黒川氏
大きく分けて2つあるのですが、1つはリアルタイムで状況を確認できること。
もう1つはトレーサビリティです。
Sopak-Cを導入することで、遠方であってもリアルタイムで確認できます。
例えば、弊社では2直体制で製造を行なっています。
加えて、工場の敷地も3000坪あります。
ずーっと確認し続けることも、また工場内を移動するのも大変なんですね。
Sopak-Cで確認していれば、遠方の状況もわかります。
後工程で塗装を担当の方も、製品の製作状況を把握できますから、どのタイミングで何をしにいくかがわかります。
最も優れた点として、過去に遡れることがありますね。
トレーサビリティを追究すると、生産性も品質もコミニュケーションでのトラブルも改善します。
例えば、夜中の作業も後から確認できます。
何か工程で問題を感じれば、作業者や当事者を呼び出してヒアリングする必要はありません。
記録を見れば、問題点を把握して、十分な対策をすることができます。
こういう話がありました。
自社に導入した当初のことです。
日勤の工場長が、昨日の夜に終わるはずの製品ができていないのを見て、怒ったことがあるんですね。
「夜勤は何をしているんだ。何で製品が出来上がっていないんだ」って。
じゃあ、カメラで記録しているんだから、それを見てみようということになりました。
それで、実際に夜勤の様子を確認したんですね。
そうしたら、夜勤の方は途中で間違えに気がついて、作り直しをしていたことがわかったんです。
不真面目にやっていたのではなく、作り直しをコツコツやっていたんですね。
工場長はさっきまでカンカンだったのですが、事情がわかると納得しまして。
「大変だったんだな」って。
交替の時間に、「昨日は大変だったんだな。気をつけて頑張れよ。」と励ましていましたね。
これは、お客様との間でも同じことがいえます。
何かあった時に、お客様にと一緒に動画を見ることができます。
何か問題が生じた際に、原因究明を正しく行うことができるので、お互い快く話し合いをすることができます。