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【金属加工 Mitsuri】無償でご利用いただけるキャンペーン実施中!
「金属加工を依頼したいけど、発注がはじめてでどんな基準でメーカーを探せばいいかわからない・・・」「横浜で金属加工を得意とするメーカーと取引したいが、選ぼうとしても決め手に欠けて迷っている・・・」「今付き合いのある取引先より、コストを抑えてくれる業者を見つけたい・・・」金属加工メーカーを探す際に、上記のようなお悩みをお持ちになった方はいらっしゃいませんか?一口で金属加工と言っても、材質や加工の種類は多岐に渡ります。また、メーカーによって、得意とする材質や加工方法が異なるため、目的に合わせたメーカー選びが重要となります。今回は、横浜で腕の立つ金属加工メーカー5選を紹介していきます。どこのメーカーに依頼しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。【部品の調達から組立まで】古川電気工業株式会社FeIT.Inc.〈フェイト〉(横浜市港北区)引用元:古川電気工業株式会社FeIT.Inc.〈フェイト〉①会社概要本社:神奈川県横浜市港北区新羽町3752-2TEL:045-548-6071FAX:045-548-6072設立:1941年8月30日加工:精密板金、製缶板金、プレス加工、金型製作、金属切削、旋盤・フライス、ワイヤーカット、焼付塗装、電着塗装、熱処理、表面処理、バフ研磨 など素材:アルミ、ステンレス、鉄、銅 などHP:https://feit.co.jp/②会社の紹介古川電気工業株式会社FeIT.Inc.〈フェイト〉は、1941年の創業以来、エレクトロニクスパーツや産業機器の製作業務に携わっている老舗メーカーです。③メリット設計、部品の調達から組立まで社内で一貫して行う、ワンストップサービスに対応しています。また、少量・多品種・短納期の生産を可能とする生産管理システムが整っているのも特徴です。さらに、ISO9001を取得しており、品質管理も徹底されています。部品の調達から組立まで対応しているメーカーをお探しの場合は、こちらの工場へ加工を依頼してみてはいかがでしょうか。お見積りをご希望の際は、ぜひMitsuriまでご相談下さい。④製品紹介古川電気工業株式会社FeIT.Inc.〈フェイト〉での製品例はこちらです。鉄材の加工例銅材の加工例アルミ材の加工例【レーザー加工を依頼するなら】株式会社山星製作所(横浜市都筑区)引用元:株式会社山星製作所①会社概要本社:神奈川県横浜市都筑区川和町186番地7TEL:045-932-8661FAX:045-932-8505設立:1964年7月加工: 電子応用機器・コンピュータ周辺機器などの精密板金加工素材:鉄、ステンレス、アルミ、銅 などHP:http://www.kk-yamaboshi.co.jp/②会社の紹介株式会社山星製作所は、1964年に創業し、板金加工の中でも特に精密板金加工に力を入れているメーカーです。③メリット株式会社山星製作所では、厚さ0.2mmから3mm程度の金属板の加工を得意としており、特に計測・分析機器やその他電子機器のカバー・機構部品などの製作をメインに加工を行っています。製品のサイズも極小のものから大型のものまで、幅広く対応しています。また、充実した最新鋭の設備を保有しており、それらを駆使して高品質なレーザー加工や曲げ加工、溶接加工などを行っています。特に、高精度の加工をご希望の場合には、こちらのメーカーをおすすめいたします。お見積りの際には、お気軽にMitsuriまでご連絡下さい。④製品紹介株式会社山星製作所での製品例はこちらです。金属製品加工例金属製品加工例金属製品加工例【精密部品の加工なら】 株式会社新海製作所(横浜市青葉区)引用元:株式会社新海製作所①会社概要本社:神奈川県横浜市青葉区寺家町283TEL:045-960-0590FAX:045-960-0591設立:昭和55年1月加工:金属加工、機械部品加工 など素材:鉄、ステンレス、アルミ、銅、チタン などHP:https://www.shinkai-seisakujo-your-name.com/②会社の紹介株式会社新海製作所は、横浜市青葉区に位置し、昭和55年より金属加工全般を行っているメーカーです。③メリット株式会社新海製作所では、特にNC旋盤を用いた加工を得意としており、精密部品加工をメインに行っています。自動車部品・航空部品・電子部品・設備機械部品などの製作の実績があります。また、鉄やステンレス、アルミなどのほか、チタンなどの難削材から特殊鋼まで 幅広い材質の加工が可能です。さらに、見積りから加工・納品まで社内で一貫して対応ができるため、お客様のニーズに合わせて短納期での納品も可能です。特に、精密部品加工の依頼を検討している方には、こちらのメーカーをおすすめいたします。お見積りをご希望の際は、ぜひMitsuriまでご相談下さい。④製品紹介株式会社新海製作所での製品例はこちらです。機械設備部品例ステンレス製シャフト・軸・ピン類S45C製部品【一貫製造なら】大瀬工業株式会社(横浜市金沢区)引用元:大瀬工業株式会社①会社概要本社:神奈川県横浜市金沢区福浦1-8-15TEL:045-784-5051FAX:045-784-5087設立:1950年4月15日加工:精密板金、レーザー加工、プレス加工、 機械加工、溶接、金型製作 など素材:鉄、アルミ、ステンレス などHP:http://www.ohsekogyo.co.jp/②会社の紹介大瀬工業株式会社は、金属加工全般に対応し、自動車部品や建築部品、家具用の金属部品などの製作を行っているメーカーです。③メリット大瀬工業株式会社では、約90基の最新鋭の設備が充実しており、材料仕入れ・金属加工・組立てまで、一貫した生産体制が整っています。そのため、お客様のニーズに合わせた加工が可能となっています。また、特に深絞り加工を得意としているほか、 30tから300tまでのプレス機を保有しているため、さまざまなサイズの製品の加工に対応可能です。さらに、ISO9001を取得しており、品質管理も徹底されているのも特徴です。特に、一貫製造をしているメーカーをお探しの場合は、こちらの工場へ加工を依頼してみてはいかがでしょうか。お見積りをご希望の際は、お気軽にMitsuriまでご連絡下さい。④製品紹介大瀬工業株式会社での製品例はこちらです。自動車部品(材質:SECC、板厚:t=1.2mm、加工:プレス深絞り)自動車部品(材質:SS41P、板厚:t=4.5mm、加工:プレス/CO2溶接/旋盤加工)自動車部品(材質:FC25、加工:マシニング加工)【少量多品種生産なら】高谷精密工業株式会社(横浜市青葉区)引用元:高谷精密工業株式会社①会社概要本社:神奈川県横浜市青葉区寺家町471-7TEL:045-479-2101FAX:045-479-2102設立:昭和53年10月加工:フライス加工(汎用・NC )、マシニングセンタ加工、旋盤加工(汎用・NC)、ワイヤ放電加工、平面研削加工・成形研削加工、各種精密部品加工 など素材:鉄、アルミ、ステンレス、真鍮、銅 などHP:https://www.takaya-sk.co.jp/②会社の紹介高谷精密工業株式会社は、フライス加工・旋盤加工・マシニング加工などの精密部品加工を行っているメーカーです。③メリット高谷精密工業株式会社では、特にフライス加工・旋盤加工を得意としており、自動車や医療分野など幅広い分野で用いられる製品の加工を行っています。さらに、鉄、アルミ、ステンレス、真鍮、銅などさまざまな材質の各種金属加工にも対応しています。また、単品試作加工や少量・多品種生産を強みとしているメーカーで、特に「単品1個~20個/ロット程度」の生産を得意としています。そのため、特に少量多品種生産を得意としているメーカーをお探しの場合には、こちらの工場をおすすめいたします。お見積りの際には、ぜひMitsuriまでお気軽にご相談ください。④製品紹介高谷精密工業株式会社での製品例はこちらです。SUS303加工例(旋盤、フライス加工)S45C加工例(フライス加工)A5056加工例(旋盤、フライス加工)横浜の金属加工業者マップ横浜の金属加工業者へ依頼をするならMitsuri一口で金属加工を得意とすると言っても、それぞれのメーカーごとに得意とする加工の種類や、対応可能な素材などが異なります。そのため、各メーカーの特徴を十分に確認してから、加工を依頼することが重要となってきます。横浜で金属加工を依頼できるメーカーをお探しの際には、ぜひMitsuriにご相談ください。日本全国で250社以上の企業と提携しているため、きっとご希望に沿うメーカーが見つかります。Mitsuriでのお見積りは複数社から可能です!金属加工でお困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
「金属加工メーカーはいろいろあるが、どこがいいのかわからない……」「小ロットで発注しようとしたら断られてしまった……」「特殊な素材なので、加工してもらえるかどうかわからない……」茨城で金属加工を依頼しようと思ったとき、「茨城 金属加工」で検索してもどこに依頼すればいいのか悩んでしまいます。ホームページを片っ端から見ていては時間がかかりすぎてしまいます。金属加工メーカーには得意・不得意もあります。発注内容に合った金属加工メーカーを選定しないと、思った通りの加工をしてもらえなかったり、納期が遅れたりすることがあります。そこで今回は、茨城で技術力が高い金属加工メーカーを土浦からひたちなかまで幅広くご紹介しますので、ご依頼先にお困りの方は参考にしていただければと思います。【量産を見込んだ機械加工なら】有限会社早川金属工業引用元:有限会社早川金属工業基本情報所在地:茨城県小美玉市羽鳥1898-36TEL:0299-46-1808~9FAX:0299-46-4778創業:1964年4月加工:金属加工、NC旋盤加工素材:真鋳、鉄、アルミ、ステンレスHP: http://www.hayakawakinzoku.com/①会社紹介早川金属工業は1964年に東京都葛飾区で創業し、1989年に茨城県小美玉市に移転した会社です。金属加工とNC旋盤加工を行っています。環境問題への取り組みもしており、トリクレン及びトリクレン洗浄機を廃止し、炭化水素を使用した全自動炭化水素系洗浄機で製品を洗浄しています。②メリット・デメリット量産体制の整った金属加工業者で、NC旋盤を主体とした工作機械を24時間体制で稼動しており、機械一台当りの月産の生産能力は数十万個単位です。量産に強い会社ですが、1個からの注文も受け付けています。ただし、図面の無い注文の場合は打ち合わせに時間を要する可能性があるのでご注意ください。③製品紹介(詳細記載なし)(詳細記載なし)(詳細記載なし) 【設計から製造まで一括サポート】株式会社MS引用元:株式会社MS基本情報本社所在地:茨城県土浦市虫掛3675TEL:029-821-4308FAX:029-821-3059設立:1969年8月加工:プレス加工、2次元CADによるレーザー加工、曲げ加工、溶接加工素材:鉄、アルミ、ステンレスHP:https://www.stngrp.com/ms/index.html①会社紹介株式会社MSは、2017年に株式会社森製作所から社名変更した会社です。プレス加工、2次元CADによるレーザー加工、曲げ加工・溶接加工・製品加工までの一貫製造体制により、短納期で高品質の製品を生産しています。②メリット・デメリット材料の切断、プレス、曲げ加工、製缶まで一貫して生産します。難易度の高い加工、開発を含む試作、図面がない製品開発、特殊形状加工などにも対応しており、製作ロットは1個から量産まで幅広く対応しています。保有する機械設備はレーザー加工やプレス加工がメインで、取り扱いのない加工もあるので注意が必要です。③製品紹介(詳細記載なし)(詳細記載なし)(詳細記載なし) 【小ロットの切削加工なら】株式会社双葉電機製作所引用元:株式会社双葉電機製作所基本情報所在地:茨城県水戸市酒門町字西割4265-3TEL:029-247-8715FAX:029-247-8716設立:1968年5月加工:NC旋盤加工、ワイヤー加工、平面研磨加工、精密部品加工、溶接加工素材:鉄、アルミ、ステンレス、ジルコニウム(ジルカロイ)、チタン、インコネル、モリブデン、タングステン等HP:http://www.futabadenki.co.jp/ ①会社紹介株式会社双葉電機製作所はエレベーター・エスカレーターの精密機械加工や、 原子力機器類の設計・製作を行う会社です。原子力関連の加工を長年行っているため、難削材・難形状品の加工や、失敗の許されない精密部品加工の実績があります。②メリット・デメリット小ロット製作に強みのある会社です。試作品や治具・実験装置の設計・製作を得意としており、図面ではなく手書きのラフ画でも対応も可能です。初めて扱う材質や特殊な鋼材の加工に対応しています。小ロット製作を得意としている反面、量産は苦手です。無理な低価格での受注にも対応していませんので、低価格で大量生産を望んでいる場合には向いていません。③製品紹介材質:A5056 加工方法:旋盤加工 製品名:油圧部品材質:ステンレス 加工方法:不明 製品名:産業機械部品材質:SS400 加工方法:不明 製品名:産業用部品【難しい加工も対応】伸栄工業株式会社引用元:伸栄工業株式会社基本情報本社工場所在地:茨城県かすみがうら市上稲吉1751番地TEL :029-831-5315 FAX :029-833-0933設立:1983年6月加工:切削加工、溶接加工、プレス加工素材:マグネシウム、インコネル、ハステロイ、銅、チタンHP:http://shin-ei-kogyo.com/①会社紹介伸栄工業株式会社は、設計から製造、検査、据付まで一貫して行っている会社です。創業以来一貫して金属加工を行ってきた会社ですが、近年ではペレットストーブや給湯器の製造販売も行っています。社会貢献活動として行った霞ヶ浦の水質浄化研究を発端に、ペレットプラントエンジニアリングやエネルギーミックス導入プランニングといった事業につなげています。②メリット・デメリット相談から商談、設計まで1人の担当者が行い、設計・製造・検査・据付まで1社で完結できるため、納期・価格・数量の要望にフレキシブルに対応できます。金属加工に必要な各種資格認定者が社内に揃っており、他社では加工が難しいと断られた材質や形状の製品でも加工した実績があります。すべての設備が社内にあるわけではなく、一部の設備は協力工場にあるため、加工の内容によっては納期までのスケジューリングに注意が必要です。 ③製品紹介楕円形状加工物 ネック 旋盤加工品 振動テーブル 材質Mg 【高精度の機械加工なら】株式会社川崎製作所引用元:株式会社川崎製作所基本情報所在地:茨城県ひたちなか市新光町552-71TEL:029-265-8227FAX:029-265-7757設立:1978年4月加工:同時5軸加工、NC旋盤加工他素材:アルミ・鉄・ステンレス・チタン・インコネル・ハステロイ・ワスパロイHP: http://www.kawasaki-ss.jp/①会社紹介株式会社川崎製作所は、航空機エンジン部品・原子力機器部品・医療機器部品といった、高精度な品質を要求される製品の金属加工を得意とする会社です。国際航空宇宙品質をクリアする品質マネジメントシステムJISQ9100を認証取得し、航空宇宙関連の製品を多数手がけています。KES(環境マネジメントシステム)を取得し、環境保護活動にも取り組んでいます。②メリット・デメリット最大直径φ1300・長さ3mまで対応できるNC旋盤や、合計4台の五軸複合加工機など豊富な機械設備を保有し、さまざまな加工に対応します。スピーディーなプログラム作成、従来の機械加工の省段取化、工程収集効果により、コストダウンを実現しています。1個の試作から1000個以上の量産まで対応可能です。短納期での注文に応じられるかどうかはHPに明記されていないので、事前に問い合わせて確認する必要があります。③製品紹介ロングシャフト素材:ハステロイX、AMS6304など サイズ:φ60~φ900、長さ最大4000 関連分野:航空宇宙計測器素材:鉄など サイズ:φ100~φ2500 最大高さ1400 関連分野:計測器半導体露光装置部品素材:A6061など サイズ:φ100~φ2500 最大高さ1400 関連分野:半導体茨城で金属加工メーカーの一括見積もりを依頼するなら【Mitsuri】茨城で技術力が高い金属加工メーカー5選をご紹介しました。小ロットでの受注が可能、一貫生産でスピーディなど、メーカーごとにさまざまな特色があります。金属加工を依頼しようと思っても、一社ごとに見積もりを依頼するのは手間がかかります。Mitsuriでは、茨城に限らず全国各地に100社以上の提携工場があり、カンタン見積りフォームから一括で見積もりを依頼できます。あなたがやりたいことをフォームに入力すれば、実現できる金属加工メーカーから連絡が届きます。あれこれ悩む前に、ぜひ一度Mitsuriにご相談ください。
回路基板や、金属の溶着に用いられるはんだ付け。一口にはんだ付けと言ってもその対応範囲は広く、溶着したい母材の種類や部品などの組み合わせによっても使用するはんだやフラックス(酸化除去・防止剤)が変わってきます。今回は、そんなはんだ付けの原理や道具といった基礎知識を解説したうえで、実際に作業するときに気を付けたい失敗について紹介します。それぞれの不良事例や対策法も解説しますので、DIYなどではんだ付けにチャレンジしたいという方は、ぜひ参考にしてください。はんだ付けとははんだ付けとは、はんだと呼ばれる融点450℃未満の軟ろうを溶加材(溶接や溶着の際に加える添加剤)として金属を接合する溶着の一種です。手作業で行う際にははんだごてを使うことが多いですが、直火で加熱する特珠な方法もあります。いわゆる溶接とは異なり、母材同士が直接的に結合するわけではなくあくまでもはんだによって溶着するため、強度はさほど高くありません。そのためはんだ付けは、機械的強度をあまり必要としない場合に用いられます。はんだ付けで用いられるはんだの種類はんだ付けで用いられるはんだには、用途によっていくつか種類があります。はんだは鉛とスズを主成分とした合金で、その種類はスズの含有率によって区分されることが多いです。主なはんだの種類・金属用(アルミニウム用・一般金属用)・電気用(電気配線用・回路基板用・共晶はんだ・高融点はんだ・低融点はんだ・銀入りはんだ・金系はんだ)例えば金属用では、アルミニウム用とその他一般金属用があります。また電子基板や配線のはんだ付けで用いられる電気用では、電気配線用・回路基板用・共晶はんだ・高融点はんだ・低融点はんだ・銀入りはんだ・金系はんだなどの種類があります。融点の違いによって適切なはんだを選ぶことで、さまざまな母材に対して柔軟なはんだ付けが可能です。具体的には、他のはんだを溶着する際に高温となって溶けると困る部分には高融点はんだを、また特に重要な部分では高価な金系はんだを用いる、などといった使い方があります。はんだ付けで用いられるフラックスとははんだごてなどで加熱されたはんだは、ぬれ現象によって母材表面に拡がりますが、このとき母材表面が汚れていたり酸化膜が張っていたりすると、うまくはんだが拡がりません。また酸化膜は、もともと母材表面になかったとしても加熱中に発生してしまう可能性があります。これを防ぐために、はんだの中心にはフラックスという酸化除去剤兼酸化防止剤が含まれていることが多く、はんだに含まれたフラックスで十分に酸化を除去・防止できない場合には、さらに別途フラックスを塗布します。これにより、十分にはんだがぬれ拡がるようになります。フラックスの役割をまとめると、次の3つです。主なフラックスの役割①溶着表面の清浄化作用②酸化防止(錆止め)作用③表面張力を抑える作用はんだ付けで用いられるフラックスの種類フラックスにも、はんだと同様に用途によっていくつか種類があります。フラックスの成分は酸で、塩酸などのように強力な酸性で母材を腐食させる可能性のあるものから、洗浄の必要などのない非腐食性のものまでさまざまです。主なフラックスの種類①金属用フラックス②電気用フラックス③ステンレス用フラックス①金属用フラックス金属用はんだにフラックスが含まれていないものが多いことから、より強い酸性成分でできています。そのため、はんだ付け後の洗浄が必須です。②電気用フラックス主に回路基板などの電子部品に用いるもので、こちらははんだ自体にフラックスが含まれているものが多いことから、比較的穏やかな酸性成分でできています。③ステンレス用フラックスステンレス表面の不動態被膜という薄い酸化被膜を除去するために、電子部品用のものに比べて強い酸性成分でできています。はんだ付けのコツここからは、実際にはんだ付けを行う上で、うまくはんだ付けするためのコツなどを紹介します。はんだ付けの不良事例(失敗例)はんだ付けにおける不良、いわゆる失敗としては次のようなものが挙げられます。成功例と失敗例を見比べて、どのような原因が考えられるのかを押さえておきましょう。■はんだ付けの成功例引用:日本はんだ付け協会良品見本は画像の通りです。これに対して、不良事例とはどのようなものなのでしょうか。以下の事例別に、順に見ていきます。■はんだ付けの主な不良事例①はんだ不足②はんだ過多③部品の浮き・傾き④オーバーヒート⑤ツララ⑥ブリッジ⑦フラックス残り⑧パターン剥がれ⑨はんだ上がり不足①はんだ不足引用:日本はんだ付け協会はんだ不足の原因は、送るはんだ量が少ないことです。そのほか、ランド(溶着面)やリード線(回路部品の溶着部分)が汚れたいたり酸化してしまっていることも原因と考えられます。この場合の対策送るはんだ量を多くする、フラックスで事前に洗浄することです。②はんだ過多引用:日本はんだ付け協会はんだ過多の原因は、はんだ不足とは逆に、送るはんだ量が多いことです。この場合の対策単純に送るはんだ量を少なくするしかありません。③部品の浮き・傾き引用:日本はんだ付け協会部品の浮きや傾きは、部品を基盤に取り付ける際のリードの成型不良が原因です。また、こうした部品のはんだ付け作業の際には基盤自体を裏返して作業するため、自重で部品が外れてしまうと画像のように浮いたり傾いてしまったりします。この場合の対策リードの成型を適切に行うことと、基盤を裏返した際に部品が浮いたり外れてしまったりしないよう固定することです。④オーバーヒート引用:日本はんだ付け協会オーバーヒートしたはんだ付け表面は、良品と比べるとまったくツヤがなく、ひび割れてしまっています。こうなったはんだ付けは、外見だけでなく内部もスカスカで接合強度を確保することができません。オーバーヒートは、はんだごての先端温度が高すぎることや、加熱時間が長いこと、また同じ箇所を何度もはんだ付けし直していると発生します。この場合の対策加熱時間を短くすることです。特に、母材をうまく温められずにオーバーヒートを起こしてしまっている場合は、はんだごてをより高温になるものに交換する、こて先端が酸化しているようならフラックスで洗浄する、といった対策も有効です。⑤ツララ引用:白光株式会社ツララとは、溶着後のはんだがツンと角のように立った状態です。これはフラックスが蒸発してしまったため発生するもので、原因としてははんだごての温度が高すぎることや、加熱時間が長いことが考えられます。この場合の対策こての温度を下げることと、加熱時間を短くすることです。⑥ブリッジ引用:白光株式会社ブリッジとは、はんだが部品のリード間に流れてしまい、部品同士が短絡(ショート)してしまっている状態です。この場合の対策送るはんだ量が多すぎることが原因のため、送るはんだ量を少なくしましょう。⑦フラックス残り引用:白光株式会社フラックス残りは、はんだごての温度が高すぎてフラックスが炭化してしまっている状態です。この場合の対策加熱時間を短くすることと、可能であればこて先の温度を下げて調整してもよいでしょう。⑧パターン剥がれ(パターン剥離)引用:白光株式会社パターン剥がれ、あるいはパターン剥離とは、基盤が高温になりすぎて回路基板のランドやパターン(導線部分)が剥がれてしまった状態を言います。この状態になってしまうと、回路知識のない人間が修理を行うのは非常に困難です。原因は加熱時間が長いことのほか、母材とはんだごての接地面積を確保しようとするあまり、こて先を強く当てすぎていることなども考えられます。この場合の対策加熱時間を短くすることと、はんだごてをソフトに扱うことなどです。どうしてもこてを押し付けるようにしないと母材が温まらない(はんだがなかなか溶けずランドがぬれない)場合は、こて先にはんだを少し付けてから基板に接地すると、こて先だけを当てるよりも面積が増えて熱伝導効率が良くなります。⑨はんだ上がり不足引用:日本はんだ付け協会引用:日本はんだ付け協会はんだの上がり、とは、溶融したはんだが部品のリードを伝って山形に上がる状態を言います。これが不足していると、十分な強度を確保することができません。この場合の対策原因は熱不足ですので、十分な温度まで母材とはんだを温める必要があります。はんだ付けに失敗したときの対処法事前に原因が分かっていても、慣れないうちはなかなか不良を避けることはできません。そこで、ここまで紹介したような事例は実際に起こるものとして、はんだ吸い取り線やはんだ吸い取り器を用意しておくと、ある程度のリカバリーが可能になります。はんだ吸い取り線とは、フラックスをしみ込ませた銅の編線で、はんだ溶着部分に当てて使用することで、はんだを吸着することができます。はんだ吸い取り器も基本的には同様の使い方をするもので、一度溶着したはんだを再度溶融させたところに機器を当てがい、はんだを吸い取ります。はんだ付けの資格今回紹介した不良事例の多くは、再度はんだ付けを行うことで解消することができますが、何度もはんだ付けを行うと基板や部品自体を傷めてしまうため、前述のような吸い取り線や吸い取り器も、あまり頻繁に使用したいものではありません。趣味のDIYとして取り組まれる場合には失敗を重ねて慣れていくことも必要ですが、せっかくやるならきちんと技術を身に着けたいという方や、業務上正しい知識が求められるという方は、次のような資格取得を目指してみてもよいでしょう。はんだ付け検定引用:日本はんだ付け検定はんだ付け検定は、内閣府認定のNPOである日本はんだ付け協会が主催する技能検定で、1級、2級、3級と級が分かれており、日本はんだ付け協会ではそれぞれの技能レベルを次のように定めています。--------------------------------------【1級認定者】はんだ付けの作業指導ができる共晶はんだ、鉛フリーはんだに対する深く広い知識がある新しく製造ラインを立ち上げる際に、はんだごてなどの道具を選択できる不良が発生した際、その原因を解析できる能力がある【2級認定者】鉛フリーはんだを使ったリード部品、ケーブル、基板実装などの基本的なはんだ付け作業をマスターしている共晶はんだと鉛フリーはんだの性質の違いについて理解している不良と良品の見分け方についてもよく理解しており、不良の発生原因を究明することができる【3級認定者】鉛入りの共晶はんだを自在に操るための基礎知識を身につけているリード部品、ケーブル、基板実装などの基本的なはんだ付け作業を習得している不良と良品の見分け方についてもよく理解しており、不良の発生原因を究明することができる--------------------------------------対象者は大きく分けて、指導する立場を目指すなら1級、業務上正しい知識と技術が求められるなら2級、初心者や趣味ではんだ付けを行う方は3級、といった分類です。なお日本はんだ付け協会によると、3級の取得目安は「中学生でも3級の検定なら1~2日の講習で合格可能なレベルにまで指導することが可能」とされています。公式URL:https://handa-npo.com/about-kenteiマイクロソルダリング技術資格引用:日本溶接協会数mm~数cmの部品をはんだ付けする、微細はんだ付けのことをマイクロソルダリングと呼びます。マイクロソルダリング技術資格は、その名の通り微細はんだ付けに関する技術資格で、日本溶接協会が主催するものです。取得できる資格には次のようなものがありますが、はんだ付け作業員向けとされているのは上級オペレータ(AOPR)とオペレータ(OPR)の2つです。それぞれ、AOPRが鉛フリーはんだの使用、OPRが共晶はんだの使用を想定しています。取得可能資格技術者(EEG)インストラクタ(INS)実装工程管理技術者(PEG)実装工程技術者(APE)インスペクタ(ISP)上級オペレータ(AOPR)【はんだ付け作業員向け〔鉛フリーはんだ〕】オペレータ(OPR)【はんだ付け作業員向け〔共晶はんだ〕】公式URL:http://www.jwes.or.jp/mt/shi_ki/ms/電子機器組立て技能士電子機器組立て技能士はこの中で唯一の国家資格で、特級、1級、2級、3級と4つの級が設けられています。特級は管理者または監督者、1級~3級はそれぞれ上級、中級、初級技能者を想定しています。なお国家資格ではあるものの、「技能士」という資格全般の認知度がそう高くないこともあり、電子機器組み立て技能士を取得したからといって就職や転職に繋がるとは言い切れません。実際に求人情報を見ても、これら資格を条件として提示する企業はごく少数です。そのためキャリアアップという目的での取得はあまりおすすめできませんが、純粋にスキルアップとして考えるなら、十分ではないでしょうか。公式URL:https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken.htmlまとめ今回ははんだ付けについて、基礎知識からコツ、スキルアップするうえで役立つ資格までご紹介しました。なおはんだ付けの資格に関しては、自身の学歴・経歴などによって実務経験が受験資格として求められることもありますので、詳細はぜひ公式の情報もご覧になってください。
「金属加工を依頼したいけど、発注がはじめてでどんな基準でメーカーを探せばいいかわからない・・・」「横浜で金属加工を得意とするメーカーと取引したいが、選ぼうとしても決め手に欠けて迷っている・・・」「今付き合いのある取引先より、コストを抑えてくれる業者を見つけたい・・・」金属加工メーカーを探す際に、上記のようなお悩みをお持ちになった方はいらっしゃいませんか?一口で金属加工と言っても、材質や加工の種類は多岐に渡ります。また、メーカーによって、得意とする材質や加工方法が異なるため、目的に合わせたメーカー選びが重要となります。今回は、横浜で腕の立つ金属加工メーカー5選を紹介していきます。どこのメーカーに依頼しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。【部品の調達から組立まで】古川電気工業株式会社FeIT.Inc.〈フェイト〉(横浜市港北区)引用元:古川電気工業株式会社FeIT.Inc.〈フェイト〉①会社概要本社:神奈川県横浜市港北区新羽町3752-2TEL:045-548-6071FAX:045-548-6072設立:1941年8月30日加工:精密板金、製缶板金、プレス加工、金型製作、金属切削、旋盤・フライス、ワイヤーカット、焼付塗装、電着塗装、熱処理、表面処理、バフ研磨 など素材:アルミ、ステンレス、鉄、銅 などHP:https://feit.co.jp/②会社の紹介古川電気工業株式会社FeIT.Inc.〈フェイト〉は、1941年の創業以来、エレクトロニクスパーツや産業機器の製作業務に携わっている老舗メーカーです。③メリット設計、部品の調達から組立まで社内で一貫して行う、ワンストップサービスに対応しています。また、少量・多品種・短納期の生産を可能とする生産管理システムが整っているのも特徴です。さらに、ISO9001を取得しており、品質管理も徹底されています。部品の調達から組立まで対応しているメーカーをお探しの場合は、こちらの工場へ加工を依頼してみてはいかがでしょうか。お見積りをご希望の際は、ぜひMitsuriまでご相談下さい。④製品紹介古川電気工業株式会社FeIT.Inc.〈フェイト〉での製品例はこちらです。鉄材の加工例銅材の加工例アルミ材の加工例【レーザー加工を依頼するなら】株式会社山星製作所(横浜市都筑区)引用元:株式会社山星製作所①会社概要本社:神奈川県横浜市都筑区川和町186番地7TEL:045-932-8661FAX:045-932-8505設立:1964年7月加工: 電子応用機器・コンピュータ周辺機器などの精密板金加工素材:鉄、ステンレス、アルミ、銅 などHP:http://www.kk-yamaboshi.co.jp/②会社の紹介株式会社山星製作所は、1964年に創業し、板金加工の中でも特に精密板金加工に力を入れているメーカーです。③メリット株式会社山星製作所では、厚さ0.2mmから3mm程度の金属板の加工を得意としており、特に計測・分析機器やその他電子機器のカバー・機構部品などの製作をメインに加工を行っています。製品のサイズも極小のものから大型のものまで、幅広く対応しています。また、充実した最新鋭の設備を保有しており、それらを駆使して高品質なレーザー加工や曲げ加工、溶接加工などを行っています。特に、高精度の加工をご希望の場合には、こちらのメーカーをおすすめいたします。お見積りの際には、お気軽にMitsuriまでご連絡下さい。④製品紹介株式会社山星製作所での製品例はこちらです。金属製品加工例金属製品加工例金属製品加工例【精密部品の加工なら】 株式会社新海製作所(横浜市青葉区)引用元:株式会社新海製作所①会社概要本社:神奈川県横浜市青葉区寺家町283TEL:045-960-0590FAX:045-960-0591設立:昭和55年1月加工:金属加工、機械部品加工 など素材:鉄、ステンレス、アルミ、銅、チタン などHP:https://www.shinkai-seisakujo-your-name.com/②会社の紹介株式会社新海製作所は、横浜市青葉区に位置し、昭和55年より金属加工全般を行っているメーカーです。③メリット株式会社新海製作所では、特にNC旋盤を用いた加工を得意としており、精密部品加工をメインに行っています。自動車部品・航空部品・電子部品・設備機械部品などの製作の実績があります。また、鉄やステンレス、アルミなどのほか、チタンなどの難削材から特殊鋼まで 幅広い材質の加工が可能です。さらに、見積りから加工・納品まで社内で一貫して対応ができるため、お客様のニーズに合わせて短納期での納品も可能です。特に、精密部品加工の依頼を検討している方には、こちらのメーカーをおすすめいたします。お見積りをご希望の際は、ぜひMitsuriまでご相談下さい。④製品紹介株式会社新海製作所での製品例はこちらです。機械設備部品例ステンレス製シャフト・軸・ピン類S45C製部品【一貫製造なら】大瀬工業株式会社(横浜市金沢区)引用元:大瀬工業株式会社①会社概要本社:神奈川県横浜市金沢区福浦1-8-15TEL:045-784-5051FAX:045-784-5087設立:1950年4月15日加工:精密板金、レーザー加工、プレス加工、 機械加工、溶接、金型製作 など素材:鉄、アルミ、ステンレス などHP:http://www.ohsekogyo.co.jp/②会社の紹介大瀬工業株式会社は、金属加工全般に対応し、自動車部品や建築部品、家具用の金属部品などの製作を行っているメーカーです。③メリット大瀬工業株式会社では、約90基の最新鋭の設備が充実しており、材料仕入れ・金属加工・組立てまで、一貫した生産体制が整っています。そのため、お客様のニーズに合わせた加工が可能となっています。また、特に深絞り加工を得意としているほか、 30tから300tまでのプレス機を保有しているため、さまざまなサイズの製品の加工に対応可能です。さらに、ISO9001を取得しており、品質管理も徹底されているのも特徴です。特に、一貫製造をしているメーカーをお探しの場合は、こちらの工場へ加工を依頼してみてはいかがでしょうか。お見積りをご希望の際は、お気軽にMitsuriまでご連絡下さい。④製品紹介大瀬工業株式会社での製品例はこちらです。自動車部品(材質:SECC、板厚:t=1.2mm、加工:プレス深絞り)自動車部品(材質:SS41P、板厚:t=4.5mm、加工:プレス/CO2溶接/旋盤加工)自動車部品(材質:FC25、加工:マシニング加工)【少量多品種生産なら】高谷精密工業株式会社(横浜市青葉区)引用元:高谷精密工業株式会社①会社概要本社:神奈川県横浜市青葉区寺家町471-7TEL:045-479-2101FAX:045-479-2102設立:昭和53年10月加工:フライス加工(汎用・NC )、マシニングセンタ加工、旋盤加工(汎用・NC)、ワイヤ放電加工、平面研削加工・成形研削加工、各種精密部品加工 など素材:鉄、アルミ、ステンレス、真鍮、銅 などHP:https://www.takaya-sk.co.jp/②会社の紹介高谷精密工業株式会社は、フライス加工・旋盤加工・マシニング加工などの精密部品加工を行っているメーカーです。③メリット高谷精密工業株式会社では、特にフライス加工・旋盤加工を得意としており、自動車や医療分野など幅広い分野で用いられる製品の加工を行っています。さらに、鉄、アルミ、ステンレス、真鍮、銅などさまざまな材質の各種金属加工にも対応しています。また、単品試作加工や少量・多品種生産を強みとしているメーカーで、特に「単品1個~20個/ロット程度」の生産を得意としています。そのため、特に少量多品種生産を得意としているメーカーをお探しの場合には、こちらの工場をおすすめいたします。お見積りの際には、ぜひMitsuriまでお気軽にご相談ください。④製品紹介高谷精密工業株式会社での製品例はこちらです。SUS303加工例(旋盤、フライス加工)S45C加工例(フライス加工)A5056加工例(旋盤、フライス加工)横浜の金属加工業者マップ横浜の金属加工業者へ依頼をするならMitsuri一口で金属加工を得意とすると言っても、それぞれのメーカーごとに得意とする加工の種類や、対応可能な素材などが異なります。そのため、各メーカーの特徴を十分に確認してから、加工を依頼することが重要となってきます。横浜で金属加工を依頼できるメーカーをお探しの際には、ぜひMitsuriにご相談ください。日本全国で250社以上の企業と提携しているため、きっとご希望に沿うメーカーが見つかります。Mitsuriでのお見積りは複数社から可能です!金属加工でお困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
「金属加工メーカーはいろいろあるが、どこがいいのかわからない……」「小ロットで発注しようとしたら断られてしまった……」「特殊な素材なので、加工してもらえるかどうかわからない……」茨城で金属加工を依頼しようと思ったとき、「茨城 金属加工」で検索してもどこに依頼すればいいのか悩んでしまいます。ホームページを片っ端から見ていては時間がかかりすぎてしまいます。金属加工メーカーには得意・不得意もあります。発注内容に合った金属加工メーカーを選定しないと、思った通りの加工をしてもらえなかったり、納期が遅れたりすることがあります。そこで今回は、茨城で技術力が高い金属加工メーカーを土浦からひたちなかまで幅広くご紹介しますので、ご依頼先にお困りの方は参考にしていただければと思います。【量産を見込んだ機械加工なら】有限会社早川金属工業引用元:有限会社早川金属工業基本情報所在地:茨城県小美玉市羽鳥1898-36TEL:0299-46-1808~9FAX:0299-46-4778創業:1964年4月加工:金属加工、NC旋盤加工素材:真鋳、鉄、アルミ、ステンレスHP: http://www.hayakawakinzoku.com/①会社紹介早川金属工業は1964年に東京都葛飾区で創業し、1989年に茨城県小美玉市に移転した会社です。金属加工とNC旋盤加工を行っています。環境問題への取り組みもしており、トリクレン及びトリクレン洗浄機を廃止し、炭化水素を使用した全自動炭化水素系洗浄機で製品を洗浄しています。②メリット・デメリット量産体制の整った金属加工業者で、NC旋盤を主体とした工作機械を24時間体制で稼動しており、機械一台当りの月産の生産能力は数十万個単位です。量産に強い会社ですが、1個からの注文も受け付けています。ただし、図面の無い注文の場合は打ち合わせに時間を要する可能性があるのでご注意ください。③製品紹介(詳細記載なし)(詳細記載なし)(詳細記載なし) 【設計から製造まで一括サポート】株式会社MS引用元:株式会社MS基本情報本社所在地:茨城県土浦市虫掛3675TEL:029-821-4308FAX:029-821-3059設立:1969年8月加工:プレス加工、2次元CADによるレーザー加工、曲げ加工、溶接加工素材:鉄、アルミ、ステンレスHP:https://www.stngrp.com/ms/index.html①会社紹介株式会社MSは、2017年に株式会社森製作所から社名変更した会社です。プレス加工、2次元CADによるレーザー加工、曲げ加工・溶接加工・製品加工までの一貫製造体制により、短納期で高品質の製品を生産しています。②メリット・デメリット材料の切断、プレス、曲げ加工、製缶まで一貫して生産します。難易度の高い加工、開発を含む試作、図面がない製品開発、特殊形状加工などにも対応しており、製作ロットは1個から量産まで幅広く対応しています。保有する機械設備はレーザー加工やプレス加工がメインで、取り扱いのない加工もあるので注意が必要です。③製品紹介(詳細記載なし)(詳細記載なし)(詳細記載なし) 【小ロットの切削加工なら】株式会社双葉電機製作所引用元:株式会社双葉電機製作所基本情報所在地:茨城県水戸市酒門町字西割4265-3TEL:029-247-8715FAX:029-247-8716設立:1968年5月加工:NC旋盤加工、ワイヤー加工、平面研磨加工、精密部品加工、溶接加工素材:鉄、アルミ、ステンレス、ジルコニウム(ジルカロイ)、チタン、インコネル、モリブデン、タングステン等HP:http://www.futabadenki.co.jp/ ①会社紹介株式会社双葉電機製作所はエレベーター・エスカレーターの精密機械加工や、 原子力機器類の設計・製作を行う会社です。原子力関連の加工を長年行っているため、難削材・難形状品の加工や、失敗の許されない精密部品加工の実績があります。②メリット・デメリット小ロット製作に強みのある会社です。試作品や治具・実験装置の設計・製作を得意としており、図面ではなく手書きのラフ画でも対応も可能です。初めて扱う材質や特殊な鋼材の加工に対応しています。小ロット製作を得意としている反面、量産は苦手です。無理な低価格での受注にも対応していませんので、低価格で大量生産を望んでいる場合には向いていません。③製品紹介材質:A5056 加工方法:旋盤加工 製品名:油圧部品材質:ステンレス 加工方法:不明 製品名:産業機械部品材質:SS400 加工方法:不明 製品名:産業用部品【難しい加工も対応】伸栄工業株式会社引用元:伸栄工業株式会社基本情報本社工場所在地:茨城県かすみがうら市上稲吉1751番地TEL :029-831-5315 FAX :029-833-0933設立:1983年6月加工:切削加工、溶接加工、プレス加工素材:マグネシウム、インコネル、ハステロイ、銅、チタンHP:http://shin-ei-kogyo.com/①会社紹介伸栄工業株式会社は、設計から製造、検査、据付まで一貫して行っている会社です。創業以来一貫して金属加工を行ってきた会社ですが、近年ではペレットストーブや給湯器の製造販売も行っています。社会貢献活動として行った霞ヶ浦の水質浄化研究を発端に、ペレットプラントエンジニアリングやエネルギーミックス導入プランニングといった事業につなげています。②メリット・デメリット相談から商談、設計まで1人の担当者が行い、設計・製造・検査・据付まで1社で完結できるため、納期・価格・数量の要望にフレキシブルに対応できます。金属加工に必要な各種資格認定者が社内に揃っており、他社では加工が難しいと断られた材質や形状の製品でも加工した実績があります。すべての設備が社内にあるわけではなく、一部の設備は協力工場にあるため、加工の内容によっては納期までのスケジューリングに注意が必要です。 ③製品紹介楕円形状加工物 ネック 旋盤加工品 振動テーブル 材質Mg 【高精度の機械加工なら】株式会社川崎製作所引用元:株式会社川崎製作所基本情報所在地:茨城県ひたちなか市新光町552-71TEL:029-265-8227FAX:029-265-7757設立:1978年4月加工:同時5軸加工、NC旋盤加工他素材:アルミ・鉄・ステンレス・チタン・インコネル・ハステロイ・ワスパロイHP: http://www.kawasaki-ss.jp/①会社紹介株式会社川崎製作所は、航空機エンジン部品・原子力機器部品・医療機器部品といった、高精度な品質を要求される製品の金属加工を得意とする会社です。国際航空宇宙品質をクリアする品質マネジメントシステムJISQ9100を認証取得し、航空宇宙関連の製品を多数手がけています。KES(環境マネジメントシステム)を取得し、環境保護活動にも取り組んでいます。②メリット・デメリット最大直径φ1300・長さ3mまで対応できるNC旋盤や、合計4台の五軸複合加工機など豊富な機械設備を保有し、さまざまな加工に対応します。スピーディーなプログラム作成、従来の機械加工の省段取化、工程収集効果により、コストダウンを実現しています。1個の試作から1000個以上の量産まで対応可能です。短納期での注文に応じられるかどうかはHPに明記されていないので、事前に問い合わせて確認する必要があります。③製品紹介ロングシャフト素材:ハステロイX、AMS6304など サイズ:φ60~φ900、長さ最大4000 関連分野:航空宇宙計測器素材:鉄など サイズ:φ100~φ2500 最大高さ1400 関連分野:計測器半導体露光装置部品素材:A6061など サイズ:φ100~φ2500 最大高さ1400 関連分野:半導体茨城で金属加工メーカーの一括見積もりを依頼するなら【Mitsuri】茨城で技術力が高い金属加工メーカー5選をご紹介しました。小ロットでの受注が可能、一貫生産でスピーディなど、メーカーごとにさまざまな特色があります。金属加工を依頼しようと思っても、一社ごとに見積もりを依頼するのは手間がかかります。Mitsuriでは、茨城に限らず全国各地に100社以上の提携工場があり、カンタン見積りフォームから一括で見積もりを依頼できます。あなたがやりたいことをフォームに入力すれば、実現できる金属加工メーカーから連絡が届きます。あれこれ悩む前に、ぜひ一度Mitsuriにご相談ください。
回路基板や、金属の溶着に用いられるはんだ付け。一口にはんだ付けと言ってもその対応範囲は広く、溶着したい母材の種類や部品などの組み合わせによっても使用するはんだやフラックス(酸化除去・防止剤)が変わってきます。今回は、そんなはんだ付けの原理や道具といった基礎知識を解説したうえで、実際に作業するときに気を付けたい失敗について紹介します。それぞれの不良事例や対策法も解説しますので、DIYなどではんだ付けにチャレンジしたいという方は、ぜひ参考にしてください。はんだ付けとははんだ付けとは、はんだと呼ばれる融点450℃未満の軟ろうを溶加材(溶接や溶着の際に加える添加剤)として金属を接合する溶着の一種です。手作業で行う際にははんだごてを使うことが多いですが、直火で加熱する特珠な方法もあります。いわゆる溶接とは異なり、母材同士が直接的に結合するわけではなくあくまでもはんだによって溶着するため、強度はさほど高くありません。そのためはんだ付けは、機械的強度をあまり必要としない場合に用いられます。はんだ付けで用いられるはんだの種類はんだ付けで用いられるはんだには、用途によっていくつか種類があります。はんだは鉛とスズを主成分とした合金で、その種類はスズの含有率によって区分されることが多いです。主なはんだの種類・金属用(アルミニウム用・一般金属用)・電気用(電気配線用・回路基板用・共晶はんだ・高融点はんだ・低融点はんだ・銀入りはんだ・金系はんだ)例えば金属用では、アルミニウム用とその他一般金属用があります。また電子基板や配線のはんだ付けで用いられる電気用では、電気配線用・回路基板用・共晶はんだ・高融点はんだ・低融点はんだ・銀入りはんだ・金系はんだなどの種類があります。融点の違いによって適切なはんだを選ぶことで、さまざまな母材に対して柔軟なはんだ付けが可能です。具体的には、他のはんだを溶着する際に高温となって溶けると困る部分には高融点はんだを、また特に重要な部分では高価な金系はんだを用いる、などといった使い方があります。はんだ付けで用いられるフラックスとははんだごてなどで加熱されたはんだは、ぬれ現象によって母材表面に拡がりますが、このとき母材表面が汚れていたり酸化膜が張っていたりすると、うまくはんだが拡がりません。また酸化膜は、もともと母材表面になかったとしても加熱中に発生してしまう可能性があります。これを防ぐために、はんだの中心にはフラックスという酸化除去剤兼酸化防止剤が含まれていることが多く、はんだに含まれたフラックスで十分に酸化を除去・防止できない場合には、さらに別途フラックスを塗布します。これにより、十分にはんだがぬれ拡がるようになります。フラックスの役割をまとめると、次の3つです。主なフラックスの役割①溶着表面の清浄化作用②酸化防止(錆止め)作用③表面張力を抑える作用はんだ付けで用いられるフラックスの種類フラックスにも、はんだと同様に用途によっていくつか種類があります。フラックスの成分は酸で、塩酸などのように強力な酸性で母材を腐食させる可能性のあるものから、洗浄の必要などのない非腐食性のものまでさまざまです。主なフラックスの種類①金属用フラックス②電気用フラックス③ステンレス用フラックス①金属用フラックス金属用はんだにフラックスが含まれていないものが多いことから、より強い酸性成分でできています。そのため、はんだ付け後の洗浄が必須です。②電気用フラックス主に回路基板などの電子部品に用いるもので、こちらははんだ自体にフラックスが含まれているものが多いことから、比較的穏やかな酸性成分でできています。③ステンレス用フラックスステンレス表面の不動態被膜という薄い酸化被膜を除去するために、電子部品用のものに比べて強い酸性成分でできています。はんだ付けのコツここからは、実際にはんだ付けを行う上で、うまくはんだ付けするためのコツなどを紹介します。はんだ付けの不良事例(失敗例)はんだ付けにおける不良、いわゆる失敗としては次のようなものが挙げられます。成功例と失敗例を見比べて、どのような原因が考えられるのかを押さえておきましょう。■はんだ付けの成功例引用:日本はんだ付け協会良品見本は画像の通りです。これに対して、不良事例とはどのようなものなのでしょうか。以下の事例別に、順に見ていきます。■はんだ付けの主な不良事例①はんだ不足②はんだ過多③部品の浮き・傾き④オーバーヒート⑤ツララ⑥ブリッジ⑦フラックス残り⑧パターン剥がれ⑨はんだ上がり不足①はんだ不足引用:日本はんだ付け協会はんだ不足の原因は、送るはんだ量が少ないことです。そのほか、ランド(溶着面)やリード線(回路部品の溶着部分)が汚れたいたり酸化してしまっていることも原因と考えられます。この場合の対策送るはんだ量を多くする、フラックスで事前に洗浄することです。②はんだ過多引用:日本はんだ付け協会はんだ過多の原因は、はんだ不足とは逆に、送るはんだ量が多いことです。この場合の対策単純に送るはんだ量を少なくするしかありません。③部品の浮き・傾き引用:日本はんだ付け協会部品の浮きや傾きは、部品を基盤に取り付ける際のリードの成型不良が原因です。また、こうした部品のはんだ付け作業の際には基盤自体を裏返して作業するため、自重で部品が外れてしまうと画像のように浮いたり傾いてしまったりします。この場合の対策リードの成型を適切に行うことと、基盤を裏返した際に部品が浮いたり外れてしまったりしないよう固定することです。④オーバーヒート引用:日本はんだ付け協会オーバーヒートしたはんだ付け表面は、良品と比べるとまったくツヤがなく、ひび割れてしまっています。こうなったはんだ付けは、外見だけでなく内部もスカスカで接合強度を確保することができません。オーバーヒートは、はんだごての先端温度が高すぎることや、加熱時間が長いこと、また同じ箇所を何度もはんだ付けし直していると発生します。この場合の対策加熱時間を短くすることです。特に、母材をうまく温められずにオーバーヒートを起こしてしまっている場合は、はんだごてをより高温になるものに交換する、こて先端が酸化しているようならフラックスで洗浄する、といった対策も有効です。⑤ツララ引用:白光株式会社ツララとは、溶着後のはんだがツンと角のように立った状態です。これはフラックスが蒸発してしまったため発生するもので、原因としてははんだごての温度が高すぎることや、加熱時間が長いことが考えられます。この場合の対策こての温度を下げることと、加熱時間を短くすることです。⑥ブリッジ引用:白光株式会社ブリッジとは、はんだが部品のリード間に流れてしまい、部品同士が短絡(ショート)してしまっている状態です。この場合の対策送るはんだ量が多すぎることが原因のため、送るはんだ量を少なくしましょう。⑦フラックス残り引用:白光株式会社フラックス残りは、はんだごての温度が高すぎてフラックスが炭化してしまっている状態です。この場合の対策加熱時間を短くすることと、可能であればこて先の温度を下げて調整してもよいでしょう。⑧パターン剥がれ(パターン剥離)引用:白光株式会社パターン剥がれ、あるいはパターン剥離とは、基盤が高温になりすぎて回路基板のランドやパターン(導線部分)が剥がれてしまった状態を言います。この状態になってしまうと、回路知識のない人間が修理を行うのは非常に困難です。原因は加熱時間が長いことのほか、母材とはんだごての接地面積を確保しようとするあまり、こて先を強く当てすぎていることなども考えられます。この場合の対策加熱時間を短くすることと、はんだごてをソフトに扱うことなどです。どうしてもこてを押し付けるようにしないと母材が温まらない(はんだがなかなか溶けずランドがぬれない)場合は、こて先にはんだを少し付けてから基板に接地すると、こて先だけを当てるよりも面積が増えて熱伝導効率が良くなります。⑨はんだ上がり不足引用:日本はんだ付け協会引用:日本はんだ付け協会はんだの上がり、とは、溶融したはんだが部品のリードを伝って山形に上がる状態を言います。これが不足していると、十分な強度を確保することができません。この場合の対策原因は熱不足ですので、十分な温度まで母材とはんだを温める必要があります。はんだ付けに失敗したときの対処法事前に原因が分かっていても、慣れないうちはなかなか不良を避けることはできません。そこで、ここまで紹介したような事例は実際に起こるものとして、はんだ吸い取り線やはんだ吸い取り器を用意しておくと、ある程度のリカバリーが可能になります。はんだ吸い取り線とは、フラックスをしみ込ませた銅の編線で、はんだ溶着部分に当てて使用することで、はんだを吸着することができます。はんだ吸い取り器も基本的には同様の使い方をするもので、一度溶着したはんだを再度溶融させたところに機器を当てがい、はんだを吸い取ります。はんだ付けの資格今回紹介した不良事例の多くは、再度はんだ付けを行うことで解消することができますが、何度もはんだ付けを行うと基板や部品自体を傷めてしまうため、前述のような吸い取り線や吸い取り器も、あまり頻繁に使用したいものではありません。趣味のDIYとして取り組まれる場合には失敗を重ねて慣れていくことも必要ですが、せっかくやるならきちんと技術を身に着けたいという方や、業務上正しい知識が求められるという方は、次のような資格取得を目指してみてもよいでしょう。はんだ付け検定引用:日本はんだ付け検定はんだ付け検定は、内閣府認定のNPOである日本はんだ付け協会が主催する技能検定で、1級、2級、3級と級が分かれており、日本はんだ付け協会ではそれぞれの技能レベルを次のように定めています。--------------------------------------【1級認定者】はんだ付けの作業指導ができる共晶はんだ、鉛フリーはんだに対する深く広い知識がある新しく製造ラインを立ち上げる際に、はんだごてなどの道具を選択できる不良が発生した際、その原因を解析できる能力がある【2級認定者】鉛フリーはんだを使ったリード部品、ケーブル、基板実装などの基本的なはんだ付け作業をマスターしている共晶はんだと鉛フリーはんだの性質の違いについて理解している不良と良品の見分け方についてもよく理解しており、不良の発生原因を究明することができる【3級認定者】鉛入りの共晶はんだを自在に操るための基礎知識を身につけているリード部品、ケーブル、基板実装などの基本的なはんだ付け作業を習得している不良と良品の見分け方についてもよく理解しており、不良の発生原因を究明することができる--------------------------------------対象者は大きく分けて、指導する立場を目指すなら1級、業務上正しい知識と技術が求められるなら2級、初心者や趣味ではんだ付けを行う方は3級、といった分類です。なお日本はんだ付け協会によると、3級の取得目安は「中学生でも3級の検定なら1~2日の講習で合格可能なレベルにまで指導することが可能」とされています。公式URL:https://handa-npo.com/about-kenteiマイクロソルダリング技術資格引用:日本溶接協会数mm~数cmの部品をはんだ付けする、微細はんだ付けのことをマイクロソルダリングと呼びます。マイクロソルダリング技術資格は、その名の通り微細はんだ付けに関する技術資格で、日本溶接協会が主催するものです。取得できる資格には次のようなものがありますが、はんだ付け作業員向けとされているのは上級オペレータ(AOPR)とオペレータ(OPR)の2つです。それぞれ、AOPRが鉛フリーはんだの使用、OPRが共晶はんだの使用を想定しています。取得可能資格技術者(EEG)インストラクタ(INS)実装工程管理技術者(PEG)実装工程技術者(APE)インスペクタ(ISP)上級オペレータ(AOPR)【はんだ付け作業員向け〔鉛フリーはんだ〕】オペレータ(OPR)【はんだ付け作業員向け〔共晶はんだ〕】公式URL:http://www.jwes.or.jp/mt/shi_ki/ms/電子機器組立て技能士電子機器組立て技能士はこの中で唯一の国家資格で、特級、1級、2級、3級と4つの級が設けられています。特級は管理者または監督者、1級~3級はそれぞれ上級、中級、初級技能者を想定しています。なお国家資格ではあるものの、「技能士」という資格全般の認知度がそう高くないこともあり、電子機器組み立て技能士を取得したからといって就職や転職に繋がるとは言い切れません。実際に求人情報を見ても、これら資格を条件として提示する企業はごく少数です。そのためキャリアアップという目的での取得はあまりおすすめできませんが、純粋にスキルアップとして考えるなら、十分ではないでしょうか。公式URL:https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken.htmlまとめ今回ははんだ付けについて、基礎知識からコツ、スキルアップするうえで役立つ資格までご紹介しました。なおはんだ付けの資格に関しては、自身の学歴・経歴などによって実務経験が受験資格として求められることもありますので、詳細はぜひ公式の情報もご覧になってください。