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Mitsuriでどんな取引が行われている?
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      Mitsuriでどんな取引が行われている?
      新しい機能を使ってどう新規取引につなげる?
      そんな疑問にお答えします!

Mitsuri通信 - 2月号

2024-02-07

先月(1月)のMitsuri統計

発注者登録数1,621
工場登録数301
見積もりカバー率87%
平均成約単価69,152円

1月は130万円超の案件が決まったこともあり、全体の平均成約単価を押し上げる形となりました。また、見積もりカバー率(公募案件に対し、1つでも見積もりがついた案件数 / 公募案件総数)が初めて7割を超えてきており、インターネットの力、集合知がより良く発揮されているのではないでしょうか。

ただ、引き続き見積もりを出してくださる工場の数が足りないのでまだ登録がお済みでない方はこの機会に登録をしていただければ嬉しいです。また公募してくださる方、案件の10件に9件近くに見積もりがついています。公募は5分もあればできるので、どんどん公募しちゃってください。

先月の開発進捗

他社の見積内容が丸見えになった

なぜこの機能を実装したのか

製造業界の平均的な見積もり敗退率は80%と言われています。すなわち見積もりを出した仕事の8割が決まらず、結果として無駄見積もりとなっています。町工場の社長さんや営業マンは、この無駄見積もりのために1日の多くの時間を割かれています。

この無駄見積もりが発生してしまう原因の1つは、情報の非対称性にあります。すなわちお客(発注者)は他社の見積もりを常に教えてくれるわけではないし、競合他社はもちろん教えてくれない。そして時間をかけて見積もりを作ったにもかかわらず、見積もり敗退理由は分かりません。価格にあったのか、納期にあったのか、はたまた別の何かか... 無駄見積もりを有効にフィードバックできることは稀ではないでしょうか。無駄見積もりを完全になくすことは不可能だとしても、せめて敗退率を5割にできないものか。

そこで私たちは「価格形成過程に透明性を持ち込めば、無駄見積もりが解消できるのではないか」と考えました。参考にしたのは、株式市場とプロ向けの中古自動車市場です。どちらも本質的にはオークションで、入札価格・落札価格が全員に開示されます。これで何が起こるかというと

  • 価格の高すぎるものは避けられる
  • どれくらい人気がある対象(銘柄)かわかる
  • 他社との比較によって自社の強み(弱み)を見つけられる

これを製造業に当てはめると

  • 負けると分かっている入札に参加しなくていいのであれば、その見積もりを作成しなくてよい
  • 競合が多ければ自社見積もりが決まる可能性も低くなるので避けられる
  • 他社の見積もりを見て、製造原価(材料費や機械チャージ)を推測できて自社の強み弱みがわかる

と考えました。発注する立場からみても、自社にもっとも都合の良い見積もり1件以外はゴミ箱行きになるわけですから「その他の見積もり」に執着はないはずです。

もっとも、この「他社の見積もり内容を丸見えにする機能」ご批判もいくつか頂戴しております。代表的なものが「見積もり内容を公開することで価格の叩き合いが起こる」というものです。

とはいえ価格の叩き合いは今に始まったことではなく、Mitsuriが存在しようがしまいが叩き合いは続くのではないでしょうか。Mitsuriで叩き合いが可視化されるのが嫌悪感をもたらすのは情緒的には理解できるものの、叩き合いはすでにグローバルに起こっています。真の課題は叩かれない自社の強みは何なのかを見つけることにあるのではないでしょうか。であれば、敗退するのが分かっている見積もりをつけている時間を他のことに有効に使っていただきたいというのが我々の願いです。

やり取りをLINEライクにした

なぜこの機能を実装したのか

「製造業のコミュニケーションあるある」ですが仕事とメッセージが結びついていないがためにメールの検索に膨大な時間を要したり、検索が面倒なので結局電話でやり取りして後で言った言わない問題になる、というものがあります。Mitsuriでは少なくとも仕事とコミュニケーションを紐づけ、どの案件の会話かを明らかにしコミュニケーションを円滑にしようとしています。

この機能が実装されたからかどうか分かりませんが、活発にメッセージのやり取りがなされるようになってきています。LINEライクにぽんぽんメッセージが遅れるようになり、日本特有のEメール文学、たとえば「お世話になっております」の枕詞と「よろしくお願いいたします」の結びを省略できるから、というのもあるかもしれません。

アイデア・ご意見募集中

ミツリのサービスに共感していただける方、ぜひ私たちに力を貸してください!

  • ミツリを使って、こんなサービスが展開できないか?
  • ミツリにこんな機能を取り入れてほしい!
    こちらから

編集後記

2月になって、寒さがますます厳しくなります。

そんな中、がっつり暖かくした部屋でアイスを食べるのが冬の一つの楽しみです。私個人が美味しいと思うアイスを2つ紹介します。1つ目はハーゲンダッツのグリーンティー味です。これは皆さんご存じかと思います。2つ目はDearMilkです。最近X(旧Twitter)でも少し話題になった、とても美味しいミルクのアイスです。美味しいミルクアイスは他にもたくさんありますが、初めてこれを食べた時は衝撃を受けました。

みなさんはどのようなアイスがお好きでしょうか?

Mitsuri通信 - 2月号

2024-02-07

先月(1月)のMitsuri統計

発注者登録数1,621
工場登録数301
見積もりカバー率87%
平均成約単価69,152円

1月は130万円超の案件が決まったこともあり、全体の平均成約単価を押し上げる形となりました。また、見積もりカバー率(公募案件に対し、1つでも見積もりがついた案件数 / 公募案件総数)が初めて7割を超えてきており、インターネットの力、集合知がより良く発揮されているのではないでしょうか。

ただ、引き続き見積もりを出してくださる工場の数が足りないのでまだ登録がお済みでない方はこの機会に登録をしていただければ嬉しいです。また公募してくださる方、案件の10件に9件近くに見積もりがついています。公募は5分もあればできるので、どんどん公募しちゃってください。

先月の開発進捗

他社の見積内容が丸見えになった

なぜこの機能を実装したのか

製造業界の平均的な見積もり敗退率は80%と言われています。すなわち見積もりを出した仕事の8割が決まらず、結果として無駄見積もりとなっています。町工場の社長さんや営業マンは、この無駄見積もりのために1日の多くの時間を割かれています。

この無駄見積もりが発生してしまう原因の1つは、情報の非対称性にあります。すなわちお客(発注者)は他社の見積もりを常に教えてくれるわけではないし、競合他社はもちろん教えてくれない。そして時間をかけて見積もりを作ったにもかかわらず、見積もり敗退理由は分かりません。価格にあったのか、納期にあったのか、はたまた別の何かか... 無駄見積もりを有効にフィードバックできることは稀ではないでしょうか。無駄見積もりを完全になくすことは不可能だとしても、せめて敗退率を5割にできないものか。

そこで私たちは「価格形成過程に透明性を持ち込めば、無駄見積もりが解消できるのではないか」と考えました。参考にしたのは、株式市場とプロ向けの中古自動車市場です。どちらも本質的にはオークションで、入札価格・落札価格が全員に開示されます。これで何が起こるかというと

  • 価格の高すぎるものは避けられる
  • どれくらい人気がある対象(銘柄)かわかる
  • 他社との比較によって自社の強み(弱み)を見つけられる

これを製造業に当てはめると

  • 負けると分かっている入札に参加しなくていいのであれば、その見積もりを作成しなくてよい
  • 競合が多ければ自社見積もりが決まる可能性も低くなるので避けられる
  • 他社の見積もりを見て、製造原価(材料費や機械チャージ)を推測できて自社の強み弱みがわかる

と考えました。発注する立場からみても、自社にもっとも都合の良い見積もり1件以外はゴミ箱行きになるわけですから「その他の見積もり」に執着はないはずです。

もっとも、この「他社の見積もり内容を丸見えにする機能」ご批判もいくつか頂戴しております。代表的なものが「見積もり内容を公開することで価格の叩き合いが起こる」というものです。

とはいえ価格の叩き合いは今に始まったことではなく、Mitsuriが存在しようがしまいが叩き合いは続くのではないでしょうか。Mitsuriで叩き合いが可視化されるのが嫌悪感をもたらすのは情緒的には理解できるものの、叩き合いはすでにグローバルに起こっています。真の課題は叩かれない自社の強みは何なのかを見つけることにあるのではないでしょうか。であれば、敗退するのが分かっている見積もりをつけている時間を他のことに有効に使っていただきたいというのが我々の願いです。

やり取りをLINEライクにした

なぜこの機能を実装したのか

「製造業のコミュニケーションあるある」ですが仕事とメッセージが結びついていないがためにメールの検索に膨大な時間を要したり、検索が面倒なので結局電話でやり取りして後で言った言わない問題になる、というものがあります。Mitsuriでは少なくとも仕事とコミュニケーションを紐づけ、どの案件の会話かを明らかにしコミュニケーションを円滑にしようとしています。

この機能が実装されたからかどうか分かりませんが、活発にメッセージのやり取りがなされるようになってきています。LINEライクにぽんぽんメッセージが遅れるようになり、日本特有のEメール文学、たとえば「お世話になっております」の枕詞と「よろしくお願いいたします」の結びを省略できるから、というのもあるかもしれません。

アイデア・ご意見募集中

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  • ミツリにこんな機能を取り入れてほしい!
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編集後記

2月になって、寒さがますます厳しくなります。

そんな中、がっつり暖かくした部屋でアイスを食べるのが冬の一つの楽しみです。私個人が美味しいと思うアイスを2つ紹介します。1つ目はハーゲンダッツのグリーンティー味です。これは皆さんご存じかと思います。2つ目はDearMilkです。最近X(旧Twitter)でも少し話題になった、とても美味しいミルクのアイスです。美味しいミルクアイスは他にもたくさんありますが、初めてこれを食べた時は衝撃を受けました。

みなさんはどのようなアイスがお好きでしょうか?

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