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アルミケースの加工方法、業者について紹介!

アルミ | 2021年05月11日

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「アルミケースの加工方法が知りたい」
「自分で加工してみたいがやり方がや必要な道具が分からない」
「業者に加工を依頼したいがどうすればいいのか」

アルミケースを加工するには、様々な道具を用意した上で、加工する技術が必要になります。丈夫でデザイン性に優れているアルミケースは、アンプ・スピーカー・パソコンなど電子機器に多用されています。

電子工作を趣味にしていたり、音響機器などを扱う企業で、アルミケースの加工が必要になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はアルミケースの加工方法、おすすめの加工業者をご紹介していきます。必要な道具や、自作する際の注意点もまとめていますので、アルミケース加工時の参考になれば幸いです。

アルミケースの加工方法

アルミケースの加工は、主に下記の流れで行われます。

①切断加工

②曲げ加工

③穴あけ加工

④接合

自作する方は、既に箱状になっているアルミケースを加工する場合が多いかと思いますが、順を追ってご紹介していきます。

①切断加工

まず始めに行うのは、切断加工です。切断前に図面を作成して、寸法を決めます。その後アルミケースの元になるアルミ板に、目印となる罫書き線を書き込み、切断します。この時アルミの厚さによって、適切な道具が変わります。薄い場合はカッター、厚い場合は金切鋸やサンダー電動工具など、業者であればレーザー加工機を使用します。

②曲げ加工

アルミ板を切断加工した後は、箱状にするため曲げ加工を施します。曲げ加工はベンダーマシンを使用するのが一般的で、上型と下型の間にアルミを入れ、押し込む圧力によって型通りに変形させます。その際は、切断加工と同様、アルミの厚さによって適切な曲げ加工方法が変わります。薄い場合は直角に曲げても美しく仕上がりますが、厚みがある場合は、角Rを付けた方が仕上がりが良くなります。曲げ加工は、アルミの弾性も考えて行わなければいけないので、ある程度の技術が必要とされます。

③穴あけ加工

曲げ加工前に穴あけ加工を施す場合も多々あります。手順については、効率の良い順番で行います。切断加工時の罫書きを入れる際に、穴あけ加工を施す場所にもポンチで罫書きを入れておきます。罫書きを入れた場所に、寸法より小さ目の穴をあけ、その後寸法通りの大きさに加工します。ドリルで穴を円の中心部分として、圧力で押し切るシャーシパンチや、ホールソーなどで穴を広げます。角穴加工を施す際は、ドリルで開けた穴をニッパーで繋げていく方法や、鋸で切っていく方法があります。最後はやすりで寸法通りに整えます。

④接合

アルミ板同士の接合は、主にリベットが使用されています。リベットはリベッターと呼ばれる工具で、かしめ作業を行う事で素材と素材を結合します。穴あけ加工で事前にあけた穴にリベットを差し込み、リベッターでかしめることで圧力により素材と素材を結合します。またアルミの厚さによっては、溶接やネジ・ナットで接合する場合もあります。


自作でアルミケースの加工をおこなう方法

電子工作が趣味で、アルミケースを自作したい、自分で加工したいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際にアルミケース加工を自作している方は大勢いらっしゃいます。加工時に必要となる道具や、自作する際に注意するべき点をご紹介していきます。

加工に必要な道具

①ものさし・スケール

まず必要なのは、図面を作成したり寸法を測るのに使用するものさしやスケールです。

②カッター・センターポンチ・ハンマー

切断加工、穴あけ加工を施す場所に罫書きを入れるために使用します。センターポンチは上からハンマーで叩き、罫書きを入れます。手で押し込むだけで罫書くことができるオートポンチもあります。

③卓上ボール盤・電動ドライバー・ドリルビット

卓上ボール盤は、穴あけ加工を施す際に、アルミ板を固定してドリルで穴をあけるために使用します。自力で固定して、電動ドライバーで穴をあけることも可能です。卓上ボール盤は簡単に固定できますが、素材の大きさ次第で使用できない場合があります。電動ドライバーは自身でしっかり固定しなければいけませんが、素材の大きさに関係なく使用できます。ドリルビットは金属製を使用します。

④シャーシリーマ・シャーシパンチ・ホールソー

ドリルであけた穴を、寸法通りに大きくするために使用する道具です。シャーシリーマーは穴を少し広げる際に、手で時計回りに押し込みながら使用します。シャーシパンチ・ホールソーはさらに大きく加工する際に卓上ボール盤や、電動ドライバーにセットして使用します。

⑤ニッパー・ハンドソー・やすり

角穴加工を施す際には、ドリルであけた穴をニッパーかハンドソーで繋げ、仕上げにやすりで寸法通りに削っていきます。

⑥タップ・ドライバー・ナットドライバー

タップはネジ穴を作成する場合に使用する道具です。下穴にタップを通し、ネジの種類に合わせた穴を作成します。ドライバーやナットドライバーはネジ、ナットを締める際に使用します。

⑦ペンチ・ベンダー

曲げ加工を施す際に使用します。ベンダーを使用するのが確実ですが、細かい曲げ加工が必要な場合は、ペンチで行う方もいます。

⑧作業用の手袋

切断した後の角や、切粉が刺さるなどのケガ防止用です。またアルミは素手だと滑る可能性が高いので、滑り止め付きの作業用手袋がおすすめです。


アルミケースの加工を自作でおこなう際の注意点

アルミケース加工時には、注意するべき点があります。ケガ、事故、トラブルの元になるので、十分注意して作業しましょう。

①固定が緩い

切断加工、穴あけ加工、曲げ加工、全ての工程で注意するべき点です。特に電動ドライバーなどの工具を使用する際に固定が甘いと、アルミ板が回転したり、電動ドライバーが滑り体に当たるなど、ケガ、事故の元になります。何かで挟み込むなど、しっかり固定した上で、滑り止めの作業用手袋を着用して作業しましょう。

②アルミの破片、切粉の放置

アルミの破片や切粉を放置すると踏んだりした際に、ケガの元となります。切粉は目に見えない場合も多いので、加工後はすぐに処理しましょう。

③騒音問題

自作する方は特に注意しなければいけないのが、騒音問題です。電動ドライバーなどの工具を使用する場合は、騒音や振動に気を付けなければいけません。特に集合住宅や住宅街で使用する際は、防音対策が必要となる場合もあります。作業している本人は気にならないかもしれませんが、周囲の方にはうるさく感じることもあります。トラブルの元になるので、騒音には十分注意しましょう。

アルミケースの加工を依頼する場合のおすすめ業者3選

株式会社タカチ電機工業

引用元:株式会社タカチ電機工業

基本情報

本社:埼玉県川口市東領家3-21-16

TEL:048-222-5430

FAX:048-222-5502

創業年:昭和54年

HP:https://www.takachi-el.co.jp/

①会社紹介

株式会社タカチ電機工業は、工業用、電気用の筐体などに使用されるアルミケースを主に加工生産している企業です。リピートすることで、5%割引が適用されるので、コストの削減に繋がります。

②製品紹介

(ヒートシンクアルミケース EXHシリーズ)

(IP67防水アルミケース AWNシリーズ)

(プロテクター付防水アルミケース AWPシリーズ)

アクテック株式会社

引用元:アクテック株式会社

基本情報

本社:大阪府枚方市長尾家具町3-10-10

TEL:072-857-0898

FAX:0120-898-001

創業年:昭和47年

HP:http://www.actec1972.co.jp/

①会社紹介

アクテック株式会社は、収納用、保管用のアルミケースを中心に加工を行っている企業です。元々あるテンプレートから製品を選べる他、オーダーメイドにも受け付けていて、1mm単位の調整も可能としています。

②製品紹介


三晃電器工業 株式会社

引用元:三晃電器工業 株式会社

基本情報

本社:大阪府大阪市東住吉区中野1-13-9

TEL:06-6701-0407

FAX:06-6704-0367

創業年:昭和44

HP:http://www.sankoudenkikougyou.co.jp/

①会社紹介

三晃電器工業 株式会社は、アルミの板金加工を得意としている企業です。サイズの小さな精密加工を、小ロットから受け付けています。通信機器メーカーや制御機器を取り扱う企業などと取引実績があります。

②製品紹介

(ラックケース)

(小物精密板金)

(農業機械部品)

アルミケースの加工に関するまとめ

今回は、アルミケースの加工方法や必要な道具、ご依頼におすすめの企業をご紹介しました。切断加工、穴あけ加工、曲げ加工など、アルミケース加工に使用される方法は複数あり、パンチや電動ドライバーなど必要な道具も様々です。

ご自身での加工が難しい、時間がとれない方は、企業へのご依頼がおすすめです。


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この記事を書いた人
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