歌氏
いっぱいありますね。
その中でも、教育に力を入れています。
コミュニケーションと技術の力を上げることができるように、講師の方をお呼びしています。
仕事をする上で、コミュニケーションはとても重要になりますよね。
協力会社さまやお客さまと様々な打ち合わせをしなければいけない。
そういう場合に、どのような言葉遣いをしたらいいのか。
どのようにお声がけをしたらいいのか。
言い回し一つで、先方の機嫌を損ねることってありますよね。
逆に、喜んでもらえるようなこともある。
長々とお話をしたら、お互いの時間を奪ってしまう。
そのような考えのもとで、講師の方に来ていただいています。
技術系の先生に来ていただいているのは、図面を読み切れるようにするためです。
どのような加工機で、どのような加工をすれば、上手くいくのか。
あるいはいかないのか。
昔は、機械にも不完全なところがたくさんありました。
ですから、人間が知恵を使いながら、ものづくりをしていたんですね。
今では、ほとんどのものがコンピューター化されている。
図面に関しても、CADの中で完結してしまいます。
ただ、これは個人的な考え方になりますが、CADの中の世界で満足してはいけないと思っています。
加工とか機械の持っている本質的な部分まで、きちんと捉えてなければいけない。
そうしないと、付加価値のあるいいものをつくり上げることができない。
CADデータを見ながら、もしかしたら、こういう方法で加工した方がいいのではないか。
こういう工夫をすることで、お客さまに喜んでもらえるのではないか。
先ほどの話の繰り返しになりますが、お客さまの求めているものに対して、どのようなひと手間を加えることができるのか。
そういうところをくみ取れるような人材に育って欲しい。
弊社には、今そういうことができる人間が3人います。
他所さまではできない言われたと仰って、依頼に来てくださるお客さまも多いです。