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図面が完成していなくてもMitsuriで相談できる?3Dデータ・ポンチ絵・現物からの依頼方法

作成日:

2026-07-14

最終更新日:

2026-07-14

この記事を監修した人

志民 直人

技術営業、カスタマーサクセス

切削加工歴29年の1級機械加工技能士(精密器具製作/フライス盤/数値制御フライス盤)。金型・部品加工経験を持ち、CAD・CAMや各種工作機械に精通。設計からカスタマーサービスまで幅広く対応。製造現場改善や治具設計も得意。趣味は日曜大工、ゲーム。

図面が完成していなくてもMitsuriで相談できる?3Dデータ・ポンチ絵・現物からの依頼方法

金属加工を依頼したいと思っても、「正式な図面がない」「3Dデータしかない」「手書きのメモしかない」というケースがあります。

このような場合でも、Mitsuriでは内容によって相談できる場合があります。

ただし、図面がない状態では、工場側が寸法・材質・公差・加工条件を判断しにくいため、見積り金額や納期は概算になることがあります。

この記事では、図面が完成していない段階で相談する方法と、事前に伝えておきたいポイントを解説します。

図面がなくても相談できる場合がある

正式な2D図面がなくても、加工したい内容がある程度分かる資料があれば、相談できる場合があります。

たとえば、3Dデータ、手書きのポンチ絵、現物写真、既存部品、簡単な寸法メモなどです。

工場側は、それらの情報をもとに加工可否や概算見積りを検討します。

ただし、最終的に製作する段階では、詳細寸法や公差、材質などの確認が必要になることがあります。

3Dデータだけの場合

3Dデータがあると、部品の形状を把握しやすくなります。

特に、削り出し部品や複雑な形状の部品では、3Dデータがあることで加工方法を検討しやすくなります。

一方で、3Dデータだけでは材質、数量、公差、表面処理、タップ深さ、検査条件などが分からないことがあります。

そのため、3Dデータを送る場合は、次のように条件もあわせて伝えるとスムーズです。

「3Dデータのみですが、A5052で5個製作したいです。公差は一般公差で問題ありません。表面処理は不要です。」

このように、決まっている条件と未定の条件を分けて伝えると、工場側も判断しやすくなります。

ポンチ絵や手書きメモの場合

簡単な部品であれば、ポンチ絵や手書きメモでも相談できる場合があります。

たとえば、プレートに穴をあける、簡単なブラケットを作る、既存設備に合わせた金具を作るといった内容です。

手書きでも問題ありませんが、外形寸法、板厚、穴径、穴位置、材質、数量などが分かるようにしておくと、見積りしやすくなります。

寸法が不足している場合は、確認のやり取りが増えたり、正確な見積りが出しにくくなったりするため注意が必要です。

現物しかない場合

図面やデータがなく、現物しかない場合でも相談できることがあります。

たとえば、既存部品と同じものを作りたい場合や、現物に追加工したい場合です。

この場合は、現物写真に加えて、全体サイズ、加工したい箇所、数量、使用用途を伝えると相談しやすくなります。

ただし、現物から製作する場合は、採寸や図面化が必要になることがあります。

また、古い部品では摩耗や変形があるため、どの寸法を基準にするか確認が必要です。

相談時に伝えておきたいこと

図面が未完成の場合でも、用途や重要な部分を伝えることで、工場側が加工方法を検討しやすくなります。

たとえば、「この穴は位置決めに使う」「この面は相手部品と接触する」「外観面なので傷に注意したい」といった情報です。

また、材質や数量、希望納期、表面処理の有無、試作か量産予定かも重要です。

すべてが決まっていなくても、「材質は未定」「表面処理は相談したい」「公差は一般公差でよい」など、分かる範囲で伝えることが大切です。

依頼文の例

3Dデータだけで相談する場合は、以下のように書くと分かりやすいです。

正式な図面はまだありませんが、添付の3Dデータをもとに製作可否と概算見積りを相談したいです。

材質:A5052を想定
数量:試作1個
表面処理:なし
公差:一般公差で問題ありません
用途:装置内の固定ブラケットです

加工しにくい箇所や、コストを下げられる形状変更があればご提案ください。

ポンチ絵や現物写真の場合も、「何を作りたいのか」「どこに使うのか」「どの寸法が重要なのか」を書いておくと、相談が進みやすくなります。

図面化が必要になる場合もある

相談段階では、3Dデータやポンチ絵、写真だけでも話を進められる場合があります。

しかし、実際に製作する段階では、図面化が必要になることもあります。

特に、公差が必要な部品、相手部品と組み合わさる部品、量産予定がある部品、検査成績書が必要な部品では、図面を用意しておくと安心です。

図面があると、寸法や条件が明確になり、再製作やリピート発注もしやすくなります。

まとめ

Mitsuriでは、正式な図面が完成していない段階でも、3Dデータ、ポンチ絵、写真、現物情報などをもとに相談できる場合があります。

ただし、図面がない状態では、見積り金額や納期は概算になることがあります。

スムーズに相談するには、材質、数量、用途、希望納期、表面処理の有無、重要寸法などを分かる範囲で伝えることが大切です。

正式な図面がなくても、まずは加工したい内容を整理して相談してみましょう。

Mitsuriでは、製造業・金属加工に関する依頼や相談を、
初心者でもかんたんに、進めることができます。
図面が未確定な段階からでも分かっている条件を整理したうえで、
複数の工場に相談できます。

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