズです。鉄板では、最も流通性の高い定尺寸法となります。なお、ステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板等にはこの定尺サイズは存在しません。

②1’x 2’(サイズ:1,000mm x 2,000mm):メーター板

主にステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板などに適用されている定尺サイズです。鉄板にはこの定尺サイズは存在しません。

③4’x 8’(サイズ:1,219mm x 2,438mm):シハチ

SPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板だけでなく、ステンレス鋼板、アルミ板、銅板、真鍮板にも適用されている定尺サイズです。サブロクの定尺板(3’x 6’)やメーター板(1’x 2’)ではカバーしきれない、大型の加工品に用いられます。

<市場流通性の低い定尺サイズ>

その他、流通性があまり高くない定尺サイズの一部がこちらです。

①3’x 8’(サイズ:914mm x 2,438mm):サンパチ

一般に、SPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板にのみ適用されている定尺サイズです。ステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板などにはこの定尺サイズはありません。ただし、市場流通性が非常に低い定尺サイズです。

②5’x 8’(サイズ:1,524mm x 2,438mm):ゴハチ

一般に、SPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板にのみ適用されている定尺サイズです。ステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板などにはこの定尺サイズはありません。ただし、市場流通性が非常に低い定尺サイズです。

③5’x 10’(サイズ:1,524mm x 3,048mm):ゴトウ(ゴットウ)

4×8(シハチ)と同様の鋼板に適用されている定尺サイズですが、一般には銅板と真鍮板には使用されません。また、かなり大きな定尺なので、大型の製品に用いられることが多いのですが、このサイズの加工を行える機械は限られています。

流通性の高い定尺板のサイズを念頭に製品の設計を行うことで、歩留り良く板取りができるようになり、材料費のコストダウンにもつながります。

Mitsuriは様々なサイズの板金加工を依頼できる多数のメーカーと提携しています。お気軽にお問い合わせください。

まとめ

本記事では、板金加工メーカーで一般的に対応できる板厚・サイズについて解説しました。市場流通性の高い板厚、そして定尺サイズを用いることで、板厚やサイズ調整に必要な無駄な加工が省け、結果的に材料費のコストダウン、さらには生産リードタイムの短縮にもつながります。

しかし、加工メーカーによって対応ができて、かつ得意とする板厚・サイズは異なります

。そのため、用途に応じて加工業者を選定することが必須となります。

メーカーを選ぶ際には、ぜひMitsuriにご相談ください。日本全国で140社以上のメーカーと提携しているため、きっとご希望に沿うメーカーが見つかるでしょう。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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