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SUS309S(ステンレス鋼)耐熱温度、比重、成分

SUS309Sは、オーステナイト系ステンレス鋼の一種です。市場に多く出回っているSUS304と比べて、クロムとニッケルを多く含有し、耐食性と耐熱性を向上させた材料です。

一般的にオーステナイト系ステンレス鋼は、マルテンサイト系やフェライト系と比べると、高温下での強度が高くなります。また、低温でも脆くなりにくく、磁性がないのも特徴です。

SUS309Sの耐熱温度

SUS309Sの耐熱温度は、1000℃以下です。SUS309Sは、オーステナイト系ステンレス鋼の代表的な素材であるSUS304やSUS316よりも耐熱性に優れています。

一方で、SUS310Sよりは耐熱性が劣っています。SUS310Sは、SUS309Sと同じく、耐熱鋼としての用途で使われている材料ですが、こちらは、1000℃を超える耐熱温度を有しています。

SUS309Sの特性と用途

SUS309Sは、耐熱鋼としての用途が多く、燃焼器具・排ガス部品・加熱炉部品・治具・トレイに使われています。SUS309Sは、ニッケル(Ni)とクロム(Cr)を多く含む材料です。そのためSUS304よりも、耐熱性および耐食性に優れています。しかし、被削性は低下しています。

SUS309Sの機械的性質

機械的性質は、【ステンレス鋼棒 JIS G 4303】で下表のように記述されています。SUS309Sは、SUS304と全て同じ数値です。

<SUS309Sの機械的性質>

鋼種名 耐力MPa
(N/mm2)
引張強さMPa
(N/mm2)
伸び% 絞り 硬さ
HBW HRBS又はHRBW HV
SUS309S 205以上 520以上 40以上 60以上 187以下 90以下 200以下

引用元:JIS G 4303:2012

SUS309Sの化学成分

<SUSの化学成分(単位:%)>

種類の記号 C Si Mn P S Ni Cr Mo Cu N その他
SUS309S 0.08以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 12.00~15.00 22.00~24.00 - - - -
SUS304 0.08以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 8.00~10.50 18.00~20.00 - - - -

引用元:JIS G 4303:2012

上表は、【ステンレス鋼棒 JIS G 4303】に記述されているSUS309Sと、ステンレス鋼の代表的な材料であるSUS304の化学成分を示しています。

SUS309Sは、SUS304と比べて、ニッケル(Ni)とクロム(Cr)を多く含んでいるのが特徴です。クロムを多く含有することで、耐摩耗性・耐食性・耐熱性の向上に寄与します。また、ニッケルもクロムと似たように、強度と耐熱性が向上します。

ニッケルとクロムは、両方とも添加することで、クロムが生成する酸化膜の密着性が良好になり、より耐食性に優れる特徴があります。

SUS309Sの比重

SUS309Sの比重は7.98です。オーステナイト系ステンレス鋼の比重は、7.93~8.05まであります。

SUS309Sは、この中でも中間程度の比重です。

 

「SUS309Sを使用した金属部品の調達に困っている」

「SUS309Sの加工が自社でできなくて困っている」

そのような方に向けてMitsuriでは、見積から発注までWEB上で行えるサービスを提供しております。お手持ちの図面を登録すると、加工可能な工場から見積が届きます。
ステンレス部品の調達でお困りの方は下のボタンから図面をご登録ください。

SUS309S(ステンレス鋼)耐熱温度、比重、成分

SUS309Sは、オーステナイト系ステンレス鋼の一種です。市場に多く出回っているSUS304と比べて、クロムとニッケルを多く含有し、耐食性と耐熱性を向上させた材料です。

一般的にオーステナイト系ステンレス鋼は、マルテンサイト系やフェライト系と比べると、高温下での強度が高くなります。また、低温でも脆くなりにくく、磁性がないのも特徴です。

SUS309Sの耐熱温度

SUS309Sの耐熱温度は、1000℃以下です。SUS309Sは、オーステナイト系ステンレス鋼の代表的な素材であるSUS304やSUS316よりも耐熱性に優れています。

一方で、SUS310Sよりは耐熱性が劣っています。SUS310Sは、SUS309Sと同じく、耐熱鋼としての用途で使われている材料ですが、こちらは、1000℃を超える耐熱温度を有しています。

SUS309Sの特性と用途

SUS309Sは、耐熱鋼としての用途が多く、燃焼器具・排ガス部品・加熱炉部品・治具・トレイに使われています。SUS309Sは、ニッケル(Ni)とクロム(Cr)を多く含む材料です。そのためSUS304よりも、耐熱性および耐食性に優れています。しかし、被削性は低下しています。

SUS309Sの機械的性質

機械的性質は、【ステンレス鋼棒 JIS G 4303】で下表のように記述されています。SUS309Sは、SUS304と全て同じ数値です。

<SUS309Sの機械的性質>

鋼種名 耐力MPa
(N/mm2)
引張強さMPa
(N/mm2)
伸び% 絞り 硬さ
HBW HRBS又はHRBW HV
SUS309S 205以上 520以上 40以上 60以上 187以下 90以下 200以下

引用元:JIS G 4303:2012

SUS309Sの化学成分

<SUSの化学成分(単位:%)>

種類の記号 C Si Mn P S Ni Cr Mo Cu N その他
SUS309S 0.08以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 12.00~15.00 22.00~24.00 - - - -
SUS304 0.08以下 1.00以下 2.00以下 0.045以下 0.030以下 8.00~10.50 18.00~20.00 - - - -

引用元:JIS G 4303:2012

上表は、【ステンレス鋼棒 JIS G 4303】に記述されているSUS309Sと、ステンレス鋼の代表的な材料であるSUS304の化学成分を示しています。

SUS309Sは、SUS304と比べて、ニッケル(Ni)とクロム(Cr)を多く含んでいるのが特徴です。クロムを多く含有することで、耐摩耗性・耐食性・耐熱性の向上に寄与します。また、ニッケルもクロムと似たように、強度と耐熱性が向上します。

ニッケルとクロムは、両方とも添加することで、クロムが生成する酸化膜の密着性が良好になり、より耐食性に優れる特徴があります。

SUS309Sの比重

SUS309Sの比重は7.98です。オーステナイト系ステンレス鋼の比重は、7.93~8.05まであります。

SUS309Sは、この中でも中間程度の比重です。

 

「SUS309Sを使用した金属部品の調達に困っている」

「SUS309Sの加工が自社でできなくて困っている」

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