讃星工業株式会社

さらなる高みを目指して

讃星工業株式会社について
東京都足立区に対応力に強みのある板金加工メーカーがある。

讃星工業株式会社だ。

駐車場関係、半導体の製造装置、電設事業を手がける。

最新設備と人の手の融合により、高品質なものづくりを推進。

讃星工業株式会社が、大事にしていることとは。

今回は、代表取締役の國方陽介(くにかた ようすけ)氏にお話を伺ってきました。
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快く取材を引き受けていただき、ありがとうございます。まずは、御社の事業内容や強みを教えてください。

國方氏

精密板金加工を主にやっています。
今は徐々に業務内容が変わってきているのですが、もともとは半導体の製造装置の板金が主でした。
機械の外側の装置や、中の台だったりが最初でした。
半導体は受注の波が結構激しいので、それからだいぶ変わってきました。
今はどちらかというと、建築板金です。
たとえばカーゲート。
赤坂、港区あたりだと高層マンションが結構あると思うのですが、そういうところの地下の駐車場です。
扉があって、回転体があって、上なり下なり入れて、ボタンを押せば移動する。
その正面の部分の扉などを手がけるなど、多種多様にやっています。

電設事業もされているんですね。

國方氏

ここの工場でやっているわけではなく。
弊社で2人、お客様の方に出向している者がおりまして。
弊社に来ることはほぼないのですが、いろいろなところに行っています。
1人が、オリエンタルランドの工事に入っていて。
もう1人は、香港の空港の拡張工事で2年くらい行き、今年の夏くらいに日本に戻ってきました。
戻ってきて、また石川県の方に行っています。

配線業務になりますか。

國方氏

そうですね。
こちらで配電盤を作ったものを使ってです。
震災があった時には、液状化になったところの工事のお手伝いとかもしました。
2人が出向しているお客様の方からは、配電盤や分電盤を作ってくれという受注はあります。
板金屋ではあるのですが、盤は盤専門のところがあるので、そういうところにやってもらった方が良いものができます。
単純そうに見えて、中の作りが複雑だったり、一言で板金といっても、ノウハウが違ったりするので。
でも、そこの社長もだいぶ高齢なので、社長に辞められると困ってしまいます。
大きいのだと、盤も一台何百万もするので、そういうのが10台とか15台とか並ぶと、何千万という金額になります。

盤とは、筐体のことでしょうか。

國方氏

そうですね、大小あるのですが。
ブレーカーの大きさにもよります。
配線まで行うと、1台100万円とか120万円とかしますね。
大きさにもよりますけどね。
ほかには、一部ですが、切削、フライス、旋盤のような加工をやっています。
板金とはいえ、付随してくるので。
これらの加工は、社内で行ったり、外注先にお願いしたりしています。
板金屋さんによっては、溶接までできないとか、これはできないとか制限があったりするのですが、弊社はなんでもできるかなと思います。
レーザー加工、曲げ、溶接とできます。
組み立てはあまりやらないですけど。
社内で出来ないものでも、外注先の協力で、ほかの会社さんよりできるのが強みです。

一貫生産という形でやられているのでしょうか。

國方氏

そうですね、処理まで含めてやりますよ。
そういったわけで、半導体関係、駐車場関係、電車の車両関係、そのほか。
その辺が主でやっているところです。


売り上げのウェイトは、どのような感じでしょうか。

國方氏

半導体が3割くらい。
パーキングシステムといった駐車場関係が4割くらい。
あとは細かいところですね。
ひとつの業界が100%になっちゃうと、その業界が落ちた時に厳しいので、できれば集中はしたくないです。
建築板金のウェイトが最近多いのが、今後の課題。
新規開拓じゃないですけど、ひとつのお客様に依存したくない気持ちがあります。
今後どうなるか、わからないので。

新規開拓に向けて、気になる業界はありますか。

國方氏

どこの業界が伸びるのかは、わからないですけどね。
私の中で、オリンピック以降がどうなるかが気になっています。
けっきょく、今、高齢化が進んでいるので。
もともと家族経営の会社で廃業するところが増えてきたので、新しい仕事の話は、くるには、くるんです。
ところが、金額の折り合いがつきません。
自動車関係の、何千個とかいう部品を何円とかでやっていたりするから。
仕事はそのまま来るんだけど、価格もそのままで残って来るからね。
一応話は聞いて、できるかぎり、協力はさせてもらうんですけど。
今まで100円で買ってたところからすると、うちでやる場合は200円くらいが妥当なんだけど、買い手からすれば、高くなっちゃうから。
そういうのは今後増えていくのかなって思います。
仕事は、金額とは関係なしに増えていくのかなって思いますが。
将来性や利益の部分を、ちゃんとしていかないと、と思います。

人件費や減価償却や将来性を考えると、厳しいとのお考えでしょうか。

國方氏

そうですね。
プレスでやっていた仕事を、うちのようにレーザーでやると、使う材料は変わらないにしても、経費の部分が変わってきます。
基本的に、うちは数モノよりも、多品種小ロットを得意にしているので、何千個何万個は得意にしていません。
やらないってわけではないのですが、やっても100単位でやっています。


ほかの板金業者様と共同受注を行ったり、横のつながりといったものはありますか。

國方氏

板金屋は横のつながりはあるので、自分のところで弱い分野は外注さんにお願いしています。
商社的として、管理費だけで利益を出すのも大事だと思いますし。
とりあえず検討して、社内で話をして、どこならできるんじゃないの?って。
うちが窓口になって仕事をするのも、商売の一つだと思います。

今までで、難しかったお仕事について、教えてください。

國方氏

仕事の難しさというよりも、管理の方が難しいのかなって思います。
基本的に多品種小ロットなんですけど。
弊社からしてみれば同じ製品なんですが、お客様から、注文番号とか製品番号とかをつけて発注がくるので。
製番自体は、1個か2個かしか使わないものであっても。
たとえば10製番あるとすれば、製番につき2個だとしたら、つまり20個になるわけですよね。
そういうのが、ずっと何ヶ月か流れていると、またそのうち注文が出るから多く作っておこうかと。
作っていた時に、急にぱたっと注文が止まったり。
2年前か3年前に単発でやっていた仕事が、急にきたりすると厳しいです。

あとは、外観のキズやゴミなどの、お客様の要望に応えるのが難しいですね。
クリーンルームで使うから、ちゃんと脱脂洗浄してほしいなどの要望があります。
10年前だったら大丈夫だったものが、今はだめだったり。
食品関係や薬剤関係で使われるもので、図面では書かれていないところが、クレームの対象になっちゃうので。
そういう時代なのでしょう。
それが価格に反映されるわけでもないので、その手の難しさを、ここ最近感じています。
作り手と買い手の感覚の違いですね。
こちらからすれば、きれいにできていると思うけど。
お金出して買う方は、傷になると。
アルミのような材質は、柔らかいので、傷がつきやすくて。
アルミやステンレスのヘアラインなど、ぴかぴかに磨いているのは、外観に出るものなので、傷が目立ちます。
使用上は、問題ないんだけど。



板金加工業界全体が機械産業化が進んでいると思うのですが、その辺はどのようにお考えですか。

國方氏

10年前、20年前よりも、機械の精度があがり、高いお金を出せば、よい機械を買えるようになりました。
今はどの業界もそうだと思いますが、人手不足が顕著になってくると思います。
時代の流れとして、致し方ないと思いますが。
材料を持っていて、機械が加工スタートできるようになれば、人手を補い、その分ほかのことができると思うので。
機械産業化が進むのは、悪い面だけではなく、良い面もあるのかなって思います。
ただ、弊社の場合は、多品種小ロットなので、機械化して24時間稼働するのはどうなのだろうとも思います。
できなくは、ないんでしょうけど。
このあたりは準工業地帯なのですが、実際に住まれている方もいるので、夜中の稼働は問題になるのでは。

今のお話にあるように、ものづくり業界全体で、人手不足、後継者不足が問題になっています。そのあたりは、どのように対策されていますか。

國方氏

うちは60歳定年制にしてあるのですが、今時の60代の人はまだまだ元気です。
戦力なので、定年を65歳に引き上げるとか考えています。
それが10年20年続くかというと、そういうわけにはいかないので。
将来的には、外国人を雇用するなど、考えていかないといけないのかなと思っています。
しかし、文化の違いや感覚の違いがあるので。
今いる人たちと融合できるのか、バランスを取れるのかなって、不安がありますよね。
人が減っていくのは、間違いないので。

今まで、ハローワークで求人を出していたんですけど、紙の媒体になってしまいますので。
若い人はネットで探すので、民間の求人サイトを利用したり。
福利厚生や給与の面で手厚くする。
保険や退職金制度とか、社保とか当たり前ですけどね。
年2回の賞与とか、社員旅行でどこに行きますよとか。
こういった面で、差をつけていかないとと思います。

働いている方は、どのような年齢の方が多いですか。

國方氏

20代はいないですね。
平均年齢50代です。
それでも、周りを見ると、まだよいのかなって思います。
うちは、それほど社員の出入りが激しくないので。
だいたい15年以上働いてくれている人が、7割8割です。
今やっているポジションの人がいなくなった時に、代わりが見つかるのかというと、難しいです。
後継者は、どこでも悩みの種だと思いますよ。

大きな話になりますが、板金加工業界全体の問題点や課題があれば、教えてください。

國方氏

東京方面で製品を作るのと、地方でつくるのでは、価格の差があります。
こっちの方でつくると高いと言われてしまいます。
関西や九州四国や東北とかの地方でつくる方が価格が安くできるといわれます。
土地だったり、人件費の面で多少安くできるのだと思います。
輸送コストなどの面で見ると、こちらでつくった方がメリットはあると思いますが。
それでも、あまり安く受けたくはないので、価格の折り合いがつかないことが問題ですね。
あとは、人材確保が問題ですね。
板金業界に限らないと思いますが。
業界に必要な技術継承が、ある程度若い人がいないとできないので、人の問題は大きいかなって思いますね。

最後の質問になりますが、お仕事をする上で、大切にされていることはありますか。

國方氏

わたしは、今年の7月から代表取締役になりました。
先代が10月に亡くなったんです。
家族経営でもないので、みなさん家族もいるので、儲かる仕事を大切にしています。
社員に言っているのは、ただ朝来て、帰るまでだらだらやるのではなく、どういう風にやったら効率がいいのか考えてほしいって。
会社が儲かったら、その分還元するよと。
利益を追求するように、自分でも思っていますし、社員にも強く言っていますね。
今の状態が当たり前と思わず、上を目指していけば、絶対いいことがあるからと。
自分にも言い聞かせています。一生懸命仕事をして、会社が儲かれば、給与面も良くなると思いますので。
お客様と喧嘩するわけではありませんが、言いなりにならない、言うべきところはちゃんと言って、利益を追求する。
それを大事にしています。


まとめ

会社の利益の継続的な向上を目指し。


お客様、従業員、双方の幸せを大切にする。


多くの協力企業を讃え、かがやく星になるよう。


讃星工業株式会社は、安心の未来をつくる。

加工技術

  • カット・穴あけ加工
  • 曲げ加工
  • 抜き加工
  • 成型加工
  • 溶接
  • 塗装
  • めっき
  • 組立
  • 検査
  • 仕上げ・研磨

基本情報

代表者名
國方 直行
担当者名
國方 直行
従業員数
22名
創業年度
1978年
メールアドレス
y-kunikata@sanseiltd.co.jp
電話番号
03-3629-9871 

住所

〒121-0051 東京都足立区神明2丁目7番4号

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