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汎用フライス盤とは?種類や長所・短所、構造など詳しくを解説

フライス盤 | 2021年11月04日

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今回は汎用フライス盤の種類や構造、特徴などについて解説します。

フライス盤は、テーブルにセットしたワークを、主軸に取り付けたフライスやエンドミルにて切削加工を行うための工作機械です。フライスは回転運動、ワークは送り運動をさせることで平面や溝加工を行います。

参考:フライス加工について専門家が解説!加工の種類・加工機の種類がこの1記事でわかります!

汎用フライス盤とは

汎用フライス盤とは、フライス盤の操作を手動で行うタイプのことを指します。

NCフライス盤に比べて導入コストが少なく済み、簡単な加工であればすぐに行える点がメリットです。ただし、ワークの段取りや機械の操作を手動で行うため、作業者のスキルに影響されやすい特徴があります。

汎用フライスの種類と加工用途

汎用フライス盤は、主軸の向きによっていくつかの種類に分けられています。

立型フライス盤

引用元:株式会社イワシタ 1#立フライス盤(ひざ形)

立型フライス盤は、主軸が地面に対して垂直かつ下向きのタイプです。市場に出回っているフライス盤の多くが立型のタイプになります。

立型フライス盤は、主に立方体のワークなどの平面加工やR面加工に適しています。

横型フライス盤

引用元:株式会社イワシタ 1#横フライス盤(ひざ形)

横型フライス盤は、主軸が地面に対して水平向きのタイプです。主に溝入れや切断加工に適しています。

万能フライス盤

引用元:有限会社浪速工機 株式会社九州機械センター 万能フライス盤 新潟 2UMD

万能フライス盤は、立型と横型フライス盤の基本機能に加えて、テーブルが水平方向に回転したり、主軸が180°回転したりするタイプです。

基本的なフライス盤の加工が可能なほか、歯車のような複雑な加工にも対応できます。

汎用フライス盤の仕組みと構造

引用元:フライス盤.com フライス盤の構造

汎用フライスの基本的な構造は上図の通りです。以下で各部分の役割について解説します。

主軸頭

主軸頭は、切削工具を取り付けて回転させる主軸を備えた部分で、モーターから主軸に動力を伝達する役割を持ちます。

コラム

コラムは、汎用フライス盤の支柱となる部分で、モーターや送り機構を内蔵しています。

サドル

サドルは、テーブルを支える台で、ベッドやニーの案内面上を移動します。

ベッド

ベッドは、フライス盤の最下部に位置する部分で、コラムを中心に支える役割を持ちます。

ベッドを搭載したフライス盤は、「ベッド型」と呼ばれるタイプで、主軸が上下に動き、テーブルが前後・左右に動きます。

ニー

ニーは、テーブルやサドルを支えている部分で、内部にはサドルやニーを送るためのモーターや駆動ねじを搭載しています。ニーを搭載したフライス盤は、「ヒザ型」と呼ばれるタイプで、主軸は固定されているものの、テーブルが上下・左右・前後に動きます。

汎用フライス盤とNCフライス盤の違い

汎用フライス盤は、機械の操作を手動で行うタイプです。一方NCフライス盤は、数値制御(NC:Numerical Control)の機能が付与されたフライス盤で、機械の操作をプログラムにて制御できます。

NCフライス盤は、汎用フライス盤に比べて導入コストが高く、操作やプログラムの知識を要するものの、高い精度の加工や複雑な加工にも対応できるほか、加工時の作業者の負担が少なくなるのもメリットです。

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この記事を書いた人
株式会社Catallaxy

株式会社Catallaxyは "未来の製造業をつくる" をミッションに掲げ、製造業における従来のサプライチェーン/バリューチェーンの刷新を目指しています。記事内容に関するお問い合わせはこちらへ。

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