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  • 【宮城で金属加工を依頼するなら】宮城の加工メーカー6選

    「宮城でおすすめの金属加工業者を知りたい・・・」「高精度加工に強みを持った業者を探している・・・」「業者を変えてコストダウンを図りたい・・・」金属加工業者を探している際に、上記のようなお悩みをお持ちになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。金属加工が必要となるケースの多くは、既製品が使えず、形状や材質、強度、性質などに特徴があるなど、ある程度の特殊性があるものです。そのため、業者との意思疎通が重要となり、場合によっては綿密な打合せが必要となります。しかし、打合せだけのために、地域をまたいで移動したり業者に出向いてもらったりするのは、なかなか大変で、時間やコスト面でもデメリットとなります。そこで、今回の記事では、宮城でおすすめの金属加工業者を6社ご紹介します。宮城県での業者選びにお困りの方は、ぜひご覧ください。「株式会社幸工業」宮城で40年、最高品質にこだわる非鉄金属製作(宮城県亘理郡)引用元:株式会社幸工業①会社概要本社:宮城県亘理郡亘理町逢隈高屋字高下91-1TEL:0223-34-5516FAX:0223-34-6959設立:1980年9月加工:板金、溶接、研磨、メッキ、塗装、エッチング など素材:鉄、ステンレス、真鍮、アルミ、チタンHP:https://www.saiwai-industrial.com/②会社の紹介幸工業は、建築用の装飾金物や装飾材の設計・製造・施工を主要事業としてる業者です。非鉄金属製品の製作に強みを持ち、ステンレスやアルミはもちろん、真鍮やチタンなどを材料とする製品の製作にも多数の実績があります。具体的には、階段や手摺り、門扉、フェンスなどのエクステリア製品、金メッキやエイジング仕上げ(使い古されたような風合いを実現する加工法)を施して装飾性を高めた金物や建具など、建築に関する製品を幅広く製作してきました。設計だけでなく、デザインについても対応しており、オブジェのデザインからのご依頼も可能です。エクステリアなどのカスタマイズにも対応しており、高級感や装飾性を高めたカスタム製品の提供も行っています。メンテナンスやアフターケアにも力を入れています。ヘコミ直しやキズの補修、真鍮・ステンレス製品の磨き直しやヘアライン・鏡面仕上げなどのご依頼も可能です。ただし、専門性が高く、取り扱っている製品が建築関連に偏っているため、機械部品や産業設備などの製作には対応できない可能性があります。事前にご確認ください。③製品紹介ペデストリアンデッキ手摺りバルコニー真鍮エイジング仕上げを施したホテルエレベーターのドア廻り「株式会社プロスパイン」精密機械部品加工はお任せ!金型部品、プレスパーツ加工に強みあり(宮城県大崎市)引用元:株式会社プロスパイン①会社概要本社:宮城県大崎市松山次橋字新千刈田117TEL:0229-55-3375FAX:0229-55-4340設立:1978年加工:切断、切削、ウォータジェット、放電、研削、熱処理 など素材:ステンレス、鉄、特殊鋼 などHP:http://www.prospine.jp/②会社の紹介プロスパインは、機械部品や金型などの製作・販売及び熱処理加工を主な事業としている業者です。高精度加工に強みがあり、多種多様なマシニングセンタを揃えると共に、放電加工機やウォータージェット加工機も保有。ナノレベルの精密さを実現するための各種測定機も完備しています。オリジナル製品の開発も手掛けており、磁力を利用した非接触動力伝達装置やカメラと三脚の間に取り付ける高精度雲台(カメラの向きや傾きを調整する道具)などを製造・販売しています。熱処理設備については、真空熱処理炉を3台、焼戻し炉を6台、サブゼロ処理装置を保有。焼入れや焼戻しなどの一般熱処理はもちろん、鋼材を0℃以下へ急速に冷却するサブゼロ処理にも対応しており、焼き曲がりが生じた場合の矯正も実施しています。なお、サブゼロ処理は、熱処理後の鋼材の性質をさらに向上させる特殊熱処理です。耐摩耗性の向上や金属組織の均質化などの効果があり、経年変化・劣化の抑制にも役立ちます。また、お客様のご要望にも柔軟に対応しており、加工方法や納期などのご相談に応じています。熱処理加工のご依頼についても、小ロットはもちろん、部品1つから可能です。ただし、切削加工や熱処理加工を中心に行っており、板金加工を必要とする製品の製作には対応できない可能性があります。どのような加工法が適切かというようなご相談にも応じていますので、ぜひご連絡ください。参考記事熱処理については、以下の記事で解説しています。より詳しい情報を得たい方は、ぜひご覧ください。⇒鋼の性質を変える【熱処理】とは?仕組みや種類について徹底解説!③製品紹介マグネットギアカップリング(軸継手)磁気ブレーキ「株式会社阿部製缶鉄工」大型シャフト、大型ロールの加工からプラント製作まで!様々な金属加工が得意(宮城県石巻市)引用元:株式会社阿部製缶鉄工①会社概要本社:宮城県石巻市魚町3丁目12-1TEL:0225-96-0349FAX:0225-95-5809創業:昭和53年加工:切断、切削、 キーシーター、セーパー、溶接 など素材:鉄、ステンレス などHP:http://www.abeseikan.com/②会社の紹介阿部製缶鉄工は、大小様々な金属製品・部品の加工を行うと共に、プラントや配管などの施工やメンテナンスも請け負っている業者です。大型品の製造や製缶加工を得意としています。大型品の切削加工に適したロール旋盤や立型マシニングセンタを保有しており、大型シャフトや大型ロール、製鉄所向けの大型機械や部品、プラントなどの加工に豊富な実績があります。また、重切削が可能でキー溝の加工にも適したキーシーター加工機や、長物加工時でも歪みの発生を抑えながら加工できるセーパー加工機なども保有しています。工事業にも力を入れているため、設計や製作はもちろん、施工やメンテナンスまでをも含めた一貫した案件にも対応可能です。量産や小ロット、試作・開発など、数量等についても多様なニーズにお応えしています。ただし、金属加工に関しては、切削加工と溶接が中心であり、プレス機械やベンダーなどの板金加工機は保有していません。そのため、板金加工品の製作には対応できない可能性があります。事前にご確認ください。③製品紹介大型ロールの改削クランクシャフトステンレス製のキャプスタン(船舶における錨鎖やロープを巻き上げる装置)「株式会社東北マテリアルス」仙台の金属加工業者、個人持ち込みの金属加工にも柔軟対応!(宮城県仙台市)引用元:株式会社東北マテリアルス①会社概要本社:宮城県仙台市宮城野区扇町5-3-27TEL:022-352-6991FAX:022-352-6992創業:1985年8月加工:切削、板金、研削、レーザー、ウォータージェット、プレス、溶接、放電、表面処理(メッキ、アルマイト、塗装等)、熱処理 など素材:アルミ、ステンレス、鉄、真鍮、チタン、ニッケル、樹脂 などHP:http://www.e-materials.co.jp/②会社の紹介東北マテリアルスは、精密金属加工と樹脂加工を中心に事業を行っている業者です。半導体製造装置や理化学機器、分析装置などの精密性を必要とする製品及びその部品を取り扱っており、設計から製作、組立までを一括して請け負っています。これまで扱ってきた品目としては、上述した精密機器・装置のほか、電気炉や乾燥炉、研磨装置や切断機などの加工機械、クリーンルーム用品、熱関連材料や配管材料、シール材料など、多岐にわたります。対応している加工方法も多彩で、切削加工については、マシニングセンタやNC旋盤だけでなく、レーザー加工やワイヤー放電加工、ウォータージェット加工なども駆使して精密金属加工を行っています。また、金属メッキや樹脂メッキ、アルマイトや塗装といった表面処理にも対応。さらには、熱処理のご依頼も可能です。精密性の高い製品を扱っていることもあり、工場内に三次元測定器を設置した測定室を確保。三次元測定による精度保証のみのご依頼も請け負っており、最大荷重1トンまでの重量物でも測定可能です。試作や多品種小ロット生産、単品生産、量産など、多様なニーズに対応。個人の方のご依頼にもお応えしています。納期についても、ご相談いただければ柔軟に対応してくれます。半導体や食品、建設、印刷、インテリアなど、様々な業界に関する製品の製作実績があり、特に苦手とするような分野はありません。他社との比較といった意味でも、一度ご相談してみてはいかがでしょうか。Mitsuriでしたら、複数の加工業者による相見積りが可能です。金属加工でお悩みの際は、ぜひご連絡ください。③製品紹介精密部品の切削加工事例精密部品の板金加工事例半導体製造装置に用いられるロボットアームの部品「株式会社相澤製作所」手摺・ルーバー等の建築板金加工ならお任せ(宮城県仙台市)引用元:株式会社相澤製作所①会社概要本社:宮城県仙台市若林区六丁の目元町7番1号TEL:022-288-6111FAX:022-288-6167創業:昭和8年5月加工:切断、曲げ、プレス、板金、切削、溶接 など素材:ステンレス、鉄、アルミ、真鍮 などHP:http://www.aizawa-ss.co.jp/②会社の紹介相澤製作所は、建築分野の金属製品の製造を中心としつつも、機械部品の製造や金型製作なども手掛けている総合金属加工業者です。建築関連の各種工事も請け負っており、施工もまとめてご依頼することができます。幅広い加工方法に対応しており、板金加工や切削加工はもちろん、板金加工と溶接を組み合わせた製缶加工、溶接などを用いた組立加工までをも行っています。また、プレス加工については、金型製作から打抜成形、溶接組立、仕上げまでの一貫加工が可能です。実際に取り扱っている製品としては、手摺りやルーバー、装飾性が高い天井や壁面パネルなどが多く、駅や空港、大学といった公共施設などに数多く採用されています。そのほか、自動車や農業用機械の部品、送配変電機器、OA機器の筐体など、様々な業界との取引がありますので、製品分野によらずご依頼可能です。ただし、どちらかと言うと、板金加工やプレス加工の設備が多く、小・中ロット品を得意とする業者です。チタンなどの難削材の加工や切削加工品の量産などに対しては、対応できなかったり時間を必要としたりする可能性があります。お早めにご相談ください。③製品紹介スチール製手摺りプレス加工品製缶加工品「株式会社小川製作所」納期遵守率100%!精密板金加工なら(宮城県伊具郡)引用元:株式会社小川製作所①会社概要本社:宮城県伊具郡丸森町字石倉155番地TEL:0224-72-2237FAX:0224-72-1513創業:1973年3月加工:切断、曲げ、プレス、板金、穴あけ、旋盤、溶接、研削、研磨 など素材:ステンレス、鉄 などHP:http://www.ogawa-mfg.com/②会社の紹介小川製作所は、高精度及び複雑形状の板金加工に強みを持つ、精密板金加工業者です。15回~20数回もの曲げ加工を必要とする上に要求精度が0.15mm以下というような製品なども取り扱ってきました。通信関連機器や半導体製造装置、産業用ロボット、医療機器などの部品製造に豊富な実績があり、これまで50,000種以上の製品を手掛けています。また、加工技術のノウハウを駆使したVA/VE(コストダウンの手法)提案も行っており、コストダウンに力を貸してくれます。例えば、ある100mm程度の部品では、材質や板厚を変更することなく、設計を見直すことで34%ものコストダウンを実現しています。さらに、納期遵守率100%を強みとしており、自社で開発した工程管理システムによって納期の遵守を徹底。お客様が納期管理に煩わされることなく発注業務のみに専念できる体制を整えています。ただし、マシニングセンタなどの複雑な切削加工が可能な設備は保有していません。ご依頼の製品に切削加工が必要となるかといったご相談も可能ですので、早い段階でお問い合わせください。③製品紹介宮城の金属加工依頼ならMitsuri金属加工業者と言っても、特殊な金属の加工に強みがあったり、大型製品の加工が得意であったりするなど、それぞれの業者に特色があります。また、精密金属加工を謳っている業者であっても、板金加工と切削加工のどちらかでしか高精度加工ができないといったケースがよくあります。これらの点は、製品に合った業者選びに重要となりますので、しっかりと確認してご依頼ください。Mitsuriは、日本全国の250社以上の企業と提携しています。そのため、宮城はもちろん、様々な地域の金属加工業者をご紹介できます。お見積りは複数社から可能です!金属加工でお困りの際は、ぜひMitsuriにご相談ください。

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    アルミの切削が安くできる理由を事例と合わせて大公開!

    切削加工はいろいろな素材で行われる加工法です。今回は数ある素材の中からアルミにフォーカスを当て、アルミ切削加工について加工事例を用いながら詳しくご紹介していきます。「他の素材と比べてコストはどうなの?」「アルミの切削加工ってどんなものなの?」といった疑問を持たれている方のお悩みも本記事では解決していきます。これから切削加工の依頼を頼もうと考えている方も、是非ご一読下さい。アルミ切削加工が安く対応できる理由アルミは他の素材と比べると切削加工が安く対応できるということをご存知でしたか?その理由は、①被削性が良い、②形を加工しやすい、③入手しやすく比較的安価、というアルミの特徴が関係しています。それぞれ詳しくご説明します。①被削性が良い被削性とは、切削加工をするうえで削られやすいかどうかということです。つまり、被削性が良い=切削加工がしやすいということです。切削加工がしにくい素材の場合、加工に使用する刃物にコストがかかってしまったり、マシン等で自動的にできない部分も多いため、その分人件費がかかったり、加工時間が長くなってしまったりと手間もコストもかかってしまいます。一方、被削性のいいアルミは、他の素材と比べて切削加工が安く対応することができます。②形を加工しやすいアルミのように加工性に優れた材の場合は、切削加工の工程が減りコスト削減に繋がります。例えば、大きな塊から小さな部品を切削する場合、加工時間がかかってしまうだけでなく、加工する時の材料費も高くなってしまいます。つまり、切削加工を用いる場合には、できるだけ手間や時間、コストがかからないように、完成寸法に近い材料を使うことが必要です。上記理由から、完成寸法に簡単に近づけることができるアルミを使用すると、他の素材よりも安く対応することが可能です。③入手しやすく比較的安価加工対象の素材が安価であると、切削加工のコスト削減に繋がります。アルミは他の金属と比べると流出量が多い傾向にあり、在庫リスクも低いです。そのため、アルミは比較的安価な金属であり、加工自体のコストも安く対応することが可能です。アルミ切削加工の事例引用元:株式会社奥野精密工業引用元:関東精機株式会社引用元:山川工業株式会社引用元:有限会社斉藤プレスまとめ アルミ切削加工ならMitsuri!全国どこからでもご対応いたします!今回はアルミ切削加工についてご紹介しました。アルミ切削加工は金属加工メーカーによって仕上げや価格が違うこともあるため、依頼する際は十分に調べることをおすすめします。また、アルミ切削加工を依頼できないメーカーもあるため注意が必要です。また、アルミ切削加工についてお悩みの時は、ぜひMitsuriにご相談下さい。Mitsuriは、日本全国に協力企業が250社ございます。そのため、お客様にとって最適な素材の選択に加えて、アルミ切削加工が得意な加工メーカーをご紹介することができます。アルミ切削加工でお困りの際は、ぜひMitsuriにお申し付け下さい!

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    (途中・修正依頼中)【専門家が選ぶ】間違いない溶接業者5選!出張対応できる業者もご紹介!

    溶接は最もポピュラーな製造技術の一つですが、出張溶接依頼となると、依頼先に困ってしまうものです。農機具や工場機具の溶接部が折れてしまい、修理業者に問い合わせたところ、持ってきてほしいと言われ、困ってしまうことはありませんか。また、急な施設のカスタマイズのため、出張溶接がないか、困っている方はいませんか。繁忙期の急で簡単な修理になると工場は特に、簡単な溶接をしてくれる業者を探すものです。今回この記事では、出張溶接ができる業者を含め、ここに依頼すれば間違いなしの溶接業者を5つご紹介していきます。タイトル板金加工でお困りなら是非、Mitsuriにご相談ください!Mitsuriなら、板金加工を専門にしている工場の一括見積もりを取ることができます。小ロットや個人での加工依頼OKの工場に絞って見積りすることも可能です。試作も大歓迎です!Mitsuriの協力工場は全国に100社あり、多数の板金加工実績があるため、安心して依頼できるんです。板金加工でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください!見積もり依頼をする(無料)【出張溶接なら】有限会社川﨑製作所引用元:有限会社川崎製作所基本情報本社:〒181-0015 東京都三鷹市大沢3-3-23FAX:0422-29-8669 創業年:1982年 加工:溶接関連・板金曲げ・架台組み立て・油圧タンク組み立て・ロールバー製作・数物生産・アルミ製品加工・トレーラー製作・機械加工・特殊加工・ホイール修正・SUS板金・でフロック製作・制御BOXHP:http://www.kawasaki-works.com/①会社紹介1982年東京三鷹市で設立依頼、溶接を主として、プレスやレーザー加工など、制作・金属加工に携わってきた業者です。加工はもちろんのこと、部品や製品の完成まで一貫して受注することも可能です。代表である川崎武夫氏を筆頭にし、わずか5名で成り立っている会社です。②会社としての特徴人数こと、少ないものの、その技術力については本物。他の業者では中々できないような、チタンや銅の加工も可能にするなど、一目置けます。その最たる特徴は出張溶接ができることです。なんと、24時間出張溶接体制ですので、夜間の工場稼働時でもすぐに対応できるという魅力があります。HP上でも、溶接を得意とすると公言しているほどで、薄いステンレスの溶接から軽いアルミの溶接までできることは多種多様。その大量の受注歴は同時に、加工業の知識の高さも証明しています。嬉しいことに、多くの種類の品を少量ずつ生産するというような難しい、コストがかかってしまうような注文も納期の要望に応えながら柔軟に対応してくれます。もしもコストが高くなったり、今あるコストをもっと下げたいという場合はコストダウンの提案もしてくれるなど、依頼先とのやり取りの大切さをしっかりと理解してくれる業者です。③製品例(ステンレス風雨避け)※製品名も素材もHPに書いていないような企業もあります。出来うる限りの情報は載せています。【ステンレスの溶接なら】有限会社藤電設工業【引用元】http://fuji-den.com/基本情報本社:〒187-0011 東京都小平市鈴木町1-144-7FAX:042-343-1502創業年:非公開加工:特注ステンレス加工・金属加工・溶接HP:http://fuji-den.com/①会社紹介東京都小平市にある会社です。社長を含め、正社員4名、パート2名、研修生5名で成り立っている会社です。営業種目は精密板金加工と銘打っており、特に、特注のステンレス加工を得意としています。ステンレスは加工の難しい金属素材の一つです。また、特注となると依頼先から様々な注文も入ってきます。②会社としての特徴※HPなどで情報収集しても各企業メリットや強味は出てきますが、デメリットはあまり出てきません。(当たり前かもしれませんが)偏見であることないことは書けないので、今回は特徴という観点で執筆しています。有限会社藤電設工業の最たる特徴は個人受注を強く推していることです。普通の業者だと、企業から大量発注をもらいたがりますが、この業者は一般個人の少量発注に対してもかなり紳士的に製造を行っています。また、HPにも加工業についてあまりわからない方のため、加工材料・工程単価表など、わかりやすく載せてあります。③製品例(ステンレス制 SUS304 特注ダクト)(ステンレスバケット SUS304)【短納期溶接案件なら】ANAテック株式会社【引用元】http://anatech.jp/基本情報本社:〒239-0836 神奈川県横須賀市内川1丁目7番23号FAX:046-838-4861創業年:2007年6月21日加工:各種金属製品の切断、穴あけ、折曲、溶接加工、鉄道車輌・輸送車輌備品加工、電子応用機器等の精密鈑金加工、上記各号に付帯関連する一切の事業HP:http://anatech.jp/①会社紹介急いで受注してもらい、急いで納品してもらいたいという方や企業もいると思います。そんなニーズに応えるのがANAテック株式会社です。2007年に創設依頼、鉄道車輌関係各社、特装車メーカー、産業機械関係各社、船舶関係各社を主要取引先として、急な案件も柔軟に対応してきました。②会社としての特徴優秀な人材を育て上げるという経営理念が根本にあるため、その人材力が生み出す技術力も確かなものです。素早く短期間で溶接してほしい。材料もないから手配してほしい。アルミの溶接が出来ない、困っている現場に来て溶接してほしい。普通の業者なら断りそうなわがままな案件でもANAテック株式会社ならやってくれます。加工できる材料もステンレス、鉄、アルミニウムなど、一般的に金属素材として使われているものは対応できます。③製品例非公開HP上の記載なし。【神奈川で溶接工場をお探しなら】株式会社片野工業【引用元】ttps://www.navida.ne.jp/snavi/100227_1.html基本情報本社:〒257-0031神奈川県秦野市曽屋583-2FAX:個人事業開始:平成13年2月法人会社設立:平成25年11月曽屋工場開設:平成27年9月加工:溶接業製缶板金業レーザー光線による金属の切断・加工加工機械及び工作機械の販売・修理HP:0463-84-3212①会社紹介東京都に事業所がある業者ばかりで、神奈川県で探しているのであれば、株式会社片野工業がおすすめです。平成13年から個人事業として立ち上げ、25年に法人化し、ずっと神奈川県に寄り添ってきた業者のひとつです。②会社としての特徴主要な業務はもちろん溶接ですが、他にもレーザー光線による金属の切断や加工なども行っています。自慢の製品はらくパレと呼ばれるオリジナルの単管パレットです。一人のお客様の声からつくりあげられたもので、現在まで1000台もの販売実績があります。この楽パレは溶接のプロが細部までこだわりを持って作り上げた頑丈なもので、工場直販のため低価格であることを売りとしています。また、フォークリフトで持ち上げやすい形状をしているため、使い勝手もかなり良好です。③製品例Atype:巾 1260 × 奥行 660 × 高さ 350Btype:巾 1320 × 奥行 660 × 高さ 350【持ち込み溶接案件なら】有限会社荒井製作所【引用元】http://www.arai-ss.com/product/基本情報本社:〒346-0104 埼玉県久喜市菖蒲町三箇646FAX:0480-85-4614創業年:昭和44年3月加工:プレス加工、溶接、メッキ(外注)HP:http://www.arai-ss.com/product/①会社紹介埼玉県久喜市にある製作所です。元々はプレス加工会社として工場を構え、設立しましたが、今では様々な加工に裾を広げ、溶接の案件にも柔軟に対応してくれるようになりました。長年培ってきた技術を誇りにして、日本の製造業を底から支えています。②会社としての特徴1個から製作してくれる、単品受注もでき、金型からの製作も柔軟に対応してくれます。しかし、その最たる特徴は持ち込み溶接もOKということです。これについては、急に持ち込むのではなく、荒井製作所まで事前に連絡の上、持ち込むようにしましょう。③製品例※詳細の記載なしまとめ 一括で溶接業者から見積もりをとるならMitsuri!溶接は最もニーズがあり、また、ありふれた加工技術の一つですが、実際に作業する人によって、その技術は雲泥の差が出ます。加工技術に限ったものではありませんが、職人の腕というのは基本によく出るものです。上手い人が溶接をやると、溶接部がキレイな鱗のようになり、本当に惚れ惚れしてしまいます。できるならば、そういった職人のいる場所に依頼をかけたいところですね。Mitsuriでは、企業のご依頼だけでなく、個人での発注・見積もりにも対応しています。1個から、といった小ロットや試作のご依頼も大歓迎です!そして日本全国各地、どこからでもご相談可能です。溶接でお困りの際は、ぜひMitsuriにご相談ください!

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    炭酸ガスアーク溶接とは?【3分でわかる】向いている金属もご紹介!

    近年、被覆アーク溶接に代わり、利用が広がってきているのが炭酸ガスアーク溶接です。今回は、炭酸ガスアーク溶接の定義から、メリット・デメリットについてもご紹介します。また、なかなか分かりにくいティグ溶接・ミグ溶接との違いと、炭酸ガスアーク溶接に向いている金属についても解説します。炭酸ガスアーク溶接とは炭酸ガスアーク溶接とは、アーク放電のシールドガスに二酸化炭素(CO2)を使う溶接法です。CO2溶接と呼ばれることもあります。  引用元:日本財団アーク放電とは、溶接時にバチバチと大量に出ている火花のことです。そして、シールドガスは、溶融金属の酸化を防ぐために用いられるガスのことを指します。シールドにガスを用いるアーク溶接は「ガスシールドアーク溶接」とも呼ばれています。炭酸ガスアーク溶接は溶接スピードが速く、溶け込みが深いことから作業効率が良い点が魅力です。また、日本では不活性ガス(Ar)よりも二酸化炭素の方が比較的安く手に入るため、最も一般的なアーク溶接法となっています。不活性ガスを使うのに比べると、スパッタ(※1)が多く出るので見た目が少々悪くなるのがデメリットです。しかし、炭酸ガスアーク溶接にはスラグ(※2)が発生しないメリットがあり、スラグを取り除く時間を節約できる点では効率的です。keyword※1 スパッタ…溶接時に出る細かい金属の粒。これが多いと外観も悪くなる。※2 スラグ…溶接時に酸素と反応してできる不純物のかたまり。溶接時のスラグはなぜでるのかを解説!スラグ巻き込みの原因と対処法についてもご紹介!しかし近年の溶接業界では、炭酸ガスアーク溶接でもスパッタを出さない溶接技術の向上が目指されています。炭酸ガスアーク溶接は、半自動アーク溶接に分類されています。”アーク”を省略して半自動溶接とも呼ばれていますが、溶接ワイヤーが自動的に送り込まれるのが特徴です。また、溶接時に出る一酸化炭素に注意が必要です。アーク放電と二酸化炭素が化学反応を起こすことで、一酸化炭素が発生します。ですから、特に屋内での作業では常に換気を行うことが必須となります。炭酸ガスアーク溶接は、薄板溶接を得意としており、逆に厚板溶接には不向きです。炭酸ガスアーク溶接のメリット・溶接スピードが速く、溶け込みが深いので作業効率が良い・スラグが少ない・薄板溶接に向いている・日本では二酸化炭素は不活性ガスに比べて安価なので低コスト炭酸ガスアーク溶接のデメリット・危険な一酸化炭素が発生するので常に換気が必要・スパッタが多く出やすく、外観が悪くなる傾向がある・厚板溶接には不向きティグ溶接・ミグ溶接との違いガスシールドアーク溶接法には、炭酸ガスアーク溶接の他にティグ(TIG)溶接・ミグ(MIG)溶接がありますが、どういう違いがあるのか少し難しいですよね? 引用元:東大阪市技術交流プラザ実は、この3種類の大きな違いは「シールドガス」にあります。各溶接方法とシールドガスの種類・炭酸ガスアーク溶接:半自動溶接・二酸化炭素(CO2)・ミグ溶接:半自動溶接・不活性ガス(Ar)ミグ溶接を徹底解説!【専門家が語る】素人でも3分で理解できます!・ティグ溶接:GTA溶接・不活性ガス(Ar)ティグ溶接とは【専門家が解説】特徴や加工方法について詳細をお伝えします!炭酸ガスアーク溶接とティグ溶接・ミグ溶接は、シールドガスが二酸化炭素か不活性ガス(アルゴン)かという違いがあります。ミグ溶接では、不活性ガスだけではなく、不活性ガスに数%だけ酸素(O2)を混ぜたエルナックスガスが使用されることもあります。また、不活性ガスにはアルゴンの他にヘリウムが用いられることもあります。そして、ティグ溶接とミグ溶接の違いは溶接法の種類です。ミグ溶接が炭酸ガスアーク溶接と同じ半自動溶接であるのに対し、ティグ溶接は同じアーク溶接法の中でも、電気を使うGTA溶接に分類されます。ミグ溶接・炭酸ガスアーク溶接:半自動溶接ティグ溶接:GTA溶接このGTA溶接は、電極棒に消耗しにくいタングステンを使い、溶接棒をアーク中で溶かして溶接します。半自動溶接とは違い、溶加材を自動的に供給することはできません。また、炭酸ガスアーク溶接・ミグ溶接とティグ溶接は、「消耗電極式溶接」と「非消耗電極式溶接」にも分けられます。ティグ溶接が“非消耗”のタングステンを電極棒に用いるのに対し、炭酸ガスアーク溶接・ミグ溶接は“消耗”するコイル状に巻かれた溶接ワイヤーを用いるという違いがあります。シールドガスは、溶接時に溶融金属と空気が触れることを防ぐために用いられています。そのため、シールドガスには空気を遮断しつつ、溶融金属とも反応しない性質を持つガスが選ばれています。もし溶融金属と空気が触れてしまうと、窒素や酸素と反応することで溶接部に気孔がいくつもできてしまいます。空気触れてしまうと、酸化して溶接部の強度が弱くなり質が悪くなるため、シールドガスが必要となるのです。加えて、どのシールドガスを選ぶのかによって、作業効率や溶接の仕上がりにも違いが出ます。溶接に用いる母材や溶接材料との相性も考慮に入れ、目指す仕上がりに適したシールドガスを選ぶことが必要となります。 炭酸ガスアーク溶接とティグ溶接・ミグ溶接違い・炭酸ガスアーク溶接は二酸化炭素を用いるが、ティグ溶接・ミグ溶接はアルゴンやヘリウムといった不活性ガスを用いる・炭酸ガスアーク溶接・ミグ溶接は半自動溶接・シールドガスによって、母体や溶接材料との相性があり仕上がりも異なる炭酸ガスアーク溶接に向いている金属、向いていない金属シールドガスの目的は空気を遮断することにあると触れましたが、溶接の母体や溶接材料と反応しないものを選ばなければなりません。炭酸ガスアーク溶接の場合は、シールドガスに二酸化炭素を用います。ですから、二酸化炭素と反応してしまう金属には向いていないということになります。特に、アルミニウムといった非鉄金属には使用できません。そして、コスト面も関係してきます。炭酸ガスアーク溶接でカバーできる分野があれば、不活性ガスに比べコスト削減になるからです。それでは、炭酸ガスアーク溶接に向いている金属と向いていない金属についてご紹介したいと思います。向いている金属 ・鉄(軟鋼)一般的に使用される「鉄」になります。「軟鋼(なんこう)」や「低炭素鋼(ていたんそこう)」とも呼ばれ、鋼(はがね)全体に対し、炭素が0.02~0.30%の間で微量に含まれている金属を指します。軟鋼は、建築や水道管などに広く一般的に使われています。炭素含有量が高くなるにつれ、鋼が強く曲がりにくくなることから、低炭素鋼は「軟鋼」と呼ばれています。・低合金鋼鉄(炭素鋼)に1つ以上の合金元素を加えたものを、「合金鋼(ごうきんこう)」と呼びます。その中で、合金元素の割合がおよそ5%以下と低いものが「低合金鋼」です。低合金鋼は、鉄道のレール、車の車体や飛行機の胴体、パイプ、そして橋などに利用される構造工学プレートなどに使用されています。向いていない金属・アルミ合金アルミ合金は、アルミニウム特有の軽さを生かしながら銅やマンガンなどとの合金によって強度を上げた金属です。代表的なものには、ジュラルミンが挙げられます。 アルミ合金についてはこちらアルミ合金を詳しく解説【専門家が語る】適切なアルミ番がわかります!・ステンレス国際規格のISO規格では、大部分が鉄の鋼全体に1.2%以下の炭素と10.5%以上のクロムまたはニッケルを含んだ金属を指します。「さびにくい」というのがステンレスの特徴ですが、100%再生可能という意外な長所も併せ持っています。・銅合金様々な目的に合わせて、銅に金属を加えた合金です。青銅器時代の青銅など、古来から使われてきました。メインが銅なので、熱伝導性や電気伝導性が高いという特徴があります。また、合金によって耐食性や耐摩耗性など銅の弱点をカバーしています。・チタン合金鋼並みの強度を持ちながら軽く、アルミやステンレスに優る耐食性を持つ金属です。耐熱性も高いことから航空・宇宙・海洋関係、自転車やゴルフクラブ、メガネと様々な物に使用されています。しかし、その優れた特性の反面、製錬・加工が共に難しく、コストも高くなるというデメリットがあります。チタンについてはこちら【チタン】とは!?チタンは他の金属とどう違うのかメリット・デメリットをご紹介!まとめ炭酸ガスアーク溶接について、理解を深めていただけましたでしょうか。利用が広がってきている技術とはいえ、材によって向き不向きもあり、導入する場合には、他溶接の方法との比較検討が必要です。

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    ZAM材とは?加工の特徴や他の鉄規格の違いについても解説!

    高い耐食性が求められるシーンで、真っ先に選ばれるZAM材。しかしZAM材の加工に絞って工場を探すのはなかなか難しいですよね。「ZAMの切断、曲げ、溶接、表面処理などの加工を依頼したいけれど、初めてでどこに頼めばいいかわからない……」「ZAM鋼板を使用した試験品を製造したいけど、小ロットでの発注を断られてしまった……」本記事は、そんなお悩みを解決!ZAM材の特徴や他規格との違い、主な加工法、そしてZAM材の依頼にぴったりな工場3社をご紹介します。ぜひご一読ください。ZAMとは   ZAMは、「メッキ鋼板(あらかじめメッキ処理を施された鋼板)」の一種です。「ZAM」とは、亜鉛(Zn)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)の頭文字で、3つのメッキ層を持つことからZAM鋼板という製品名が付けられました。ほとんど錆びないと言われるほど耐食性に優れており、高耐食メッキ鋼板とも呼ばれます。日鉄日新製鋼が世界で初めて工業生産化に成功した材料で、高耐食性に加えて防食機構を備えたZAM PLUSも提供されています。ZAMの特徴引用元:日鉄日新製鋼株式会社それでは、ZAM材の優れた特徴について下記にまとめましたので、早速見ていきましょう。耐食性ZAM材の耐食性は、溶融亜鉛メッキ鋼板と比べると、約10~20倍優れていると言われています(日鉄日新製鋼株式会社での塩水噴霧試験での試験結果による)。下記に、平坦部の耐食性試験を行った結果を示しましたが、溶融亜鉛メッキ鋼板と比べると、明らかにZAM材の耐食性が良いということがわかります。<平坦部の耐食性比較結果>引用元:日鉄日新製鋼株式会社試験条件:塩水噴霧試験2500h後の表面外観を比較(めっき付着量:90/90 g/m²)また、溶融亜鉛-5%アルミニウム合金メッキ鋼板と比較しても、ZAM材の耐食性は約5~8倍優れています。このように、一般的に耐食性に優れていると言われているめっき材と比べても、ZAM材の耐食性の良さは群を抜いているということがわかります。では、何故このようにZAM材は優れた耐食性を有しているのでしょうか。その理由は、メッキ層に含まれているAlとMgの効果によるものと言われています。下図に示しているように、ZAM材のメッキ表面には、時間の経過とともに、緻密で付着性の高いMgを含む亜鉛系保護被膜が形成されます。この保護被膜がメッキ層の腐食進行を抑制し、優れた耐食性に貢献しているのです。<ZAM材の耐食性に優れる理由>引用元:日鉄日新製鋼株式会社加工性ZAM材はプレス加工性にも優れています。その理由は、溶融亜鉛メッキ鋼板と比較するとメッキ層が硬く、平滑であるためです。そのため、プレス加工の一つである、絞り成形性をZAM材と溶融亜鉛メッキ鋼板で比較すると、以下のような結果となります。<絞り成形性比較結果>引用元:日鉄日新製鋼株式会社ZAM材では、加工割れなど発生せず、さらにフランジ残量も少ないということがわかります。プレス加工性に優れているZAM材を使用することで、生産効率の大幅な向上が期待されます。コスト一般的に、熱間圧延鋼板や冷間圧延鋼板を用いると、下図に示したように、成形を施し、後メッキ工程、表面仕上げ検査の工程などが必要となります。一方、ZAM材を用いると、メッキを施す必要がないため、そのような工程を省略することができ、製造にかかる時間を大幅に短縮できる他、設備などに必要なイニシャルコストを低減することが可能となります。あるメーカーでは、後メッキ品と比較して、5%~8%のコストダウンを実現しています。<後メッキ・後塗装工程省略によるコストダウン>引用元:日鉄日新製鋼株式会社さらに、前述した通り、ZAM材は優れた耐食性を示すため、ライフサイクルコストの低減も実現することが可能です。ZAM材と他の鉄規格との違い錆びにくい鋼板として選ばれるZAMですが、錆びにくいという特徴を持った鋼板はほかにもあります。その中でZAMが選ばれる理由はいったい何なのか、SPCCをベースとして、両面に電気亜鉛メッキを施したSECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、同じく亜鉛メッキを溶融亜鉛に浸して施したSGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)と比較してみましょう。SECCとSGCCの比較まずSECCとSGCCを比べると、SGCCのほうがメッキ層が厚く耐食性に優れます。そのため、塗装がしやすいSECCに対してSGCCはそもそも塗装せずに使用されるケースもあります。SGCCとZAMの比較そんなSGCCと比べて、さらに耐食性に優れるのがZAM材です。具体的には、SGCCのおよそ10~20倍、またSGCCよりも耐食性に優れるガルタイトと比べても5~8倍優れています。また、もうひとつZAM材が選ばれる理由として大きいのが、低コストである点です。160円/kgと、耐食性に優れるステンレス材と比べても半分以下の価格で導入することができます。汎用性の高いSS400などと比べるとkg単価は少し高く感じるかもしれませんが、そもそもメッキ加工が不要になるため、トータルコストはより低減されるでしょう。ZAM材と主たる加工法①切断加工 シャーリング、レーザー、タレパンなどの加工法を駆使して、1枚の板金を求められる寸法に切断・カットし、穴あけなど行います。精密板金加工で一番最初に行われる工程であり、ブランク加工とも呼ばれます。切断や穴あけはその後の工程に大きく影響し、最終的な製品の仕上がり・精度にも関わる重要な加工工程です。Mitsuriでは、レーザー切断機を用いた高速・高精度、かつ短納期の切断加工が可能です。レーザーなら、硬度の高い鋼材でも小サイズの切り出し、溝部分の難加工など、あらゆるシーンで正確な切断を実現できるほか、切断後の面取りサービスなどもぜひご相談ください。②曲げ加工 鋼材の曲げ加工では、ベンダー(折り曲げ機)を使用して直線的に折り曲げ加工を施すほか、R曲げ、V曲げ、Z曲げ、ヘミング曲げ、ロール曲げといったあらゆる曲げを、発注に応じて使い分けます。板厚の厚いものは、プレスブレーキと金型を用いて曲げる場合もあります。ZAMはSGCCに比べてプレス加工性に優れますが、それでも板厚次第では加工が難しくなります。プレスブレーキでの曲げが必要な板厚のものは、自由な角度で曲げることが難しくなりますが、そんな難加工もMitsuriにぜひお任せください。③溶接一般的なCO2溶接、MIG溶接、TIG溶接などのシールドガスアーク溶接に加え、スポット溶接やレーザー溶接などあらゆる溶接法を駆使して材を溶接します。ZAMに限りませんが、メッキ鋼板は溶接時の熱によってメッキが蒸発するため、通常の鋼板に比べてスパッタやヒュームが発生しやすくなります。メッキ鋼板加工のノウハウを持った工場・職人か否かによって、仕上がりが大きく左右されます。④後処理旋削、切削、研削、バリ取りなど、最終的な表面の仕上げ加工を行います。ZAM材では通常の鋼板で行う塗装やメッキを行う必要が基本的にないため、後処理工程は自然と少なくなります。とはいえまったく後処理を行わないケースもありません。Mitsuriの協力工場には、これら後処理まで依頼できる提携先を抱えた工場が多数あり、自社で一貫して行う工場もありますので、すべての工程を見据えた見積もりを出すことが可能です。ZAM材加工のおすすめ工場【Mitsuri】ここまでZAM材の特徴や主に加工方法について解説していきました。ZAM材は高い加工技術を必要とする場合があります。そのため、今回はMitsuri厳選のZAM材加工におすすめの工場を3つご紹介していきます。株式会社マウンテック引用元:株式会社マウンテック①会社概要本社:愛知県津島市中一色町字明神20番地TEL:0567-32-1781  /FAX:0567-32-1778創業年:昭和23年加工内容:製缶板金作業、溶接、プレス加工URL:https://moun-tec.com/②会社紹介各種配電盤製作に伴う製缶板金作業を得意としているのが株式会社マウンテックです。企業、個人どちらからのご依頼でも対応可能です。高さ6m近くになる配電盤製作もできるので、大型製品から小型製品まで幅広く対応できます。創業70年の歴史のある会社のため、高度な加工技術を有しています。③メリット・デメリット株式会社マウンテックでは、多種多様な製缶加工ができるのがメリットです。配電盤だけでなく、コンテナやデスク型操作板、架台など、難しい加工技術が必要な製品も短納期で納品可能です。基本的に大型製品の製作を得意としているため、小型製品の大量生産等には対応が難しい場合があるので注意しましょう。④製品紹介(発電所向け デスク型操作盤)(タンクコンテナ)(高圧接地開閉機器)株式会社MST引用元:株式会社MST①会社概要本社:大阪府和泉浦田町402番地TEL/FAX:072-524-3363創業年:平成28年加工内容:アルミニウム・鉄・ステンレス溶接、板金加工URL:https://mstweldingfactory.com②会社紹介2016年に創業した比較的新しい企業で、アルミ溶接技術に高い自信を持っており、正確かつ丁寧な溶接加工ができるのが株式会社MSTです。そのほかに、ステンレスや鉄などのさまざまな金属に対して、正確な溶接加工ができます。ZAM材の溶接加工を依頼する場合は、ぜひご検討ください。③メリット・デメリット株式会社MSTでは、「出張溶接」を行っているのがメリットです。高い技術力を持った溶接工を一時的に派遣できるため、難しい溶接加工がある場合には加工依頼を出すことを検討してみてはいかがでしょうか。ただ、比較的新しい会社で社員数もまだ少ないため、稼働状況によっては大量生産が難しい可能性があります。発注時にしっかりと確認してください。④製品紹介(A5052 アルミ溶接加工)(CBR400 シートレール)(アルミ製 熱交換器)ZAM材の加工の見積り依頼ならMitsuri今回は、ZAM材の特徴や加工方法などについてお伝えしました。ZAM材の表面には、亜鉛系保護皮膜が形成されており、この保護膜が高い耐食性を実現しています。また、素材に最初からメッキ処理が施されているため、生産時のメッキ処理の工程を省けます。その結果、製造にかかるトータルコストを低減できるメリットがあります。切断加工や曲げ加工などは、ZAM材に限らず正確に加工するには高い技術力が必要です。そのため、加工を依頼するなら、ぜひ技術と経験を備えた工場に依頼をしましょう。Mitsuriが、お取引しているメーカー様は、日本全国250社以上です。今回ご紹介した3社以外にも、ZAM材加工ができる会社は多数あります。ZAM材加工の依頼をどのメーカーへ出すか悩んでいる方は、複数社から同時見積りが取れるMitsuriに、ぜひご相談ください!

  • 【宮城で金属加工を依頼するなら】宮城の加工メーカー6選

    「宮城でおすすめの金属加工業者を知りたい・・・」「高精度加工に強みを持った業者を探している・・・」「業者を変えてコストダウンを図りたい・・・」金属加工業者を探している際に、上記のようなお悩みをお持ちになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。金属加工が必要となるケースの多くは、既製品が使えず、形状や材質、強度、性質などに特徴があるなど、ある程度の特殊性があるものです。そのため、業者との意思疎通が重要となり、場合によっては綿密な打合せが必要となります。しかし、打合せだけのために、地域をまたいで移動したり業者に出向いてもらったりするのは、なかなか大変で、時間やコスト面でもデメリットとなります。そこで、今回の記事では、宮城でおすすめの金属加工業者を6社ご紹介します。宮城県での業者選びにお困りの方は、ぜひご覧ください。「株式会社幸工業」宮城で40年、最高品質にこだわる非鉄金属製作(宮城県亘理郡)引用元:株式会社幸工業①会社概要本社:宮城県亘理郡亘理町逢隈高屋字高下91-1TEL:0223-34-5516FAX:0223-34-6959設立:1980年9月加工:板金、溶接、研磨、メッキ、塗装、エッチング など素材:鉄、ステンレス、真鍮、アルミ、チタンHP:https://www.saiwai-industrial.com/②会社の紹介幸工業は、建築用の装飾金物や装飾材の設計・製造・施工を主要事業としてる業者です。非鉄金属製品の製作に強みを持ち、ステンレスやアルミはもちろん、真鍮やチタンなどを材料とする製品の製作にも多数の実績があります。具体的には、階段や手摺り、門扉、フェンスなどのエクステリア製品、金メッキやエイジング仕上げ(使い古されたような風合いを実現する加工法)を施して装飾性を高めた金物や建具など、建築に関する製品を幅広く製作してきました。設計だけでなく、デザインについても対応しており、オブジェのデザインからのご依頼も可能です。エクステリアなどのカスタマイズにも対応しており、高級感や装飾性を高めたカスタム製品の提供も行っています。メンテナンスやアフターケアにも力を入れています。ヘコミ直しやキズの補修、真鍮・ステンレス製品の磨き直しやヘアライン・鏡面仕上げなどのご依頼も可能です。ただし、専門性が高く、取り扱っている製品が建築関連に偏っているため、機械部品や産業設備などの製作には対応できない可能性があります。事前にご確認ください。③製品紹介ペデストリアンデッキ手摺りバルコニー真鍮エイジング仕上げを施したホテルエレベーターのドア廻り「株式会社プロスパイン」精密機械部品加工はお任せ!金型部品、プレスパーツ加工に強みあり(宮城県大崎市)引用元:株式会社プロスパイン①会社概要本社:宮城県大崎市松山次橋字新千刈田117TEL:0229-55-3375FAX:0229-55-4340設立:1978年加工:切断、切削、ウォータジェット、放電、研削、熱処理 など素材:ステンレス、鉄、特殊鋼 などHP:http://www.prospine.jp/②会社の紹介プロスパインは、機械部品や金型などの製作・販売及び熱処理加工を主な事業としている業者です。高精度加工に強みがあり、多種多様なマシニングセンタを揃えると共に、放電加工機やウォータージェット加工機も保有。ナノレベルの精密さを実現するための各種測定機も完備しています。オリジナル製品の開発も手掛けており、磁力を利用した非接触動力伝達装置やカメラと三脚の間に取り付ける高精度雲台(カメラの向きや傾きを調整する道具)などを製造・販売しています。熱処理設備については、真空熱処理炉を3台、焼戻し炉を6台、サブゼロ処理装置を保有。焼入れや焼戻しなどの一般熱処理はもちろん、鋼材を0℃以下へ急速に冷却するサブゼロ処理にも対応しており、焼き曲がりが生じた場合の矯正も実施しています。なお、サブゼロ処理は、熱処理後の鋼材の性質をさらに向上させる特殊熱処理です。耐摩耗性の向上や金属組織の均質化などの効果があり、経年変化・劣化の抑制にも役立ちます。また、お客様のご要望にも柔軟に対応しており、加工方法や納期などのご相談に応じています。熱処理加工のご依頼についても、小ロットはもちろん、部品1つから可能です。ただし、切削加工や熱処理加工を中心に行っており、板金加工を必要とする製品の製作には対応できない可能性があります。どのような加工法が適切かというようなご相談にも応じていますので、ぜひご連絡ください。参考記事熱処理については、以下の記事で解説しています。より詳しい情報を得たい方は、ぜひご覧ください。⇒鋼の性質を変える【熱処理】とは?仕組みや種類について徹底解説!③製品紹介マグネットギアカップリング(軸継手)磁気ブレーキ「株式会社阿部製缶鉄工」大型シャフト、大型ロールの加工からプラント製作まで!様々な金属加工が得意(宮城県石巻市)引用元:株式会社阿部製缶鉄工①会社概要本社:宮城県石巻市魚町3丁目12-1TEL:0225-96-0349FAX:0225-95-5809創業:昭和53年加工:切断、切削、 キーシーター、セーパー、溶接 など素材:鉄、ステンレス などHP:http://www.abeseikan.com/②会社の紹介阿部製缶鉄工は、大小様々な金属製品・部品の加工を行うと共に、プラントや配管などの施工やメンテナンスも請け負っている業者です。大型品の製造や製缶加工を得意としています。大型品の切削加工に適したロール旋盤や立型マシニングセンタを保有しており、大型シャフトや大型ロール、製鉄所向けの大型機械や部品、プラントなどの加工に豊富な実績があります。また、重切削が可能でキー溝の加工にも適したキーシーター加工機や、長物加工時でも歪みの発生を抑えながら加工できるセーパー加工機なども保有しています。工事業にも力を入れているため、設計や製作はもちろん、施工やメンテナンスまでをも含めた一貫した案件にも対応可能です。量産や小ロット、試作・開発など、数量等についても多様なニーズにお応えしています。ただし、金属加工に関しては、切削加工と溶接が中心であり、プレス機械やベンダーなどの板金加工機は保有していません。そのため、板金加工品の製作には対応できない可能性があります。事前にご確認ください。③製品紹介大型ロールの改削クランクシャフトステンレス製のキャプスタン(船舶における錨鎖やロープを巻き上げる装置)「株式会社東北マテリアルス」仙台の金属加工業者、個人持ち込みの金属加工にも柔軟対応!(宮城県仙台市)引用元:株式会社東北マテリアルス①会社概要本社:宮城県仙台市宮城野区扇町5-3-27TEL:022-352-6991FAX:022-352-6992創業:1985年8月加工:切削、板金、研削、レーザー、ウォータージェット、プレス、溶接、放電、表面処理(メッキ、アルマイト、塗装等)、熱処理 など素材:アルミ、ステンレス、鉄、真鍮、チタン、ニッケル、樹脂 などHP:http://www.e-materials.co.jp/②会社の紹介東北マテリアルスは、精密金属加工と樹脂加工を中心に事業を行っている業者です。半導体製造装置や理化学機器、分析装置などの精密性を必要とする製品及びその部品を取り扱っており、設計から製作、組立までを一括して請け負っています。これまで扱ってきた品目としては、上述した精密機器・装置のほか、電気炉や乾燥炉、研磨装置や切断機などの加工機械、クリーンルーム用品、熱関連材料や配管材料、シール材料など、多岐にわたります。対応している加工方法も多彩で、切削加工については、マシニングセンタやNC旋盤だけでなく、レーザー加工やワイヤー放電加工、ウォータージェット加工なども駆使して精密金属加工を行っています。また、金属メッキや樹脂メッキ、アルマイトや塗装といった表面処理にも対応。さらには、熱処理のご依頼も可能です。精密性の高い製品を扱っていることもあり、工場内に三次元測定器を設置した測定室を確保。三次元測定による精度保証のみのご依頼も請け負っており、最大荷重1トンまでの重量物でも測定可能です。試作や多品種小ロット生産、単品生産、量産など、多様なニーズに対応。個人の方のご依頼にもお応えしています。納期についても、ご相談いただければ柔軟に対応してくれます。半導体や食品、建設、印刷、インテリアなど、様々な業界に関する製品の製作実績があり、特に苦手とするような分野はありません。他社との比較といった意味でも、一度ご相談してみてはいかがでしょうか。Mitsuriでしたら、複数の加工業者による相見積りが可能です。金属加工でお悩みの際は、ぜひご連絡ください。③製品紹介精密部品の切削加工事例精密部品の板金加工事例半導体製造装置に用いられるロボットアームの部品「株式会社相澤製作所」手摺・ルーバー等の建築板金加工ならお任せ(宮城県仙台市)引用元:株式会社相澤製作所①会社概要本社:宮城県仙台市若林区六丁の目元町7番1号TEL:022-288-6111FAX:022-288-6167創業:昭和8年5月加工:切断、曲げ、プレス、板金、切削、溶接 など素材:ステンレス、鉄、アルミ、真鍮 などHP:http://www.aizawa-ss.co.jp/②会社の紹介相澤製作所は、建築分野の金属製品の製造を中心としつつも、機械部品の製造や金型製作なども手掛けている総合金属加工業者です。建築関連の各種工事も請け負っており、施工もまとめてご依頼することができます。幅広い加工方法に対応しており、板金加工や切削加工はもちろん、板金加工と溶接を組み合わせた製缶加工、溶接などを用いた組立加工までをも行っています。また、プレス加工については、金型製作から打抜成形、溶接組立、仕上げまでの一貫加工が可能です。実際に取り扱っている製品としては、手摺りやルーバー、装飾性が高い天井や壁面パネルなどが多く、駅や空港、大学といった公共施設などに数多く採用されています。そのほか、自動車や農業用機械の部品、送配変電機器、OA機器の筐体など、様々な業界との取引がありますので、製品分野によらずご依頼可能です。ただし、どちらかと言うと、板金加工やプレス加工の設備が多く、小・中ロット品を得意とする業者です。チタンなどの難削材の加工や切削加工品の量産などに対しては、対応できなかったり時間を必要としたりする可能性があります。お早めにご相談ください。③製品紹介スチール製手摺りプレス加工品製缶加工品「株式会社小川製作所」納期遵守率100%!精密板金加工なら(宮城県伊具郡)引用元:株式会社小川製作所①会社概要本社:宮城県伊具郡丸森町字石倉155番地TEL:0224-72-2237FAX:0224-72-1513創業:1973年3月加工:切断、曲げ、プレス、板金、穴あけ、旋盤、溶接、研削、研磨 など素材:ステンレス、鉄 などHP:http://www.ogawa-mfg.com/②会社の紹介小川製作所は、高精度及び複雑形状の板金加工に強みを持つ、精密板金加工業者です。15回~20数回もの曲げ加工を必要とする上に要求精度が0.15mm以下というような製品なども取り扱ってきました。通信関連機器や半導体製造装置、産業用ロボット、医療機器などの部品製造に豊富な実績があり、これまで50,000種以上の製品を手掛けています。また、加工技術のノウハウを駆使したVA/VE(コストダウンの手法)提案も行っており、コストダウンに力を貸してくれます。例えば、ある100mm程度の部品では、材質や板厚を変更することなく、設計を見直すことで34%ものコストダウンを実現しています。さらに、納期遵守率100%を強みとしており、自社で開発した工程管理システムによって納期の遵守を徹底。お客様が納期管理に煩わされることなく発注業務のみに専念できる体制を整えています。ただし、マシニングセンタなどの複雑な切削加工が可能な設備は保有していません。ご依頼の製品に切削加工が必要となるかといったご相談も可能ですので、早い段階でお問い合わせください。③製品紹介宮城の金属加工依頼ならMitsuri金属加工業者と言っても、特殊な金属の加工に強みがあったり、大型製品の加工が得意であったりするなど、それぞれの業者に特色があります。また、精密金属加工を謳っている業者であっても、板金加工と切削加工のどちらかでしか高精度加工ができないといったケースがよくあります。これらの点は、製品に合った業者選びに重要となりますので、しっかりと確認してご依頼ください。Mitsuriは、日本全国の250社以上の企業と提携しています。そのため、宮城はもちろん、様々な地域の金属加工業者をご紹介できます。お見積りは複数社から可能です!金属加工でお困りの際は、ぜひMitsuriにご相談ください。

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    アルミの切削が安くできる理由を事例と合わせて大公開!

    切削加工はいろいろな素材で行われる加工法です。今回は数ある素材の中からアルミにフォーカスを当て、アルミ切削加工について加工事例を用いながら詳しくご紹介していきます。「他の素材と比べてコストはどうなの?」「アルミの切削加工ってどんなものなの?」といった疑問を持たれている方のお悩みも本記事では解決していきます。これから切削加工の依頼を頼もうと考えている方も、是非ご一読下さい。アルミ切削加工が安く対応できる理由アルミは他の素材と比べると切削加工が安く対応できるということをご存知でしたか?その理由は、①被削性が良い、②形を加工しやすい、③入手しやすく比較的安価、というアルミの特徴が関係しています。それぞれ詳しくご説明します。①被削性が良い被削性とは、切削加工をするうえで削られやすいかどうかということです。つまり、被削性が良い=切削加工がしやすいということです。切削加工がしにくい素材の場合、加工に使用する刃物にコストがかかってしまったり、マシン等で自動的にできない部分も多いため、その分人件費がかかったり、加工時間が長くなってしまったりと手間もコストもかかってしまいます。一方、被削性のいいアルミは、他の素材と比べて切削加工が安く対応することができます。②形を加工しやすいアルミのように加工性に優れた材の場合は、切削加工の工程が減りコスト削減に繋がります。例えば、大きな塊から小さな部品を切削する場合、加工時間がかかってしまうだけでなく、加工する時の材料費も高くなってしまいます。つまり、切削加工を用いる場合には、できるだけ手間や時間、コストがかからないように、完成寸法に近い材料を使うことが必要です。上記理由から、完成寸法に簡単に近づけることができるアルミを使用すると、他の素材よりも安く対応することが可能です。③入手しやすく比較的安価加工対象の素材が安価であると、切削加工のコスト削減に繋がります。アルミは他の金属と比べると流出量が多い傾向にあり、在庫リスクも低いです。そのため、アルミは比較的安価な金属であり、加工自体のコストも安く対応することが可能です。アルミ切削加工の事例引用元:株式会社奥野精密工業引用元:関東精機株式会社引用元:山川工業株式会社引用元:有限会社斉藤プレスまとめ アルミ切削加工ならMitsuri!全国どこからでもご対応いたします!今回はアルミ切削加工についてご紹介しました。アルミ切削加工は金属加工メーカーによって仕上げや価格が違うこともあるため、依頼する際は十分に調べることをおすすめします。また、アルミ切削加工を依頼できないメーカーもあるため注意が必要です。また、アルミ切削加工についてお悩みの時は、ぜひMitsuriにご相談下さい。Mitsuriは、日本全国に協力企業が250社ございます。そのため、お客様にとって最適な素材の選択に加えて、アルミ切削加工が得意な加工メーカーをご紹介することができます。アルミ切削加工でお困りの際は、ぜひMitsuriにお申し付け下さい!

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    (途中・修正依頼中)【専門家が選ぶ】間違いない溶接業者5選!出張対応できる業者もご紹介!

    溶接は最もポピュラーな製造技術の一つですが、出張溶接依頼となると、依頼先に困ってしまうものです。農機具や工場機具の溶接部が折れてしまい、修理業者に問い合わせたところ、持ってきてほしいと言われ、困ってしまうことはありませんか。また、急な施設のカスタマイズのため、出張溶接がないか、困っている方はいませんか。繁忙期の急で簡単な修理になると工場は特に、簡単な溶接をしてくれる業者を探すものです。今回この記事では、出張溶接ができる業者を含め、ここに依頼すれば間違いなしの溶接業者を5つご紹介していきます。タイトル板金加工でお困りなら是非、Mitsuriにご相談ください!Mitsuriなら、板金加工を専門にしている工場の一括見積もりを取ることができます。小ロットや個人での加工依頼OKの工場に絞って見積りすることも可能です。試作も大歓迎です!Mitsuriの協力工場は全国に100社あり、多数の板金加工実績があるため、安心して依頼できるんです。板金加工でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください!見積もり依頼をする(無料)【出張溶接なら】有限会社川﨑製作所引用元:有限会社川崎製作所基本情報本社:〒181-0015 東京都三鷹市大沢3-3-23FAX:0422-29-8669 創業年:1982年 加工:溶接関連・板金曲げ・架台組み立て・油圧タンク組み立て・ロールバー製作・数物生産・アルミ製品加工・トレーラー製作・機械加工・特殊加工・ホイール修正・SUS板金・でフロック製作・制御BOXHP:http://www.kawasaki-works.com/①会社紹介1982年東京三鷹市で設立依頼、溶接を主として、プレスやレーザー加工など、制作・金属加工に携わってきた業者です。加工はもちろんのこと、部品や製品の完成まで一貫して受注することも可能です。代表である川崎武夫氏を筆頭にし、わずか5名で成り立っている会社です。②会社としての特徴人数こと、少ないものの、その技術力については本物。他の業者では中々できないような、チタンや銅の加工も可能にするなど、一目置けます。その最たる特徴は出張溶接ができることです。なんと、24時間出張溶接体制ですので、夜間の工場稼働時でもすぐに対応できるという魅力があります。HP上でも、溶接を得意とすると公言しているほどで、薄いステンレスの溶接から軽いアルミの溶接までできることは多種多様。その大量の受注歴は同時に、加工業の知識の高さも証明しています。嬉しいことに、多くの種類の品を少量ずつ生産するというような難しい、コストがかかってしまうような注文も納期の要望に応えながら柔軟に対応してくれます。もしもコストが高くなったり、今あるコストをもっと下げたいという場合はコストダウンの提案もしてくれるなど、依頼先とのやり取りの大切さをしっかりと理解してくれる業者です。③製品例(ステンレス風雨避け)※製品名も素材もHPに書いていないような企業もあります。出来うる限りの情報は載せています。【ステンレスの溶接なら】有限会社藤電設工業【引用元】http://fuji-den.com/基本情報本社:〒187-0011 東京都小平市鈴木町1-144-7FAX:042-343-1502創業年:非公開加工:特注ステンレス加工・金属加工・溶接HP:http://fuji-den.com/①会社紹介東京都小平市にある会社です。社長を含め、正社員4名、パート2名、研修生5名で成り立っている会社です。営業種目は精密板金加工と銘打っており、特に、特注のステンレス加工を得意としています。ステンレスは加工の難しい金属素材の一つです。また、特注となると依頼先から様々な注文も入ってきます。②会社としての特徴※HPなどで情報収集しても各企業メリットや強味は出てきますが、デメリットはあまり出てきません。(当たり前かもしれませんが)偏見であることないことは書けないので、今回は特徴という観点で執筆しています。有限会社藤電設工業の最たる特徴は個人受注を強く推していることです。普通の業者だと、企業から大量発注をもらいたがりますが、この業者は一般個人の少量発注に対してもかなり紳士的に製造を行っています。また、HPにも加工業についてあまりわからない方のため、加工材料・工程単価表など、わかりやすく載せてあります。③製品例(ステンレス制 SUS304 特注ダクト)(ステンレスバケット SUS304)【短納期溶接案件なら】ANAテック株式会社【引用元】http://anatech.jp/基本情報本社:〒239-0836 神奈川県横須賀市内川1丁目7番23号FAX:046-838-4861創業年:2007年6月21日加工:各種金属製品の切断、穴あけ、折曲、溶接加工、鉄道車輌・輸送車輌備品加工、電子応用機器等の精密鈑金加工、上記各号に付帯関連する一切の事業HP:http://anatech.jp/①会社紹介急いで受注してもらい、急いで納品してもらいたいという方や企業もいると思います。そんなニーズに応えるのがANAテック株式会社です。2007年に創設依頼、鉄道車輌関係各社、特装車メーカー、産業機械関係各社、船舶関係各社を主要取引先として、急な案件も柔軟に対応してきました。②会社としての特徴優秀な人材を育て上げるという経営理念が根本にあるため、その人材力が生み出す技術力も確かなものです。素早く短期間で溶接してほしい。材料もないから手配してほしい。アルミの溶接が出来ない、困っている現場に来て溶接してほしい。普通の業者なら断りそうなわがままな案件でもANAテック株式会社ならやってくれます。加工できる材料もステンレス、鉄、アルミニウムなど、一般的に金属素材として使われているものは対応できます。③製品例非公開HP上の記載なし。【神奈川で溶接工場をお探しなら】株式会社片野工業【引用元】ttps://www.navida.ne.jp/snavi/100227_1.html基本情報本社:〒257-0031神奈川県秦野市曽屋583-2FAX:個人事業開始:平成13年2月法人会社設立:平成25年11月曽屋工場開設:平成27年9月加工:溶接業製缶板金業レーザー光線による金属の切断・加工加工機械及び工作機械の販売・修理HP:0463-84-3212①会社紹介東京都に事業所がある業者ばかりで、神奈川県で探しているのであれば、株式会社片野工業がおすすめです。平成13年から個人事業として立ち上げ、25年に法人化し、ずっと神奈川県に寄り添ってきた業者のひとつです。②会社としての特徴主要な業務はもちろん溶接ですが、他にもレーザー光線による金属の切断や加工なども行っています。自慢の製品はらくパレと呼ばれるオリジナルの単管パレットです。一人のお客様の声からつくりあげられたもので、現在まで1000台もの販売実績があります。この楽パレは溶接のプロが細部までこだわりを持って作り上げた頑丈なもので、工場直販のため低価格であることを売りとしています。また、フォークリフトで持ち上げやすい形状をしているため、使い勝手もかなり良好です。③製品例Atype:巾 1260 × 奥行 660 × 高さ 350Btype:巾 1320 × 奥行 660 × 高さ 350【持ち込み溶接案件なら】有限会社荒井製作所【引用元】http://www.arai-ss.com/product/基本情報本社:〒346-0104 埼玉県久喜市菖蒲町三箇646FAX:0480-85-4614創業年:昭和44年3月加工:プレス加工、溶接、メッキ(外注)HP:http://www.arai-ss.com/product/①会社紹介埼玉県久喜市にある製作所です。元々はプレス加工会社として工場を構え、設立しましたが、今では様々な加工に裾を広げ、溶接の案件にも柔軟に対応してくれるようになりました。長年培ってきた技術を誇りにして、日本の製造業を底から支えています。②会社としての特徴1個から製作してくれる、単品受注もでき、金型からの製作も柔軟に対応してくれます。しかし、その最たる特徴は持ち込み溶接もOKということです。これについては、急に持ち込むのではなく、荒井製作所まで事前に連絡の上、持ち込むようにしましょう。③製品例※詳細の記載なしまとめ 一括で溶接業者から見積もりをとるならMitsuri!溶接は最もニーズがあり、また、ありふれた加工技術の一つですが、実際に作業する人によって、その技術は雲泥の差が出ます。加工技術に限ったものではありませんが、職人の腕というのは基本によく出るものです。上手い人が溶接をやると、溶接部がキレイな鱗のようになり、本当に惚れ惚れしてしまいます。できるならば、そういった職人のいる場所に依頼をかけたいところですね。Mitsuriでは、企業のご依頼だけでなく、個人での発注・見積もりにも対応しています。1個から、といった小ロットや試作のご依頼も大歓迎です!そして日本全国各地、どこからでもご相談可能です。溶接でお困りの際は、ぜひMitsuriにご相談ください!

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    炭酸ガスアーク溶接とは?【3分でわかる】向いている金属もご紹介!

    近年、被覆アーク溶接に代わり、利用が広がってきているのが炭酸ガスアーク溶接です。今回は、炭酸ガスアーク溶接の定義から、メリット・デメリットについてもご紹介します。また、なかなか分かりにくいティグ溶接・ミグ溶接との違いと、炭酸ガスアーク溶接に向いている金属についても解説します。炭酸ガスアーク溶接とは炭酸ガスアーク溶接とは、アーク放電のシールドガスに二酸化炭素(CO2)を使う溶接法です。CO2溶接と呼ばれることもあります。  引用元:日本財団アーク放電とは、溶接時にバチバチと大量に出ている火花のことです。そして、シールドガスは、溶融金属の酸化を防ぐために用いられるガスのことを指します。シールドにガスを用いるアーク溶接は「ガスシールドアーク溶接」とも呼ばれています。炭酸ガスアーク溶接は溶接スピードが速く、溶け込みが深いことから作業効率が良い点が魅力です。また、日本では不活性ガス(Ar)よりも二酸化炭素の方が比較的安く手に入るため、最も一般的なアーク溶接法となっています。不活性ガスを使うのに比べると、スパッタ(※1)が多く出るので見た目が少々悪くなるのがデメリットです。しかし、炭酸ガスアーク溶接にはスラグ(※2)が発生しないメリットがあり、スラグを取り除く時間を節約できる点では効率的です。keyword※1 スパッタ…溶接時に出る細かい金属の粒。これが多いと外観も悪くなる。※2 スラグ…溶接時に酸素と反応してできる不純物のかたまり。溶接時のスラグはなぜでるのかを解説!スラグ巻き込みの原因と対処法についてもご紹介!しかし近年の溶接業界では、炭酸ガスアーク溶接でもスパッタを出さない溶接技術の向上が目指されています。炭酸ガスアーク溶接は、半自動アーク溶接に分類されています。”アーク”を省略して半自動溶接とも呼ばれていますが、溶接ワイヤーが自動的に送り込まれるのが特徴です。また、溶接時に出る一酸化炭素に注意が必要です。アーク放電と二酸化炭素が化学反応を起こすことで、一酸化炭素が発生します。ですから、特に屋内での作業では常に換気を行うことが必須となります。炭酸ガスアーク溶接は、薄板溶接を得意としており、逆に厚板溶接には不向きです。炭酸ガスアーク溶接のメリット・溶接スピードが速く、溶け込みが深いので作業効率が良い・スラグが少ない・薄板溶接に向いている・日本では二酸化炭素は不活性ガスに比べて安価なので低コスト炭酸ガスアーク溶接のデメリット・危険な一酸化炭素が発生するので常に換気が必要・スパッタが多く出やすく、外観が悪くなる傾向がある・厚板溶接には不向きティグ溶接・ミグ溶接との違いガスシールドアーク溶接法には、炭酸ガスアーク溶接の他にティグ(TIG)溶接・ミグ(MIG)溶接がありますが、どういう違いがあるのか少し難しいですよね? 引用元:東大阪市技術交流プラザ実は、この3種類の大きな違いは「シールドガス」にあります。各溶接方法とシールドガスの種類・炭酸ガスアーク溶接:半自動溶接・二酸化炭素(CO2)・ミグ溶接:半自動溶接・不活性ガス(Ar)ミグ溶接を徹底解説!【専門家が語る】素人でも3分で理解できます!・ティグ溶接:GTA溶接・不活性ガス(Ar)ティグ溶接とは【専門家が解説】特徴や加工方法について詳細をお伝えします!炭酸ガスアーク溶接とティグ溶接・ミグ溶接は、シールドガスが二酸化炭素か不活性ガス(アルゴン)かという違いがあります。ミグ溶接では、不活性ガスだけではなく、不活性ガスに数%だけ酸素(O2)を混ぜたエルナックスガスが使用されることもあります。また、不活性ガスにはアルゴンの他にヘリウムが用いられることもあります。そして、ティグ溶接とミグ溶接の違いは溶接法の種類です。ミグ溶接が炭酸ガスアーク溶接と同じ半自動溶接であるのに対し、ティグ溶接は同じアーク溶接法の中でも、電気を使うGTA溶接に分類されます。ミグ溶接・炭酸ガスアーク溶接:半自動溶接ティグ溶接:GTA溶接このGTA溶接は、電極棒に消耗しにくいタングステンを使い、溶接棒をアーク中で溶かして溶接します。半自動溶接とは違い、溶加材を自動的に供給することはできません。また、炭酸ガスアーク溶接・ミグ溶接とティグ溶接は、「消耗電極式溶接」と「非消耗電極式溶接」にも分けられます。ティグ溶接が“非消耗”のタングステンを電極棒に用いるのに対し、炭酸ガスアーク溶接・ミグ溶接は“消耗”するコイル状に巻かれた溶接ワイヤーを用いるという違いがあります。シールドガスは、溶接時に溶融金属と空気が触れることを防ぐために用いられています。そのため、シールドガスには空気を遮断しつつ、溶融金属とも反応しない性質を持つガスが選ばれています。もし溶融金属と空気が触れてしまうと、窒素や酸素と反応することで溶接部に気孔がいくつもできてしまいます。空気触れてしまうと、酸化して溶接部の強度が弱くなり質が悪くなるため、シールドガスが必要となるのです。加えて、どのシールドガスを選ぶのかによって、作業効率や溶接の仕上がりにも違いが出ます。溶接に用いる母材や溶接材料との相性も考慮に入れ、目指す仕上がりに適したシールドガスを選ぶことが必要となります。 炭酸ガスアーク溶接とティグ溶接・ミグ溶接違い・炭酸ガスアーク溶接は二酸化炭素を用いるが、ティグ溶接・ミグ溶接はアルゴンやヘリウムといった不活性ガスを用いる・炭酸ガスアーク溶接・ミグ溶接は半自動溶接・シールドガスによって、母体や溶接材料との相性があり仕上がりも異なる炭酸ガスアーク溶接に向いている金属、向いていない金属シールドガスの目的は空気を遮断することにあると触れましたが、溶接の母体や溶接材料と反応しないものを選ばなければなりません。炭酸ガスアーク溶接の場合は、シールドガスに二酸化炭素を用います。ですから、二酸化炭素と反応してしまう金属には向いていないということになります。特に、アルミニウムといった非鉄金属には使用できません。そして、コスト面も関係してきます。炭酸ガスアーク溶接でカバーできる分野があれば、不活性ガスに比べコスト削減になるからです。それでは、炭酸ガスアーク溶接に向いている金属と向いていない金属についてご紹介したいと思います。向いている金属 ・鉄(軟鋼)一般的に使用される「鉄」になります。「軟鋼(なんこう)」や「低炭素鋼(ていたんそこう)」とも呼ばれ、鋼(はがね)全体に対し、炭素が0.02~0.30%の間で微量に含まれている金属を指します。軟鋼は、建築や水道管などに広く一般的に使われています。炭素含有量が高くなるにつれ、鋼が強く曲がりにくくなることから、低炭素鋼は「軟鋼」と呼ばれています。・低合金鋼鉄(炭素鋼)に1つ以上の合金元素を加えたものを、「合金鋼(ごうきんこう)」と呼びます。その中で、合金元素の割合がおよそ5%以下と低いものが「低合金鋼」です。低合金鋼は、鉄道のレール、車の車体や飛行機の胴体、パイプ、そして橋などに利用される構造工学プレートなどに使用されています。向いていない金属・アルミ合金アルミ合金は、アルミニウム特有の軽さを生かしながら銅やマンガンなどとの合金によって強度を上げた金属です。代表的なものには、ジュラルミンが挙げられます。 アルミ合金についてはこちらアルミ合金を詳しく解説【専門家が語る】適切なアルミ番がわかります!・ステンレス国際規格のISO規格では、大部分が鉄の鋼全体に1.2%以下の炭素と10.5%以上のクロムまたはニッケルを含んだ金属を指します。「さびにくい」というのがステンレスの特徴ですが、100%再生可能という意外な長所も併せ持っています。・銅合金様々な目的に合わせて、銅に金属を加えた合金です。青銅器時代の青銅など、古来から使われてきました。メインが銅なので、熱伝導性や電気伝導性が高いという特徴があります。また、合金によって耐食性や耐摩耗性など銅の弱点をカバーしています。・チタン合金鋼並みの強度を持ちながら軽く、アルミやステンレスに優る耐食性を持つ金属です。耐熱性も高いことから航空・宇宙・海洋関係、自転車やゴルフクラブ、メガネと様々な物に使用されています。しかし、その優れた特性の反面、製錬・加工が共に難しく、コストも高くなるというデメリットがあります。チタンについてはこちら【チタン】とは!?チタンは他の金属とどう違うのかメリット・デメリットをご紹介!まとめ炭酸ガスアーク溶接について、理解を深めていただけましたでしょうか。利用が広がってきている技術とはいえ、材によって向き不向きもあり、導入する場合には、他溶接の方法との比較検討が必要です。

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    ZAM材とは?加工の特徴や他の鉄規格の違いについても解説!

    高い耐食性が求められるシーンで、真っ先に選ばれるZAM材。しかしZAM材の加工に絞って工場を探すのはなかなか難しいですよね。「ZAMの切断、曲げ、溶接、表面処理などの加工を依頼したいけれど、初めてでどこに頼めばいいかわからない……」「ZAM鋼板を使用した試験品を製造したいけど、小ロットでの発注を断られてしまった……」本記事は、そんなお悩みを解決!ZAM材の特徴や他規格との違い、主な加工法、そしてZAM材の依頼にぴったりな工場3社をご紹介します。ぜひご一読ください。ZAMとは   ZAMは、「メッキ鋼板(あらかじめメッキ処理を施された鋼板)」の一種です。「ZAM」とは、亜鉛(Zn)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)の頭文字で、3つのメッキ層を持つことからZAM鋼板という製品名が付けられました。ほとんど錆びないと言われるほど耐食性に優れており、高耐食メッキ鋼板とも呼ばれます。日鉄日新製鋼が世界で初めて工業生産化に成功した材料で、高耐食性に加えて防食機構を備えたZAM PLUSも提供されています。ZAMの特徴引用元:日鉄日新製鋼株式会社それでは、ZAM材の優れた特徴について下記にまとめましたので、早速見ていきましょう。耐食性ZAM材の耐食性は、溶融亜鉛メッキ鋼板と比べると、約10~20倍優れていると言われています(日鉄日新製鋼株式会社での塩水噴霧試験での試験結果による)。下記に、平坦部の耐食性試験を行った結果を示しましたが、溶融亜鉛メッキ鋼板と比べると、明らかにZAM材の耐食性が良いということがわかります。<平坦部の耐食性比較結果>引用元:日鉄日新製鋼株式会社試験条件:塩水噴霧試験2500h後の表面外観を比較(めっき付着量:90/90 g/m²)また、溶融亜鉛-5%アルミニウム合金メッキ鋼板と比較しても、ZAM材の耐食性は約5~8倍優れています。このように、一般的に耐食性に優れていると言われているめっき材と比べても、ZAM材の耐食性の良さは群を抜いているということがわかります。では、何故このようにZAM材は優れた耐食性を有しているのでしょうか。その理由は、メッキ層に含まれているAlとMgの効果によるものと言われています。下図に示しているように、ZAM材のメッキ表面には、時間の経過とともに、緻密で付着性の高いMgを含む亜鉛系保護被膜が形成されます。この保護被膜がメッキ層の腐食進行を抑制し、優れた耐食性に貢献しているのです。<ZAM材の耐食性に優れる理由>引用元:日鉄日新製鋼株式会社加工性ZAM材はプレス加工性にも優れています。その理由は、溶融亜鉛メッキ鋼板と比較するとメッキ層が硬く、平滑であるためです。そのため、プレス加工の一つである、絞り成形性をZAM材と溶融亜鉛メッキ鋼板で比較すると、以下のような結果となります。<絞り成形性比較結果>引用元:日鉄日新製鋼株式会社ZAM材では、加工割れなど発生せず、さらにフランジ残量も少ないということがわかります。プレス加工性に優れているZAM材を使用することで、生産効率の大幅な向上が期待されます。コスト一般的に、熱間圧延鋼板や冷間圧延鋼板を用いると、下図に示したように、成形を施し、後メッキ工程、表面仕上げ検査の工程などが必要となります。一方、ZAM材を用いると、メッキを施す必要がないため、そのような工程を省略することができ、製造にかかる時間を大幅に短縮できる他、設備などに必要なイニシャルコストを低減することが可能となります。あるメーカーでは、後メッキ品と比較して、5%~8%のコストダウンを実現しています。<後メッキ・後塗装工程省略によるコストダウン>引用元:日鉄日新製鋼株式会社さらに、前述した通り、ZAM材は優れた耐食性を示すため、ライフサイクルコストの低減も実現することが可能です。ZAM材と他の鉄規格との違い錆びにくい鋼板として選ばれるZAMですが、錆びにくいという特徴を持った鋼板はほかにもあります。その中でZAMが選ばれる理由はいったい何なのか、SPCCをベースとして、両面に電気亜鉛メッキを施したSECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、同じく亜鉛メッキを溶融亜鉛に浸して施したSGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)と比較してみましょう。SECCとSGCCの比較まずSECCとSGCCを比べると、SGCCのほうがメッキ層が厚く耐食性に優れます。そのため、塗装がしやすいSECCに対してSGCCはそもそも塗装せずに使用されるケースもあります。SGCCとZAMの比較そんなSGCCと比べて、さらに耐食性に優れるのがZAM材です。具体的には、SGCCのおよそ10~20倍、またSGCCよりも耐食性に優れるガルタイトと比べても5~8倍優れています。また、もうひとつZAM材が選ばれる理由として大きいのが、低コストである点です。160円/kgと、耐食性に優れるステンレス材と比べても半分以下の価格で導入することができます。汎用性の高いSS400などと比べるとkg単価は少し高く感じるかもしれませんが、そもそもメッキ加工が不要になるため、トータルコストはより低減されるでしょう。ZAM材と主たる加工法①切断加工 シャーリング、レーザー、タレパンなどの加工法を駆使して、1枚の板金を求められる寸法に切断・カットし、穴あけなど行います。精密板金加工で一番最初に行われる工程であり、ブランク加工とも呼ばれます。切断や穴あけはその後の工程に大きく影響し、最終的な製品の仕上がり・精度にも関わる重要な加工工程です。Mitsuriでは、レーザー切断機を用いた高速・高精度、かつ短納期の切断加工が可能です。レーザーなら、硬度の高い鋼材でも小サイズの切り出し、溝部分の難加工など、あらゆるシーンで正確な切断を実現できるほか、切断後の面取りサービスなどもぜひご相談ください。②曲げ加工 鋼材の曲げ加工では、ベンダー(折り曲げ機)を使用して直線的に折り曲げ加工を施すほか、R曲げ、V曲げ、Z曲げ、ヘミング曲げ、ロール曲げといったあらゆる曲げを、発注に応じて使い分けます。板厚の厚いものは、プレスブレーキと金型を用いて曲げる場合もあります。ZAMはSGCCに比べてプレス加工性に優れますが、それでも板厚次第では加工が難しくなります。プレスブレーキでの曲げが必要な板厚のものは、自由な角度で曲げることが難しくなりますが、そんな難加工もMitsuriにぜひお任せください。③溶接一般的なCO2溶接、MIG溶接、TIG溶接などのシールドガスアーク溶接に加え、スポット溶接やレーザー溶接などあらゆる溶接法を駆使して材を溶接します。ZAMに限りませんが、メッキ鋼板は溶接時の熱によってメッキが蒸発するため、通常の鋼板に比べてスパッタやヒュームが発生しやすくなります。メッキ鋼板加工のノウハウを持った工場・職人か否かによって、仕上がりが大きく左右されます。④後処理旋削、切削、研削、バリ取りなど、最終的な表面の仕上げ加工を行います。ZAM材では通常の鋼板で行う塗装やメッキを行う必要が基本的にないため、後処理工程は自然と少なくなります。とはいえまったく後処理を行わないケースもありません。Mitsuriの協力工場には、これら後処理まで依頼できる提携先を抱えた工場が多数あり、自社で一貫して行う工場もありますので、すべての工程を見据えた見積もりを出すことが可能です。ZAM材加工のおすすめ工場【Mitsuri】ここまでZAM材の特徴や主に加工方法について解説していきました。ZAM材は高い加工技術を必要とする場合があります。そのため、今回はMitsuri厳選のZAM材加工におすすめの工場を3つご紹介していきます。株式会社マウンテック引用元:株式会社マウンテック①会社概要本社:愛知県津島市中一色町字明神20番地TEL:0567-32-1781  /FAX:0567-32-1778創業年:昭和23年加工内容:製缶板金作業、溶接、プレス加工URL:https://moun-tec.com/②会社紹介各種配電盤製作に伴う製缶板金作業を得意としているのが株式会社マウンテックです。企業、個人どちらからのご依頼でも対応可能です。高さ6m近くになる配電盤製作もできるので、大型製品から小型製品まで幅広く対応できます。創業70年の歴史のある会社のため、高度な加工技術を有しています。③メリット・デメリット株式会社マウンテックでは、多種多様な製缶加工ができるのがメリットです。配電盤だけでなく、コンテナやデスク型操作板、架台など、難しい加工技術が必要な製品も短納期で納品可能です。基本的に大型製品の製作を得意としているため、小型製品の大量生産等には対応が難しい場合があるので注意しましょう。④製品紹介(発電所向け デスク型操作盤)(タンクコンテナ)(高圧接地開閉機器)株式会社MST引用元:株式会社MST①会社概要本社:大阪府和泉浦田町402番地TEL/FAX:072-524-3363創業年:平成28年加工内容:アルミニウム・鉄・ステンレス溶接、板金加工URL:https://mstweldingfactory.com②会社紹介2016年に創業した比較的新しい企業で、アルミ溶接技術に高い自信を持っており、正確かつ丁寧な溶接加工ができるのが株式会社MSTです。そのほかに、ステンレスや鉄などのさまざまな金属に対して、正確な溶接加工ができます。ZAM材の溶接加工を依頼する場合は、ぜひご検討ください。③メリット・デメリット株式会社MSTでは、「出張溶接」を行っているのがメリットです。高い技術力を持った溶接工を一時的に派遣できるため、難しい溶接加工がある場合には加工依頼を出すことを検討してみてはいかがでしょうか。ただ、比較的新しい会社で社員数もまだ少ないため、稼働状況によっては大量生産が難しい可能性があります。発注時にしっかりと確認してください。④製品紹介(A5052 アルミ溶接加工)(CBR400 シートレール)(アルミ製 熱交換器)ZAM材の加工の見積り依頼ならMitsuri今回は、ZAM材の特徴や加工方法などについてお伝えしました。ZAM材の表面には、亜鉛系保護皮膜が形成されており、この保護膜が高い耐食性を実現しています。また、素材に最初からメッキ処理が施されているため、生産時のメッキ処理の工程を省けます。その結果、製造にかかるトータルコストを低減できるメリットがあります。切断加工や曲げ加工などは、ZAM材に限らず正確に加工するには高い技術力が必要です。そのため、加工を依頼するなら、ぜひ技術と経験を備えた工場に依頼をしましょう。Mitsuriが、お取引しているメーカー様は、日本全国250社以上です。今回ご紹介した3社以外にも、ZAM材加工ができる会社は多数あります。ZAM材加工の依頼をどのメーカーへ出すか悩んでいる方は、複数社から同時見積りが取れるMitsuriに、ぜひご相談ください!